カオール/アン・ジュール・シュール・テッレ | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

最近お気に入りのアルゼンチン・マルベック。
マルベックといえば、フランス・南西地方が起源と言われてます。

そんな訳で、今回はちょいと趣を変えてフランスは南西地方…その地方でも代名詞的な産地であるカオールのマルベックをいただいてみました。

アン・ジュール・シュール・テッレ

◆ヴィンテージ/2011年
◆種類/赤
◆タイプ/ミディアムボディ
◆生産国/フランス
◆生産地/南西地方、カオール
◆生産者/ル・クロ・ダン・ジュール
◆格付/A.O.C.カオール
◆セパージュ/マルベック(100%)
◆ALC/14.5%

色調は、輝きのある黒みがかった濃いガーネット色。
香りは、ブルーベリー、カシスの果実香、スミレやカカオ、コーヒーのニュアンス。
味わいは、穏やかな果実味と酸味、熟れたタンニンのバランス具合が心地良く、全体的に質感がきめ細やかで柔らかな口当たり。

どちらが好みと問われれば、現時点ではエレガントさと独特のミネラル感が感じられるアルゼンチンの方?かも知れませんが(笑)…カオール産もなかなか良いですね。