ヴィボ/マルベック | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

造り手の“ヴューマネント”は、チリで初めて(1993年)マルベックの品種名ワインをリリースしたワイナリー。

今回いただいた“ヴィボ/マルベック”(2008年)は、同ワイナリーの“アルゼンチン・プロジェクト”のワインで、アルゼンチンのウコ・ヴァレーの2区画のマルベックをブレンド…2007年が初リリースで、2008年が2度目のヴィンテージだそうです。

ヴィボ/マルベック

◆ヴィンテージ/2008年
◆種類/赤
◆タイプ/フルボディ
◆生産国/アルゼンチン
◆生産地/メンドーサ、ウコ・ヴァレー
◆生産者/ヴューマネント・ワイナリー
◆セパージュ/マルベック(100%)
◆ALC/15%
◆購入価格/2,980円

色調は、黒みがかった輝きのある濃いガーネット。
香りは、アルーコールの強い風味とカシス、ベリー、プラムの芳香…時間の経過とともに果実のコンポートされたニュアンス。
味わいは、最初は酸味と苦味が強く主張し、攻撃的な印象でしたが…徐々に濃厚な果実の凝縮感、アルコールのボリューム感、活発でありながらも滑らかさが増した酸味、コクのあるタンニン…それらがよく調和した“骨太”で“力強い”味わいに変化してきます。

今まで、そこそこのアルゼンチン・マルベックをいただいてきましたが、今回の“ヴィボ/マルベック”…何となくアルゼンチンと言うよりも、チリやスペイン的な“良い意味”で“泥臭くパワフル”なテイストのワインでしたね。

▶ 81 pt ◀