今回は、その1987年のヴィンテージをいただきました。
ちなみに、1987年は天候的に難しい年で、ボルドー産の生産量も少なかったようですが…その割に価格はお買い得な物が多くあるとのこと。
はっきり言っちゃえば…1987年、“玉石混交”のヴィンテージってことですな…(苦笑)

◆ヴィンテージ/1987年
◆種類/赤
◆タイプ/フルボディ
◆生産国/フランス
◆生産地/ボルドー、サンテミリオン
◆生産者/メゾン・リヴィエール社
◆原産地呼称/A.O.C サンテミリオン
◆葡萄品種/メルロー(85%)、カベルネソーヴィニヨン(10%)、カベルネフラン(5%)
◆土壌/石灰、粘土質の土壌と砂利質土壌
◆発酵/ステンレスタンクにて約3週間
◆熟成/オーク樽で18~24ヶ月間
◆ALC/12.5%
27年もの長い年月、眠り続けていたワイン…色調は、オレンジがかった古酒独特の落ち着きのあるレンガ色。
香りは、抜栓直後から濃厚なベリー系の果実香とアルコールの強い風味。微かにイチジク、腐葉土のニュアンス。
味わいは、香りからくるイメージとは一転して…甘味、渋味、酸味とも凝縮感がなく軽めで褪せた印象。試しにデキャンタージュもしてみましたが、変化なし…どうも飲み頃のピークは、完全に過ぎていたようです。