オラん家の初愛車は、マツダ R360クーペでした・・・・・。1960年代、ぢ~ちゃん(祖父)の友達が、当時マツダの代理店である自動車整備工場を営んでおり、その関係で、R360クーペがやって来た訳であります。
そのR360クーペの代替えに当たり、当然ぢ~ちゃんの友達の整備工場から、ファミリアを買わないか?という提案があったみたいですが、ぢ~ちゃんと息子(オラの親父)の話し合いの結果、トヨタ カローラを購入するという話にまとまったとのことです。そんな、当時のカタログです。このカローラは、2代目のカローラで、1970年(昭和45年)5月に発売となったモデルです。
そんな2代目カローラのグレード構成は、下から「スタンダード」、「デラックス」、「ハイ・デラックス」、「SL(スポーティ&ラグジュアリー)」の4グレードでした。
グレードにより、外装や内装の意匠が違っていて、特に上級の「SL」や「ハイ・デラックス」は、高級感のある作りとなっていました!
そんなグレード構成の中、当時の売れ筋グレードは、「ハイ・デラックス」!
「ハイ・デラックス」は、木目調インパネや、黒とベージュのツートーンシートを採用するなど、とても洒落た内装で、まさに当時の大衆車の中でも抜群の高級感を誇っていました👍
そして、2代目カローラのスポーティモデルが、「SL」! 親父が買ったのが、この「SL」でした。
その親父が乗っていた、カローラ SLの写真です。オプションのフォグランプを装着していました! 撮影した場所は、栃木市にある太平山の駐車場、赤ちゃんを抱っこしているのが、叔母(母の妹)、抱かれている赤ちゃんが、オラの妹です。
「SL」には、木目調インパネにタコメーターが装着され、ウッドステヤリング&ウッドシフトノブも装着、まさにS=スポーティ & L=ラグジュアリーなグレードでした!
「SL」には、1400㏄T-B型OHV ツインカーブレーターエンヂンを搭載! 95馬力を誇り、親父曰く、とても加速が良かったとのこと👍 ただ、親父の後悔は、ミッションが4速マニュアルの「TE20-SZ」型を買ってしまったこと。もう少し予算を出せば、5速マニュアルの「TE20-MSZ」型が買えたのに・・・・・。
そんなカローラに、1400SLからラグジュアリー装備を省き、専用スポーツサスペンションやラヂアルタイアを装着し、よりスポーツ志向に振った1400SRが、1971年(昭和46年)4月に追加となりました!
そんなスポーティな、カローラ 1400SL&1400SRのライバルが、日産 サニー GX! 2代目カローラと同じ1970年発売ですが、当初は1200GXのみの登場。でも、1200GXには、伝説の速いエンヂン、1200㏄A12型OHV SUツインカーブレーターエンヂンが載っていたんですよね👍 翌1971年にエクセレントシリーズとして、ブルーバードのL14型OHCを流用し、1400GXが追加となりましたが、やっぱ根強い人気があったのは、A12型の1200GXかと思います。
今の時代じゃ、考えられないCMですよね。良くも悪くも凄い時代でした、昭和って。