オラが、小学生の頃、同級生の裕子ちゃんのお父さんが乗っていたクルマが、スバル レオーネでした。2代目レオーネ AB5型です。裕子ちゃんのお父さんは、富士重工 宇都宮製作所に勤めていたので、ずっとスバルのクルマに乗っていました。裕子ちゃんのおばあちゃん(祖母)と、オラのばあちゃん(祖母)が仲良しだったので、たまに、裕子ちゃん家に行くと、この型のレオーネが車庫に止まっていたんです。そんな、2代目レオーネ AB5型のカタログを久しぶりに見てみました! 1982年(昭和57年)版のカタログです。
裕子ちゃんのお父さんのレオーネ、この個性的な形、ハッキリと覚えています! 昭和57年当時から、セダンに4WD、ターボ、ATの組み合わせを、実現していたレオーネ! スバルらしいセダンだったと思います。
「The Way of SUBARU」! 当時のカタログからも、走りのスバルのイメージが、ページを捲るたびに伝わって来ます!
SUBARU 4WD TURBO! ボクサー ターボ!! 当時の1800で120馬力は、充分スポーティでした。
セダンで4WD! 昭和57年当時は、FF(前輪駆動)も、一般ユーザーにやっと受け入れられ始めた時代、まだまだFR(後輪駆動)が幅を利かせていた時代でした。そんな時代に、4WD(四輪駆動)のセダン、其処にターボを搭載し、しかもイージーに運転できる「AT車」を世に出したスバルは、やっぱ先を見ていたんですね!! その「4WD・ターボ・AT」の組み合わせは「世界初」とのこと👍
そんな、スバルの卓越した4WD メカニズムです!
ボディは、セダン&ステーションワゴンでは珍しかった、サッシュレスドア。
インパネは、オレンジ色に輝く、スポーティなアナログメーター・・・・・。
ターボ車には、デジパネが、オプション装着できました!このデジパネが、またマニアックです!! タコメーターが、当時のトヨタ ソアラみたいな「発光ダイオードの光が流れて行く」タイプじゃなく、蛍光管で「数値」そのものを表示するタイプ。とても珍しいタイプのデジパネでした。
更に、イージー&カンフォタブルということで、デジパネを装着すると、当時の庶民の憧れ、電動窓(パワーウィンドゥ)も一緒に付いて来ました! このレオーネの電動窓は、昭和40年代から昭和50年代に良く見られた、運転席と助手席の間に4つの窓の開閉スイッチが付いているタイプです。今や、絶滅してしまった、電動窓スイッチの装着位置ですね。
そんな、レオーネ 1.8TURBO Automaticです!
ツーリングワゴンにも、1.8TURBO Automaticが設定されていました!
2ドアハードトップのRXも、設定されていました! RXはターボではなく「1800ツインキャブ(110馬力)」に、LSD、ベンチレーテッドディスクブレーキを装着した、硬派仕様でした!!
そんな、スバル レオーネ! 懐かしいですね。
当時のCMです!
令和の今では、街中で見ることは、滅多にありませんが、また見てみたいクルマですね!