なにやら恐ろしげなタイトルですが、
ちゃんとつじつまは合うんだなぁと言うお話です。
かつて、ボレリィ初代ボーちゃん♂はとってもヘタレでした。
奥さんはひどい鬼嫁でボーちゃんをバシバシひっぱたきまくり、
同居のトーマシーも殴って回る日々で、
ボーちゃんは痩せて頭が陥没して、なんとも哀れな姿になったのでありました。
この鬼嫁さんは、その後ボレリィ王様の側室になりました。
イケメンは好きだったらしいです(笑)。
ボーちゃんは危険な状態でしたが、単独VIP待遇にして回復させました。
ゆっくりブラインを食べさせ、梨乃のパパさんのアドバイスもいただいて、
当て馬には小さ過ぎるチビチビシシタ稚魚を入れました。
何とか威張る立場にしたかったのです。
口デカのアピストだったら食べてしまいそうな稚魚でしたが、
ボーちゃんは「敵」とみなしてこのお子ちゃまを追いかけ(普通、小さ過ぎる相手は無視するらしい)、
少しずつ男の子らしくなっていきました。
その後、ミクロソリウム混泳水槽で暮らしていましたが、
なかなか鍛えられて強くなったらしく、
餌取りも早くなり、かなり凛々しい行動が見られるようになっていました。
今回諸事情あって久々に鬼嫁さんと一緒にしてみたところ、追うわ追うわ!
男らしいよボーちゃん!成長したねぇ。
かつての鬼嫁、面影ナシ。
とにかく逃げ回っています。
お約束の避難場所、ブリラントフィルターのパイプ後ろです。
シェルターも設置したけど入りません。
(こういうことをしていて、爪の間に刺した(泣))
おかしい・・・こんなはずではないわ。
と言うか、私の子供たちはどこ?
元鬼嫁ちゃん、戸惑っています。
尾びれがボロッたので、元の水槽に戻しました。
少しの間ショック状態で流木下にいましたが、程なく出てきて元気にしています。
子育て中だったので、一旦引き離して大丈夫かという懸念がありましたが、平気でした。
元の平穏な日々に戻りましたが、彼女たちの認識ではどうなっているんだろうね。
わが子、ってわかるんでしょうか。
お母さんが帰ってきた、って思うのかな?
どうなんだろう。聞いてみたい。
それにしても、かつての2匹・ヘタレボーちゃんと鬼嫁さんを思い出すと、まったく嘘のような状況です。
お嫁さんを攻撃するボーちゃんの姿なんて、想像もできませんでした。
ブラインだって、隅っこで落ちてくるのを、ぼそぼそ食べていたのですから。
変われば変わるもんだ。
そう、物事はすべて、変化変転するのです。
こういうのが面白い。
アピストは面白いなぁ。
南米の熱帯魚を水槽の中に見つつ、
私の思いは、人の生にも広がっていく。
そして、ネグロのあの子を待っています。
そろそろ、おいで、ね。
さぁ来るかな~。ワクワク♪ぽちぽち♪
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