11月5日に発表された「T&D保険グループ 新語・流行語大賞」
ノミネート30語の中に、「古古古米(こここまい)」がランクイン。
(大賞は12月1日発表予定だそうです)
流行語になった理由は"味"じゃない?
実は、お米が美味しいかどうかより、この言葉が
"今の時代の空気感"を表していることが注目されていると感じます。
(個人的には「古古古米(こここまい)」美味しかったです)
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古古古米って、そもそも何?
古古古米は、3年前に収穫された政府備蓄米のこと。
年数が経つごとに名前が変わっていきます
- 1年目→古米
- 2年目→古古米
- 3年目→古古古米
この「古」が増えていく感じ、なんだかちょっとシュールですね![]()
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2025年、なぜ脚光を浴びたのか
今年は異常気象による不作や輸入米の価格上昇が重なって、
お米の値段が急上昇。そこで政府が備蓄米を放出することになりました。
するとスーパーでは早朝から行列ができて、古古古米が一気に話題に。
まさか「3年前のお米」がこんなに注目されるなんて、誰が想像したでしょうか。
笑いとともに受け止める強さ
この現象が興味深いのは、食糧や物価の問題を、
みんなが笑いとともに受け止めようとしているところなんです。
SNSを見ると「古古古米生活」「古古古米チャーハン」みたいな
ユーモラスな投稿がたくさん。節約やサバイバル的な状況を、
前向きに、時には面白おかしく語る人が多いんですよね。
深刻な状況だからこそ、笑いに変えて乗り越えようとする。
そんな"今っぽさ"がこの言葉には詰まっています。
おいしいご飯 タペストリー 屋外 ターポリン 黒色背景 ごはん 米 炊き立て お食事処 定食屋 食堂 ランチ 店舗看板 垂れ幕
時代を象徴することば
古古古米は、美味しいかどうかというより、
物価高や気候変動をリアルに感じた一年を
象徴するキーワードなんだと思います。
それを笑いに変えて、みんなで共有して、前を向く。
そんな今の日本人の強さやしなやかさこそが、
この言葉がノミネートされた理由なのかもしれません。
流行語って、その年の"空気"を切り取ってくれますよね。
古古古米という言葉を通して、2025年がどんな年だったか、
きっと後から振り返ることができるんだろうなって思います。
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