主治医は続けて「普通分娩だったら危なかったです」と言っていた。
主治医から、病室に通されたわたしへの一言はなかった。何もなかった。。。
メイが無事に生まれたこともあり浜松から来た両親は次の日に帰ると父から言われたが、わたしはとても体調が悪くて不安で母に「まだ帰らないで・・」と伝えたのを覚えてる。
もしかしたら・・・わたし・・・なんか體持たないかも・・そんな思いがあった。あの時、本当にそう思った。
母は、わたしの様子を見て感じ取ったらしく予定より長く茨城にいてくれた。それがわたしには一番の安心になった。
手術後の翌日。
夜中の出来事。
「左の足」を動かそうとしたら動かないことに氣が付く。一瞬「おや?」と思いまた動かそうとするが感覚が全くない。力を入れても足が全く動かない。
怖くなり慌ててブザーを押す。看護師が来て「左足が動かないこと」を伝えると慌てた感じで一度姿を消して。。。それから一度痛み止めを辞めてみるといった。
痛み止めが神経に当たってる?かもしれないといった。痛み止めをやめてしばらくすると「足の感覚は戻りホッとした」のは束の間で。術後の猛烈な痛みが来た。耐えられないので痛み止めを再開してほしいと伝えるも「主治医がいないので朝来るまで出来ない」と言われて。またヒロトの時と同じ痛みを味わう羽目になった。。。。
つづく