母の葬儀前に、葬儀屋から一枚の白い布を渡されていました。
白い布は、葬儀屋さんから
故人に伝えたい言葉を書いてくださいと渡されたものでした。
親戚一同、それぞれの思いを言葉にして書いていく中、わたしはどんな言葉を贈ればいいのか決まらずにいました。
ありがとう・・・
そんなものでは伝えきれなくて、
ただただ、ここにお母さんがいない。
それが、おかしいし寂しいという氣持ちでいっぱいで、どの言葉も噓っぱちみたいになってしまう・・・と思って書けずにいました。
ふと見ると兄が書きだしていました。
「世界一最高な母親だったぜ!」
そう書ききった兄を見て驚きました。兄がそんな言葉を皆がいる前でも書いたことも、兄が母にそんな言葉を贈る事も想像していませんでした。
兄は、母に最高な言葉を贈り
最高な言葉を贈られた母はにこやかに穏やかな氣もちで満足してるだろう。と思った。
兄も大好きなTQ皇帝塩