1997年頃のこと:
外資系化粧品専属メイクアップアーティストの時:
まだまだ経験の浅いわたしでしたが
都内百貨店:化粧品売り場からの入店依頼のお話も続々と頂いて仕事も軌道に乗り出した頃。
この日は、池袋西武の化粧品売り場:R(仮名:化粧品メーカー)でのお仕事でした。ご予約を入れて下さったお客様、市川様(仮名)のご来店です。
“初めまして”の挨拶から
“ご予約を入れて下さってありがとうございます”と
お礼の言葉を伝え“宜しくお願い致します”からのスタートになります。
お客様も初めての経験でドキドキしていますから、
お客様との目線を同じ高さにし、笑顔でゆっくりと言葉をかけていくことを大切にしていました。
基礎化粧品でお肌を整えながらコミュニケーションを少しづつ取り、お客様に“どんなお悩みがあるのか”を聞き出していきます。
市川様のお悩みは
・メイクの仕方が分からない
・いつも自信持てない
・何をしても映えない
・派手なメイクは嫌だ
・どんなメイクが似合うのか知りたいでした。
ご来店時、殆どメイクはされていなくて
お顔の表情も固くて無表情の印象が強かった市川様でしたが、お話を伺うほど『本当に変わりたいんです』という氣持ちは届いてきて『チャレンジしたい」という氣持ちも受け取る事が出来ました。
市川様のお氣持ちに寄り添い
あとは、わたしの腕の見せどころ。今日という日、
【1時間という貴重な時間を頂いたのですから目一杯頑張らせて頂きます】いつもこの氣持ちを持って仕事に励みました。
つづく
*今は、TQ皇帝塩入りのTQ塩石けんで肌を綺麗に仕上げその後は、TQアルカリ水素イオン水を原液のまま
惜しみなく肌に塗布するだけのケアです。
