アダルトの女優さんとメイクさんのわたし | 奇跡のてんこもり

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結婚出産後リウマチ発症とパニック障害線維筋痛症、10年の薬漬け人生を断薬する。結婚後アダルトチルドレンからの影響で病氣・家庭内問題・夫婦同居子育てに様々な影響が出た経験と自分の体感し克服してきた道のりのブログ

はなさかじいさん(会社名:仮名)の持ってるスタジオというかビルというか。

撮影場所は、大体、そこで行われる。

そのスタジオには檻もあった。

その中に女優さんを入れてパッケージ撮影はしていたかな。

このはなさかじいさんから頂いた仕事では、本番の撮影に私が入ることはまずない。

メイク直しも休憩中に行う。

大体、絡みあってるんだからメイクなんて次第に取れていくし。

絡み合った後は、お風呂に入るしね。

ある日の撮影では、妊娠初期の女優さんもいた。

むっすとした何処かつまらなそうな子だった。

早朝、寒い季節の中迎えの車がくるまでたばこをすっていたなぁ。

冷めたような、喜怒哀楽の薄い子だった。
妊娠していてもしなくてはいけない事情があるのかないのか。

 

女優さん達は大体が自分より若い子が多かった。

彼氏の借金返済でこの仕事してるという子もいた。

彼氏の借金なのに。この子が身体を売るのか。。。

そこにいちいち揺さぶられては仕事にはならないので

女優の子の思いを私は「うんうん、そうなんだぁ」と聞いてあげることしかできない。

撮影頑張ってね。頑張ったね。メイクさんとしてそのフォローをする。

そうかぁ。

その頃私はちゃんと、相手の思いを聞くということを自然に出来ていたんだなぁ。

と今再確認した。

 

そう言えば、女優さんにこんなこと言われた。

「メイクさんで、ちゃんとメイクしてる人初めて見ました。」

ほかのメイクさんと会うことがないから知らなかったけど。

人を綺麗にする職業についてるので

私が綺麗にしてないでどうするよ。

だから、朝がどんなに早かろうが私はメイクしていきました。

裏方でも、自分のきれいに保つ心は常にありました。😊