スウェーデン、オーバートーネオコミューン
はスウェーデンでも最も早くエコロジカルな視点で地域活性と
脱化石燃料を目指したコミューンで、子供たちの健康を守り、自然がどのようなものか、
人間とのかかわりをどのようにするかを考えているコミューンでもあり、
市民のエコ意識が明確であった地域のようです。
スウェーデンの北にある小さな街がか化石燃料を全く使わない街という
ビジョンを掲げたのは1980年代初頭。
そして2001年には自治地業務において100%脱化石燃料を達成
したのです。
オーバートーネオコミューンは
5つの地域暖房供給プラントによるプラントを木質燃料(ペレット、チップ)の
木質バイオマスに代替しました。それらは近隣林業と製材業の副産物でありました。
2000年には、
市民プールやヘルスセンターの熱源も木質バイオマスで
賄うようになり2001年には、5つの学校と高齢者施設も
木質バイオマスへ転換され、
2001年の終わりには、コミューンのすべての建物で
石油燃料の使用が止められ、
バスなども、エタノール、バイオ燃料へと転換されたそうです![]()
さらに財政でも、コミューンが負担した費用は、
2、3年で回収できてしまったというのです![]()
教育の面でも、学校にエコロジカルな建設法を採用。
地域で環境意識が高まり、自然と環境に配慮した建設が
選択されるようになっていたそうです。
オーバートーネオはビジョンを掲げる事により、
着実に脱化石燃料を達成し、
地域における環境意識をさらに高めることができたのです。
街の人々は街がエコロジカルな試みを果たしたという経験から
明るい持続的可能な社会を思い描いているでしょうし、
子供たちも、環境教育を受け、森と対話し、
自然との関係性と絆を深めているそうです。
日本にも、身近な林や森、山、海がたくさんありながらも、
自然との関係を築くまでの対話をしないまま、
大人になってしまう子供たちがたくさんいると思います。
幼少の自然との思い出は大人になってからの
自然との大切な接点だと感じます![]()
時々、自然へ出かけ森や風、水たちと触れ合うと、
とてもリラックスできるし、気持ちが良いだけでなく、
スウェーデンの人たちがエコロジカルなことに行動しようと
思う気持ちがわかるような気がしました。
さてさて先日東京で上映ガ始まった
ミツバチの羽音と地球の回転http://888earth.net/images/top/new_03.jpg
新潟でも上映会があるそうです!わたしも見に行きます。
万代市民会館で 鎌仲監督のトークショーもあるそうです。
2010年6月20日(日) 13:00~15:00/監督トーク15:00~16:00/16:00~18:00
万代市民会館403/404研修室(新潟市中央区東万代9-1)
大人1,000円(高校生以下無料)
当日直接来場またはシネウインドにて予約。