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Kai-cota-anとのblog

わんこと趣味やあれこれ

ラブ×柴の穏やか紳士な大型犬の海渡くん
(2021.11.27、18歳2ヶ月で虹の橋へ)

超ウルトラフレンドリー坊っちゃん柴の小太郎くん(2022.8月現在10歳)

元保護犬な『天パのお嬢さん』ビションフリーゼ琥珀(アンバー)さん(2022.8月現在5歳)

海渡が旅立って7週間

もう7週間…でもあり
まだ7週間…とも感じる。

海渡が定位置からいなくなった
リビングの空間に少し慣れた?

でも、2階で休む時
照明を消した後は振り返れない。

リビングのドアを開ける前は
やっぱり一呼吸が必要で

夕方以降の買い物など外出時は
リビングの照明はつけたまま


毎日のように話しかける。

海渡、早く帰っておいで
パピーはダメだよ
父ちゃん母ちゃんの歳じゃ
パピーとは最期まで暮らせない
大きい子もダメだからね
母ちゃんが抱っこして走れる
小太郎サイズ前後に変身して
早く帰っておいでね
ちゃんと『海渡だよ』って
わかるように合図してねetc.

海渡はどうするのかな?
またきっといつか会えるよね?

そう信じて
これからの毎日を
父ちゃんと小太郎と頑張る!

たまには夢に出てきてね
夢の中でハグさせてね

海渡、ずっと大好きだよ!
初めてのワンコが海渡で
母ちゃんは幸せだよ

海渡、ありがとう!





19年前の今頃
私は病院のベッドにいた。

いや…廊下を歩いていた?
外売店前のベンチにいた?
要は、入院していた。

持病的なモノがあり
不定期に発作で入院加療し
『もう限界じゃ!』となって
計画手術を予定していたのだが
術前検査の予約1週間前に発作

で、夕方に緊急手術。
腹腔鏡下で開始したけど癒着強く
出血コントロールが難しくなり
開腹となり…てな手術で入院。

に至るまで
私も父ちゃんも担当医も
激おこ案件あれこれだったのは
また別の機会に…


父ちゃんの治療中でなくて
良かった…の思いが1番
これで不定期発作に怯えずに
暮らせる安堵にハイテンション

で、手術翌日には立ち、歩き
翌々日には相部屋に移った。
毎日ひたすらに歩行リハビリし
師長に『怪獣並の回復力』とww
お墨付きを頂き、予定よりも
5日早く退院となって…

母が1週間位いてくれて

春から夏を過ごし
晩秋に海渡と巡り会い、お迎えし
傷の痛みは、まだあったけれど
手がかからない、小熊風な海渡に
癒されながらリハビリ。


今から思う後付けだけど
あのタイミングでの手術は
海渡と出逢い、迎える為だった?
そんな気がするし、多分そう。

海渡がいなきゃ傷の痛みを理由に
私は引き隠っていただろう。
海渡の成長に励まされ、癒され
お散歩を楽しみ、回復出来た…と


手術の傷は、今もくっきり残り
腹筋断裂してるから、ちょっと
捻っても強ばり引きつるけど
その度に『大丈夫?』って顔で
私を覗きこむ海渡が思い浮かぶ。


海渡の18年は
父ちゃんと私の回復期と並走で
その長さと濃さを、再認識…

本当に、言い尽くせない位
海渡の存在は大きいなあ…
お庭には先日の雪が
まだしっかり残っている。

…真南なんだけど?


多分、この10年位で1番?
小太郎をお迎えし、2頭引きの
お散歩が出来るようになった冬

ドカッと雪が降ったのだが
…うちの前で30cm以上な記憶…

その時
海渡はラッセル車のように
胸元で雪をかき分けでズンズンw
コタは、ドルフィンジャンプww

あれは足の長さの違いだよね
なんて、笑う父ちゃん


淋しいし悲しいけど
日常のヒトコマから、海渡との
思い出に結び付き、それらは
必ず笑い話になる不思議


切なくて苦しいけど
それを含めて、幸せだったなあ…

きっと季節が繰り返す度に
折々に思い出し、語り、笑える
笑った後、また淋しくなるけど


絶対に忘れる事はないし
忘れたくないし、忘れないけど
2年に及ぶ介護の大変さよりも
海渡がまだ若く元気だった頃の
あれこればかり鮮明に思い出され
淋しいけどほっこりもしてて


夜、寝室に向かう時
リビングの照明を消すのは躊躇う
消した後は、振り向けないけど…

リビングのドアを開ける前は
毎回『海渡、いないよ』って
自分に言い聞かせなきゃだけど
でも、定位置に海渡がいない…
ってズキン…チクン…キュッって
痛むモノがあるけれど