我が家の次男ワンコ
柴犬の小太郎13歳
パピーを卒業した頃の事
右眼に違和感があり、検査した結果
若年性の白内障との診断が。
年齢や経過、血統などを精査して
遺伝性だろうと診断され、それ以来
進行を遅らせたら…と、点眼薬での
経過を観察し続けて来た。
いつしか右眼の眼圧は40前後になり
疼痛症状が出てない緑内障となり
追いかけるように、左眼の眼圧も
20を超える事が増え、かつ白濁も。
可能な限り、左眼の視力を守るため
点眼薬を増やし、回数を増やし…
右眼の眼圧は40前後、左眼は20を
維持して来たのだけれど
春先、台所にいた時、侵入して来て
私を見上げた小太郎の左眼に違和感。
金色に光って見え、うっすらだが
ベンツマークが見えたような…
※白内障の瞳孔には、光るベンツの
マークに似たモノが現れる事がある
初秋、リビングの家具や壁を失念し
ぶつかりかけたり、ぶつかったり…
でも、お散歩はスタコラご機嫌。
2階への階段は、ゆっくり昇るが
降りる時、躊躇う事が増えて
今現在は昇降どちらも抱っこに。
眼の事がわかってから、小太郎が
過ごす部屋(リビングと寝室)は
家具の模様替えはしていない。
天パのお嬢さんのサークルくらい。
むしろ今現在、サークルを辿って
移動する時の目安にしている様子。
でも、リビングから玄関ホールへの
ドアを失念し、横の壁や空調機に
やたら衝突する事が増えた。
が、ご飯の台もお水の台もわかるし
ベッドも、光合成(日光浴)する時
お気に入りの場所もわかっていて
眼の事がなかったら、13歳のシニア
ゆっくりのんびりだね…位かも?
時々、呼びかけた時にあらぬ方を
見つめ、シッポを振っているのが
どうにも飼い主は胸が痛む。
1週間位前、右眼表面に赤い線が
稲妻の様に走っていて、もしか…
ついに緑内障の最終段階になった?
と、受診した所、擦り傷みたいな
表面の傷を修復しようとした血管で
擦り傷のケア(点眼薬)で大丈夫と。
問題は左眼。
白内障→緑内障な右眼は眼圧40
いつもなら20前後な左眼は60!
更に、表面に白くモヤっとした白点
それが見え難い視力を邪魔していて
本人(本犬)は、鬱陶しいだろうが
点眼薬を継続以外、手はないと。
手はあるけど、小太郎の年齢や
両眼の状況から、メリットよりも
デメリットが大きく、余計な痛みを
与えるだけになるそうで…
いずれ、右眼は摘出が必要かも…で
もしかして、左眼も…左眼の方を
先に…って事もあるかもしれないが
幸い、そこまで痛みはなさそう。
小太郎は、暇潰しで手足をガジガジ
噛む事があるが「やめてね」とか
「手なくなるよー」で止める。
目薬をした後、顔洗いするように
手で拭こうとするが、その時でも。
先生と相談して「やめてね」でも
止めなくなった時、目やにの色が
黄色や黄緑(いわゆる膿)になったら
即連絡して、次の手を相談する事に。
今は【見え】に波があるようで
ぼんやり見えるタイミングもあって
先生が大好きで(診察台は嫌い)
診察室に呼ばれると、シッポも
お尻までプンプンに振っていたし
待合室でも、ボク、ココニイルヨ
って、アピールしていた小太郎が
見えないタイミングだと、待合室で
全身ブルブル震えて、先生の声にも
反応しなくなるのが切なくて…
診察前は、先生にじゃれまくり
「はいはいwwわかったからww」
ってのが必須だったのに、固まり
ブルブル震えてる小太郎の様子に
先生も「治せなくてゴメンね。
切ないね…」って。
ありがたい事に、眼以外は問題なし。
年齢なりにヨボって来てはいるけど
困った事に、長男ワンコの海渡
彼を基準として考えてしまうのだ。
海渡が13歳の頃
階段3〜4段は飛び降りてたし
昇りもダッシュしていたし
車に飛び乗っていたよね…とか
(15歳まで↑こんなだった)
まあ、海渡は例外
大型犬で、要介護→寝たきりになった
16歳1まで、足腰以外は全く問題なし
召された18歳まで、前朝も完食して
お水飲むー!トイレするー!
チッチ出たー!なんて、やっぱ例外
コタはコタ
海渡とは違うんだもの。
見えなくなったならサポートする。
少しでも居心地いいよう過ごす為に
出来る事は、何だってするだけ。
痛い、苦しい、辛い…がないよう
それだけ