※発生9月30日23時~
※沈静10月1日2時頃
※覚書の為、発生日時にて記載
この日この時間が
海渡の旅立ちになるのでは!?と
超絶焦ってビビった事案の覚書。
海渡がスヤスヤ気持ち良さげに
夢の世界を楽しんでいたので
先に私ら&コタの晩御飯を済ませ
コタの夜散歩を済ませた午後10時半
(コタは、食べたら出す外派)
海渡が目覚め、チッチ出たよ!
お水飲みたいし、腹減った!と。
日中は、私のワンオペだから…と
在宅時は、父ちゃんを率先して
海渡のサポートをしてくれていて
この日もそうだった。
海渡が要求アピする声や仕草が
コタは苦手で、どんよりするから
父ちゃん在宅時は、私がコタ担当し
イチャイチャや遊びを仕掛けたり。
海渡のご飯が始まって程なく
『ちょっと海渡が変だよ!』と。
見ると、手を突っ張りハヒハヒと
息苦しそうに喘ぐような感じで…
一瞬、以前からの痙攣発作のよう。
が、どこか何かが違う。
ガツガツ調子良くフードを食べて
いきなりこんな風になった…と。
誤讌?!
慌てて海渡の背中と胸元を叩き
喉をさすりながら呼び掛ける。
下肢麻痺で力ない下半身に
異変で硬直したような上半身。
抱き起こそうにも、崩れるけど
上半身を脇に抱えて浮かせて
更に背中と胸元を叩き続けた。
目が虚ろ。手が伸びて痙攣。
息をしたいのに出来ないような。
マズルを掴み、上向きにして
鼻から息を吹き込んだ。
そうしながら、父ちゃんに
病院へ電話するように指示出し。
呆然と座り込み、おろおろする
コタを制してしただけだから…
電話を指示しながら
『ヤバッ!木曜だわ!』と、焦る。
木曜は副院長が休みで、水曜夜から
金曜の朝の診療開始まで、時間外の
連絡は次男坊に繋がるから…
海渡の下肢麻痺の検査を思案中に
院長、副院長の意見も聞きたいと
10年以上、海渡を診て下さってる
院長、副院長の意見を聞きたいと
院内セカオピをお願いした事から
私ら&コタまで鬼無視な次男坊。
案の定、電話に出たのは次男坊で
『誤讌なら、自分で咳払いして
吐き出すか飲み込む以外、何も
出来ないから、様子を見て』と。
何と言うか…責任とか手間を嫌う。
熱意とか愛情思いやりを感じない。
臨機応変なく、教科書が絶対…
父ちゃんに、夜間救急を調べて!
と、言いながら、寝かせた海渡を
トントンしながら、口角から水を
垂らしてみたが、口を閉じたまま
舌も動かさない状態に焦る。
噛まれる覚悟で、口を上下に
こじ開けようとしたら、ペロッと
舐めてくれたから、マズルを起こし
前歯の隙間から水を垂らしてみた。
数回ペロペロし、ゴクッと飲んだ?
が、すぐに虚ろな目、チビペロで
ダランと脱力…意識ない?寝た?
『ちょっと父ちゃん!チュール!
匂い嗅がせて!舐めさせてみて!』
恐るべし…チュール!
鼻先に寄せたら、匂いを取り
ペロ……ペロペロ…開眼!
チュール1本を舐めたら、お水を
要求し、満足そうに寝た(泣)
素人判断だけど、誤讌ではなく
フードを喉に詰まらせた?
叩かれたり、水を垂らしたりで
詰まりに隙間とかが出来たから
呼吸が出来るようになり、自力で
お水を飲めて、詰まりが解消?
呼吸困難は短時間ではなかった分
体力を消耗し、詰まり解消の安堵で
ストンといきなり寝落ちていた?
実際、痙攣する程に呼吸困難で
危険だったのは間違いない。
とりあえず、いつも通りな呼吸で
休めている事に安堵した。
その後、1日1時頃に覚醒し
腹減った!水を持て!と、怒りw
水分たっぷりふやかしたフードを。
で、落ち着いてから怒りが!
私は昼、ふやかしフードをあげてて
その方が食べやすいみたいよ?と
父ちゃんにも伝えたが、父ちゃんは
カリカリを途中給水させながらで
大丈夫だと、譲らなかったのが
今日は、途中給水のタイミングを
間違えた(本人の弁)と言う事(怒)
父ちゃんは病気治療で、唾液腺が
潰れ、味覚を消失した経験がある。
喉を火傷したようにもなっていて
小魚の骨がチクチク…な違和感から
鯨の骨が貫通かのような痛みだと。
唾液腺も味覚も、8~9割回復し
喉の痛みもなくなったけれども
口腔の渇きは日々変化していて
水分を欠かせない毎日。
なら、海渡がカリカリを食べる時
水分の必要が誰より判るはず。
なのに、どうせ途中給水するから
ガツガツ食べてる間は良かろ?と
食事前の給水要求をスルーしたと
落ち着いてからの振り返りで判明。
あれこれ言っても伝わらない。
『喉に張り付いたりの大変さは
父ちゃんが誰よりわかるよね?』
『介護って、効率的な工夫は
いいけれど手抜きはダメやん?
父ちゃんのは手抜きだよ』
父ちゃん、しょんぼり…
無事だったから言えるけど
9月30日か10月1日が見送り日に
なるのでは…と、焦ってビビった。
18歳だから、いつ何があっても
その時を迎えてもおかしくない。
覚悟出来てるつもりでいたけど
全然ちっとも出来てなかった。
でも、呼吸困難で苦しみながら
旅立たせる事を回避出来た事は
本当に良かった(泣)
でも、怖かった(泣)
改めて、海渡への向き合い方を
見直して考え直さねば!
と言う、決意の覚書。