2025年 8月28日 11登板目 VSレンジャース
5回1失点 9奪三振 渾身の投球を見せた 749日ぶりの勝利だった
長い道のりだった 去年はリハビリしながら打者として大活躍
50-50達成 2冠王 惜しくも打率は逃したがMVPとなった
チームはワールドシリーズを制した
素晴らしい選手としてスーパースター唯一無二の選手として称えられた
だが一刀流だった
そして今年 大谷君は投手の刀を持って二刀流を復活させた
今年の6月17日が久しぶりの投手復帰戦だった その時は3回だけを投げた
あれから2か月と11日 スターターとして11登板目の8月28日
初勝利となった 文章で書くのは簡単だ 大谷君の気持ちになってみれば
それはそれは言葉にできないほどの嬉しさだろうと思う
喜びというか達成感というか なんて言えばいいんだろ 安堵かな ホッとした
試合後のインタビューではいつも通り淡々と答えていたけど、それは表向きだ
内心のこみ上げてくる感情は筆舌に尽くしがたいものがあったはずだ
それは下↓の動画の彼の涙を見れば分かる
もらい泣きしてしまったな やっぱそうだったんだよな
君は決してユニコーンなんかじゃない スーパースターだけどそうじゃない
純粋に野球を愛しているただの野球選手の一人にすぎない
上手くなりたいの一心でここまで来た とんでもない所まで来てしまった
あまりにも凄すぎて周囲は唯一無二と称える
大谷君は驕らない いたって普通だ まだまだ上手くなれると思っている
ここが頂点じゃない 頂点の意識がないのかもしれない まだまだ先がある
苦しかったし不安もあった 以前のように投げられるか 葛藤が胸にずっとあったと思う
だけどそんな思いは表に出さず、人知れず努力を重ねた そしていつも笑顔を忘れない
けど今日は万感胸に迫った
男は泣かぬもの
僕らの世代はそうやって教えられた 泣いてたまるか
なんて渥美清さんのテレビドラマもあった かなり古い
が、女は泣くもの 男は泣かぬもの だから弱い女は男が守るべきもの
子供の頃から大人たちにそうやって教えられた 婦女強姦なんてもっての外だ
男の風上にもおけない、勘弁ならねーてなもんで男の当たり前の常識があったが
この頃は訳の分からない男どもが増えて全く嘆かわしい 無抵抗の女の人を刺すかぁ
話がずれた
ホントは女の方が強いんだけどね
男だって泣く 人間だから 感極まる時がある
苦しさなんかでは泣かない悲しさも我慢できる
それでも泣いちゃうのは人の優しさや思いやりや真心を頂いたときに、
感謝の気持ちが胸に溢れてきたとき 泣いちゃうのよ
大谷君もきっとここまで来れたのは周囲の人たちの支えだと感じたからだと思う
もちろん自分も頑張った よくやったとも思う
けどそれだけじゃ泣かない
大谷君は今年女の子が生まれた 家族の事とかいろいろないまぜの感情が噴出したのかも
この辺はよく分からないが、彼は泣いた 今後はちょっと見れないと思う
翔平永遠なれ
栄光の架橋 / ゆず 2004年アテネオリンピック 男子体操団体 金メダル
爺になると涙腺が緩くなる
なんて昔おやじが言ってたな
ホントだ



