※追記2011.12.13※

この記事は現在公演中のロッキーホラーショーの感想ではありませんのでご注意下さい




さてさて、今年も残すところあと2ヶ月となりました!<早っ


今月、私の行く舞台は…



スタジオライフ 「真夏の夜の夢」


しかも、終演後のトークショー付きですが、何か問題ありますか?<また嵌りに行くようなもんですよソレ



マズイわ。

奥様、惚れたら辛いわ。

<それが怖くて我慢してたのに


ついに、あるお友達と出会い。

ついつい、チケットをお願いしてしまい。


そう、すべては出会いがあってこそ。


舞台も人も、これだから楽しいし、人生何があるかわかんないもんです。うん。



ってことで、あともう一つ、舞台のお喋りを。



実は、12月に横浜でやる舞台が気になってた私。


そう、アノ劇団☆新感線を主宰する古田新太が主演で、


あの、ロッキー・ホラーショー をやるんだよね!



行きたい、行きたい~~!<じたばた


だって、私達、ロッキーフリークな世代なんだも~~ん!


初演の藤木孝さんの網タイツの御足の素晴らしさ!ストイックな色気と美意識。

次代ローリー寺西くんの、多彩さと狂カリスマ!歌ももちろん文句ナシ。


どちらも何度も見ましたよ。<通い倒した~


ってことよりもなによりも。


やはり、語らねばならないのは。


私達ロックミュージカル世代のまさに教典としての


映画「ロッキー・ホラーショー」です。


あの、16歳の夏。<何年前かは言わないのね


高校生になったばかりの私が、早朝からお小遣いを握りしめて向かったのは…


そう中央線の渋い駅!<笑


今は無き古き佳き映画館「三鷹オスカー」だった…<3本立てだよコアなんだよ


もちろん、駅前のリトルマーメードで美味しいパンを買い漁り、1日中映画館に籠もる準備も整って。

鞄の中には、ママの目を盗んでくすねてきた


生米一握りと、100円ライターと、新聞紙。


どーして、こんなもんいるかって?


だって、これ全部。映画見ながら使う、ロッキーフリークの三種の神器なんだもん!


知らないなら、見れば解る。


どうやら、アメリカの映画館(や舞台?)で実際にフリークな観客がやっていたのを、日本でも駐留していた米兵が見に来てやり始めた?か、何かじゃないのかなとは思うけど。




とにかく私が見始めた時は、もうすでに、フリークの皆さんは、客席には座らず、一番前のコンクリートの床に体育座りで並んでた。<コワ~


夜の部、特にオールナイトでは、もちろん外国人がい~っぱいで、いろ~んなヤヴァイもんが…

<さらにコワ~なので朝しか見に行けない


ってことで、みんなで結婚式のシーンでは、一緒にスクリーンに向かって生米を投げ付けてお祝いし。


森の夜道で迷うシーンでは、一緒にライターの火を掲げ。<今なら消防法違反でブタ箱行き


雨の降る冒頭では、一緒になってもちろん新聞紙を頭から被る。


もちろん全曲英語で一緒に歌って踊るのは当たり前。


今、マンマ・ミーアなんかで展開している、客席参加型?の走りなんだと思うけど。

それをミューの舞台じゃなく、映画館でやっていたことがスゴイと思うよ。

<三鷹オスカー素晴らしい!フォーエバーラブ!


舞台の宣伝に先日、トークバラエティーに出た古田氏がいみじくも言って居た言葉。


「俺達ロッキー・フリークの教典をその目で見ろ!」


本当に、この一言に尽きると思う。


あれは、まさしく16歳の私の教典だったのだから。


そして、その濃い、ゲイとフリーS○Xとロックとドラッグと栄光と廃頽と虚無に満ち溢れた2時間の後…

<それ16歳でガン見かいっ



もっと怪しい、兼映の「博士の異常な愛情」か「時計仕掛けのオレンジ」か「天国から来た男」のどれかを2本も見て。


ふっらふらになって家に帰って、ニコニコと「ママただいま~~!」と言うのは辛かった。

<だって友達の家で勉強してることになってる爆


この切ない苦しい気持ちは古田さんなら分かってくれるはず!

<ありがとう!行くよ行くよ二月のサンシャイン劇場には絶対行くよ


思えば、人生の旅を始めたばかりの女子高生が、真っ暗な中で生米投げてたなんて…


最高じゃないか!


恥ずかしいほど、まったく悔いはないんだ。


ロッキーフリーク、それは幸せな人の別名。






行って参りました、国立劇場@10月12日


やっぱり歌舞伎は素晴らしい!


歌に踊りに衣装に装置、色恋、SF、ヒューマニズム!

若いの渋いのスターがゴロゴロ、季節味溢れるお弁当までご用意されちゃってるんだぜ!


エンターテイメントの全てが詰め込まれ、人間の欲っちゅう欲が全部満たされる。


は~歌舞伎が好きでよかった!年取るんだって怖くも何ともない。

だって、朝からココ(劇場)来て、1日遊んで帰れるんだから。


4時間は長いと言われるけど、歌舞伎って一幕ごとに10分15分と必ず休憩。

そして35分のお弁当タイム。<爆


無料の休憩所もあるし、持ち込みだってもちろんおっけー!

季節の贅を尽くした豪華幕の内を楽しめるレストランもあるし、もちろん席だってたくさん種類があるし。


つまり、お金のある人もない人も、体調の良い人も悪い人も(トイレが近いご老人も!)それぞれが存分に思い切りエンジョイできる仕組みになってるんだな。


ってことで。歌舞伎ラブを叫んだところで本題に入りましょう。<大爆


菊五郎さん、本当に前から歩いてくるだけで心が凛とする、素敵!<ファンだろお前ファンだろ、笑


外連味溢れる、ヅカより凄いスペクタクルなガガ様風衣装も圧巻。

今日の朝日夕刊の劇評、児玉氏の「伝統を軽視」的な発言が片腹痛いわ!


常に新しいことこそ歌舞伎の神髄、挑戦こそスターの証!

伝統守るんなら年中やってるよ!


幻想の世界、妖術譲りの衣装も装置もラスベガスのショーのよう。


菊之助ちゃんのバテレン風の黒ブーツにブラッディーレッドのビロード衣装でディズニーランドよりクルクル回ってる!


そこに真っ白で頭に稲妻載っけた菊五郎さまが、白い狼に乗って宙を舞う~~!


これだけでチケット代元取れたような気がしたのに。

すぐ後に展開する仇討ち話、盗賊、色悪、さっすがの悪党菊五郎がやっぱりイイ~。

<やっぱりファンだろファンだろ


松禄さん、(おじいちゃまも生で見てる自分に驚くよ)本当にイイ声の役者になったよね。

菊之助、これから私が死ぬまで見る団菊なんだから、その美しさにもっともっと磨きを掛けて精進しておくれ!<優男、実直はよかったけど妖艶さも頑張れ~


ってところで、今回の演目、なにげに時蔵さん、主演みたいに良かったよ。<えええっ

武家の奥方から盗賊の姐さんへ、人殺しの悪女と、別役じゃなくて全部一人の女。


「その時々の想い人に、縋って生きるも女の道」


この一言に深~~く頷いた。


好きな男に縋るのも、強さがなくちゃ怖くて出来ない。

男を信じて、動かして、この世を回しているのが女。


本当に「出来るイイ女」を体現してみせてくれた時蔵さん、素晴らしかった、ありがと~!


若い男を誘惑する手管、女の意気地、マジ勉強になりまっす。爆