さてさて、久しぶりの観劇は最近お馴染み天王洲アイル銀河劇場で。


「9to5」ってことは、あのシーナ・イーストンの名曲「モーニングトレイン」がテーマの映画「9時から5時まで」のオフブロードウェイ版。

(音楽は映画とは違うけど、どのナンバーも楽しくて良かった)


3月18日の千秋楽公演を最前列で観劇してきました。

<首痛いぞ近すぎて


主演はこれがミュージカルは初舞台の日本を代表する元プリマドンナ草刈民代さん。


脇を固める、と言うかコレ3人のOLの痛快コメディーだから、あとの二人は今をときめく女芸人の友近さんと元ヅカトップの女優、紫吹淳さん。


友近さんも本格ミュージカルとなると初舞台かな?


ってことは、リカちゃん(紫吹淳さん)いろいろと…お疲れさま!

<でもきっと楽しかったね爆


そして、天敵のエロ社長、エロ社長(大事なので2回言う)に石井一孝さん。


いろいろと正直、不安定要素のありまくりな舞台だったから、ありがとう、いてくれて!


しかも縛られてツルされて、フライングまであったぞ!滝○革命か!

<や、ちょっとだけです


しかもエロなのに、カッコイイんだけど。<ああっファン満足


で、草刈さん。

確かにニンは合ってるんだよね。

周防監督も例の映画で「コメディーの中にスッといる彼女」を撮りたかったんだと思うし。


コメディエンヌの才能もあったんだと今回は発見したし、歌もかなり大丈夫な感じ。

(まだまだだけど少なくとも音は大外しはなかった)


ただ、いきなりの主演は…可哀想だよね。


台詞の量が半端無いんだから、演劇初心者にはキツイの仕方ない。

正直、後半息切れというか、演技そのものはどんどん良くなるのに台詞を果てしなく噛みまくる…しかもキメのイイトコロで…勿体ない!


主演で話題作に、って意図はわかるけど、ここはコメディエンヌ草刈民代を誕生させるためには脇役で何作か舞台経験を積んでからのほうが良かったんじゃ?

(これなら紫吹さんの役でやっても良かったよねぇ)


ただ、堂々踊りはもちろん良かったし、一芸に秀でた人だけが持つ「のびしろ」を感じさせてくれた。これからに期待大。


そして、コメディーならお手の物!に見える芸人、友近さん。

洋物だから気を抜くと声が例のビバヒルネタのキャサリンになっちゃうし、さじ加減が難しいよね。<笑


しかも、巨乳でセクシーダイナマイトの役。<笑


ゴメンナサイ、その巨乳はいいんだけど、そのウェストではちょいとセクシーとは…ううっ…


台詞で「みんな私の身体目当て…」みたいなのが出て来るたびに、う~ん、となってしまって…勿体ない。<爆


前半はこんな感じで取り澄ました役柄だから、弾けた良さを出せずに終わったけど、変わって後半、社長を締め上げ活躍しだす頃から調子が出て来てイイ感じに。


マジに芸人封印して頑張ってる感がヒシヒシ伝わって来て好感が持てた。

しかも歌はプロだもんね。

これからもっとボイトレして、ミュージカル発声というか、シングアウトするトコロでも響いて聴かせられるくらいになったらもっと良くなると思う。


話題性だけで終わらせないで、こっちでも引きが来るように頑張って欲しいな。


リカちゃんは、もうそのブリブリシャネル系のスーツお衣装、多分本人気に入ってると思う。<爆


こういう役、やりたかったんじゃ?<やりたいよね可愛い人妻


夢のシーンでセクシーな女王様が降臨するし、ラストの社長監禁場面では、まさかのSM?!じゃないけど「石井さんをあんよで踏み踏み」なファン美味しいシーンもあってコレも良し!歌もセリフも可愛い役だから高いキー、頑張ってた!

<冒頭の影ナレ部分に多少、聞き取りにくい箇所もあったけどこっちの心の準備も問題だったかも



時間的には1970~80年、セクハラや女の自立が目新しいテーマになってた時代。

日本なら完全昭和の頃のお話しだから、タイプライターとか、ファンションも懐古的、サイケもアリ、保守的もアリ、で観てて楽しい。

ただコメディーなんだから、演出上もうすこ~し大爆笑のシーンがあったら良かったかな。<翻訳物の辛いトコだけどいくらでも膨らませていいのにね


あと細かい事だけど。

「すべての帳簿にアクセスできます!」ってのは、この時代にはないセリフだよねぇ。

<これは意図的なのかそうなのか?


前半のテンポが後半に比べて少々緩いのが気になったのを除けば、ほぼ満足。

そだそだ、アンサンブルがすご~く良かった!ダンス良し、コーラスも分厚いし、このカンパニーまじ楽しそう。


でねでね。


今回の一番の収穫はね。


石井は石井でも石井一彰クン。ブログは→コチラ


私は観れなかったけど、この前の城田ロミオでマキューシオの大役を射止めたシンデレラボーイです。


若い会計士役で年上の女性に恋をする…そう、草刈さんを口説きまくる役!

ノーブルな王子様でお歌上手いぞ!


声がイイヨね~~♪や~らかくて、真っ直ぐで。



いわゆる「優男」を素晴らしく優しく演じててホント綺麗~!


しかも品があって媚びてない。←ココ、これが役者の大事なトコ


ちょっと!キスシーンぐらいあってもよかったのに。

<奥様ご不満だよオイ


見せ場?のバレイジャンプ?のトコロで、見事に転けてたけど、アレ千秋楽のお遊びかと思ったらマジ転けだった模様


最後のカーテンコールで、一番端にいたんだけど、隣の人と繋いでない方の手、白くて綺麗な手をギュっとグーに握ってるのがと~っても可愛かった。


まだ若いからこれからが楽しみ。

<綺麗な男は正義


ひょっとして私、マズイな、またイイ男見つけちゃったかも。<アレアレ







まさか、こんなにオヤジのケツに感動する日が来るなんて…<ええっ

そう、トランシルベニアから遙かン万光年、宇宙の果てのこの地球で、25年も待っていた!
私の人生を変えた映画、そしてその舞台「ロッキーホラーショー」が、ついに私のもとへと帰って来たんだね!


主演のフランク・フルターを演じた古田氏(まさにこの役をやるためにあるよな芸名)が計らずもパンフに書いていた「…のようなもの、が本物を演っちゃダメだよね」という言葉。

この、似非、エセ感があってこそ!


だからこそ本物なんだ!


だってコレ、出来た時から「ニセモノ」なんだから!


「B級カルト映画」と呼ばれて久しいけれど、ファンにとっては「カルトって何ソレ」だよね。


ただずっと、好きでいるだけ。


全世界のごく一部のそんな人々に、こんなにも愛され続ける作品の中に、どのアカデミー受賞映画よりも大事な「真実」があるように。


古田フランクには、真摯なる畏れと敬意が溢れ、それと同時に「偉大なるケツの穴」(俺が新しい本物やっちまうよ!の潔さ)があったことに感動した.!


いのうえ演出のロッキーは、作品への真摯なオマージュであって、新たなる一歩であって、いわば我々世代の(これで育った若者の)答えでもある。


と、偉そうに言ってる場合じゃない。<いろいろ語りたいがもうどうでもいい


なんだかね、つまり、ありがとうって素直に言いたいのよ!<泣いちゃう


昔、大事にしていたおもちゃを、大人になってから大勢で寄ってたかってバージョンアップして大人買いして、もう一度、遊びに耽ってるみたい。<可愛いぞ!これに関わる全ての人が


そんな舞台、見てる方がつまらないワケないよね。


ちょっと長くなるけれど、藤木さんの日本初演もROLLYの最初の舞台も、全部見ている私がちょいと新フランク古田ver.を語ってみましょう。


※ここから先はちょっとどころか史上最高に長いですので要注意、明日仕事のない方のみどうぞ


会場入って、可愛い小悪魔?ファントムちゃんたちが売って回るのは特別な(公演パンフ写真仕様)パッケージのポップコーン。

<これは昔はパンフだけだったような…


一個500円でも、売れるたびに大声で「こちらの素敵な男性がポップコーンお買い上げ下さいました~~!」の声と拍手に釣られポツポツ売れ始め、最後にはそれこそ飛ぶように売れて会場の空気は早くも一体感でヒートアップ。
<これはもう作品への愛、贔屓にご祝儀ご祝儀!


ちなみに、この売り子さん達とは、最後にロビーで記念撮影が出来ます。<笑


少し暗くなった舞台のスクリーンには「携帯の電源をお切り下さい」の注意とともに

水・火・米・などのご使用はご遠慮下さいの文字が。<こんなの出る舞台普通ないよないよ


そして、この売り子さんが導入のナンバーを歌い始めると、もうそこはロッキー・ホラー・ショーの世界!
<さぁガサゴソ小道具出して準備だ


私、ROLLYは最初の公演しか見ていないので何とも言えないんだけど、その頃はまだ100円均とかなかったから、たぶん今回からだと思うんです。


ライターじゃない、(ペン)ライトが客席にあるのは。<爆


言わせて貰えば…どうせやるなら色付きはNGだよね。<ええっ

だって、遠くに見えるあかり、灯なんだから。←ウルサイ姑みたいだな

まぁ細けぇコトは置いといて、この日の公演でも、ほぼ10分の一ぐらいの客席でペンライトが見られて良かった~。


で、肝心の私はと言うと。

なんと、ご一緒してくれた若い劇友(新感線も一緒に行ってくれてる)が、今回、ロッキー初観劇なのにもかかわらず、私の意向を汲んで「蝋燭型のペンライト」を用意してくれました!

凄い、コレ、これだよ!私の求めていたライトはコレ!ありがとう~~~!<素晴らし過ぎる


で、生米ってどこで投げてたんですか?と彼女に聞かれて思わず力説。
<もちろん冒頭の結婚式のシーンです!


それから、道に迷って車から出るシーンで、ジャネットと一緒に新聞紙頭に被るんだけど、これも数名はいたのでビックリ。<ライトはあっても新聞まではどうかと思ってた

実際のとこ、やはり劇場だと、大きな新聞紙は後の決定的な邪魔になるし、個人的には、初観劇の方への配慮でなるべく小さめにして欲しいかな。<姑2


それをやるなら、まず、一番前の床に体育座りして迷惑にならないようにやらなくちゃイケナイのよ!
<30年前の映画館では爆


つまり、生舞台では無理ね。


でも、本当に時代が変わって、ペンライトを掲げることが出来て、本当に幸せだった。(*^o^*)





◇ ◇ ◇



まずは新しいブラッド、中川倫也クン。
フレッシュフレッシュ~~!映画のイメージだと凄く背の高い、ボーッとしたイケテナイ時のクラーク・ケントなんだけど。

中川クンのブラッドは猛烈に可愛いよね!<奥様すこぶる好印象

文句無いです、歌も上手い!


そして、何よりひん剥いた目がデカイ。<ココ、肝心ですよ

なんせ黒いあのロイド眼鏡の奥から、宇宙規模の驚愕と困惑と、フレッシュな若いリピドーを迸らせなくちゃならないんだもんね。


可愛いジャネット嬢、清純純潔でも実はしたたか。<初演は夏木マリ御大

「女」のいろ~んな表も裏もある、つまりちょいと押しの強い、その…処女だけど耳年増みたいな…<私の中だけでどんな体だソレ

笹本玲奈さん、沢山見てきたけど、ここでもまた一皮剥けたかな?次はもっともっと、マリ様並に押し出し
ちゃって下さい。<爆


あ、笹本さんの子供時代の声楽とピアノの先生に、私、昔、コーラス指導受けてました!←あソレマジどうでもいいね


お次は、怪演の極み、のようなリフ・ラフの役は、岡本健一さん。

舞台役者として、もう素晴らしいキャリアだけど、ここまでの怪物は初めてなんじゃ?と思う。
<ジャニなのに

そしたら、途中ナンバーでいきなりギター抱えて、激しいソロを弾きだした~~!


ま、まさかの男闘呼組!

こんな所でこんな扮装で、これも、間違いない洒落た演出だなっ。<美味しかったです


何が感動するって、この話。
最後の最後、リフラフの一言、フランクとの関係についての台詞(バレられないけど)この叫びにすべてが集約されてる。

宇宙も地球も滅びも繁栄も、最後の最後には個人の感情、関係から始まっていることなのだと気づかされる。


そして最後にはみんな、あるべき場所HOMEに帰ってゆく。

狂乱があってこその解脱と帰還。

全てのものが許され、帰って行く場所があるってこと。


なんだか、今回、この舞台のラストを見ていて。
25年前の若い時には気づくことの無かったことにハッとした。


もう、今では私自身が、その「全てが帰る場所」になっているんだわ!


あの、濡れた映画館の冷たい朝のコンクリートに座り込んで生米投げてた女子高生が社会に出て、結婚して、子供を産んで、年を取って、今は「誰かが帰る場所」になっている。


退廃と似非と自虐と倒錯、悪意と善意と羞恥とバカ騒ぎ、こんなもん見て青春始めた私達の世代が、今は世の中の中心で。

大事な何かを守っていて、そしてあの時と同じ灯もちゃんと掲げていることが素晴らしい。


やっぱり、考えさせられる、人生を変えるからこそのカルト作品なんだな~としみじみ岡本リフラフを見て思った私。<それだけ迫力があったってことで


あと、なんと言ってもコロンビアのニーコさん。

コロンビアって、唯一、正しい愛を持った人物として描かれてる。<宇宙人だけど

とてつもなく優しくて、無償の愛を持っていて、私が一番スキなキャラ!

ニーコさんの、これもまた一つの名怪演、言うことない。誰とも比べらることさえ憚られる圧倒的なコロンビアだった!


そして、映画版フランクを狙って演じたいとパンフで言っていた古田新太さん。


腹の出たオヤジフランクは日本初!
狙ったみたいにしょっちゅうお客にお尻向けるのはどうして!<爆

しかも、そのお尻がまだ微妙に垂れ切ってなくて中途半端に若いのが困る。<ええっ


その黒と赤の2ver.のパンツにうっかり萌えちゃうじゃないか!


この前の「鉄骨番長」が私の初古田だったわけですが、そのときの似非韓流スターのどうして君を好きに
なってしまったんだろうみたいな歌と花形満みたいな髪型にただただ爆笑したわけですが。
<長いなあまりに長いフリ


いきなりセクスィな今回のおケツ赤と黒(スタンダールもビックリ)の男盛りの艶っぽい色気にヤラれて、うっかりモヤモヤ目が平尻に釘付けになっちゃったじゃないか!
<長いよあまりに長いコクリ


藤木フランクの退廃耽美、ROLLYフランクのキッチュな若さ、そして古田フランクの無敵な貫禄!

日本にやってきた3人のフランクにはそれぞれの素晴らしさがあり。

その中でも狂った客席を仕切らせたら、古田フランクが宇宙一だと思うわ。<楽しすぎる


2階のお客を座ったまま(危険のないように)熱狂させ、一階のお客を瞬時に椅子から飛び上がらせ腰を振らせる実験は千秋楽まで成功し続ける。


そして、死ぬ程楽しそうにギターをかき鳴らすエンディングのROLLYエディー、それに対峙する古田フランクを、一体となって盛り上がる舞台を後から暖かく見つめる瞳があることに気づく。


あぁ、私の初代フランク、藤木孝さんだ。


藤木フランクは時を越え、その顔に素晴らしい年輪を刻み、完璧な美しさを保ったままナレーターとしてそこにいて…


でも、その狂乱を見る瞳は、どう考えても初代フランクとして存在していたように思う。


遠い宇宙を、長い時を越えて、舞台を見つめているような瞳だった!


いや、本当はもうその一言一言に、舞台の最初から胸が詰まりそうに嬉しかったよ。
教授じゃなくて、ずっと出ててくれる、ナレーター素晴らしい、よくぞ初代フランク藤木さんをキャスティングして下さった!<あ、勿論、教授の右近さん歌上手すぎで超迫力あった~。


ま、藤木教授でそのおみ足網タイツを今一度見せて頂くのも良かったかも知れないけれど。<爆


長い感想の最後には、訳詞、ROLLY寺西氏に拍手を捧げましょう。

彼がフランクを一番回数演じたからこそ出来たことが沢山あったと思う。

映画に慣れ親しんだコアファンにも、初めて聞いた若いファンにも、心地よいくだらなさとワクワクと爆笑をくれる素晴らしい訳詞。<これはCDになってて嬉しいよ


パンフに至っては、ロッキーホラーショー百科事典みたいになってる贅沢な作り。
大和和紀先生のインタビューまで載ってる見事なお遊び振り。


古田さんのロッキー原風景がはいからさんの漫画のお遊びページに書かれたフランクの絵だったとか。
ここら当たりが、古田さん私よりほんの数年若い!当時まだ映画館へ自分では行かない、小中学生だったってことだよね!

一部の映画館でやってたディープな見方なんか知らずに、漫画に描かれたフランクの妖しい姿に驚いてたなんて。(もちろんその後で二本立てをご覧になったそうですが)


妄想するに、そこら当たりの温度差「好きだけど、夢中になってやっちまってたわけじゃない」
この微妙な感じが今回の大物フランク像には良かったように思う。


まさに、一人に一人づつのフランクがいるってこと。


B級映画、二本立て。


それ以上でも以下でもないことを忘れてはいない。

素敵な3番目のロッキーホラーショーだった。



あ、ココまさしく素人が書いてますんで、詳しいレポ希望のコアファンの方はどうぞニヨニヨ読んでってね。<笑


思えば、萩尾先生のトーマが舞台化、しかも男性だけの小さな劇団の旗揚げってことで相当話題になってて私もずっと気になってて…


しかし、当時まさに人生で一番いっそがしい~~次期&四季嵌りの真っ最中。<ああっ

熱狂的なファンが多く当時からチケ難だったし、てな感じでなんとなく縁がないまま随分時間が経っちゃった。


当時の及川健クンの美麗なトーマポスターとかはもちろん演劇雑誌などで良く目にしてたから、月日を経て、目の前至近距離で見るホンモノはインパクト大、つかフェアリー全開でおっそろしいぞ!<むしろ妖○の域


休憩中にパラ見した、前の「トーマの心臓」パンフの中の綺麗なオレンジピンクの額に縁取られた及川さんの制服姿は…


今でもこの世のモノとは思えぬ純真無垢さだった。<ええっ


もぎりから、物販から(この日は岩崎大さん!)すべてを全員でこなすとこもイイ&ファンを離さない。

まさに演劇の基本、3日やったらやめらんない役者稼業の元の元がちゃんと出来てて素晴らしいな!


演目はシェークスピアの祝祭喜劇「夏の夜の夢」


夢のお話ですから、ドッタバタもドッタバタ。

何でもアリの世界を手を叩いて喜んで見るのね。


この日ものっけから、妖精の女王ティターニャ(林勇輔)さんが、バルコニーの手摺りの下から足を踏み外しかけて思わず「とっても怖かった~~」のアドリブ。<場内爆笑


しかもその後の客席降りで出て来る所で「私は落ちない」で二段オチ。<松竹新喜劇並の基本技


可笑しみ溢れてて、スピード感も半端無いし、セットが高いわポールは上まで数メートルも登るわ飛び降りるわ、こりゃ大変でしょう体力的に!<さっすがオトコだらけの劇団だ


テニ○ュよりひょっとしたら、いや間違いなく体力使ってるよコレ!

<ベテラン女優?さんたちも全身で飛ぶ飛ぶ~


及川さん、随所でベテラン女優とか、いい年扱いてとか、お肌の曲がり角とか、楽しそうに弄られまくってたけど、その及川さんの可憐なハーミアが、バルコニーに飛ぶように駆け上がり、その向こうにまたポ~ンと飛び降りてゆく様はまさに圧巻。


男優さん達の(身体中に痣を作りつつの)熱演、高い身体能力にも参ったけど。


スタジオライフの「女優陣」に、どこの劇団よりも素敵な躍動感を感じたことに驚いた。


で、もちろん劇中劇もあり、後半の半分近くが客席通路を使って縦横無尽に繰り広げられる感覚。

歌アリ、踊りアリで何コレ美味しい、ファン感謝デーみたいになってるじゃないの!

(しかもこの日は終演後に、歌シーンだけ繋げてダイジェストでお届け、なショーまで付いてたよ)


コレ、好きな男(男優)さんがいたら楽しいだろな~。


なんとか一座みたいな舞台と客席の心の距離の近さ(紀伊国屋ホールの実際の距離も近い)チケの価格設定もイイ、高校生から女子大生(学割?)オバサンまでファンの幅広さも人気の凄さを物語ってるよ。


あ、私は正直、松本慎也クン狙いで行ったんですが

<爆狙うって何を…


で、キタ~~!客席降り、私のすぐ横を何度も通ってくれて…ああっ!


思った通りの冷たい美しさ。<ツンだよツンだよ


世にも美しいヒポリタ姫を気高く、儚く美しく演じていて大好感。

真っ白なローマっぽい衣装と高く盛った鬘が美しく、手に持つ足枷の鉄球までが絵になるな!


何よりあの鼻っ柱。<高い鼻梁って言え自分


整ったあの鼻っ柱は美しかった!


でもね…でも…あのね。


超個人的なこと言えばね。


最初にやっぱり「トーマの心臓」とか、来年の「OZ」とか、シリアスもんを先に見るべきだったよ…ora

ソレ見て、誰かのファンになって、その美しい芝居にギュルギュルしてから、これ見たらもっと爆笑だったに違いないのに…


ご一緒して下さった、コアファンのお友達にいろいろお聞きしたところ、また新しい子を入れて、成長を待ってからトーマじゃないかな~って…


う~ん、そうならこれもご縁の不思議。

巡り合わせが整わない時は焦っても仕方ないので、首を長く気を長くして待つことにしよう。


もし、また見る機会がなくてもそれはそれ。<若い女の子みたいにバタバタしない


年を取ると、この潔さも観劇の楽しみですらあるんだな。<爆


そうそう次期公演「OZ」に客演される某俳優さんが見に来てて、ロビーで私のすぐ隣でお茶飲んでてカッコ良くて…←そっちか!