現在、天王洲アイル銀河劇場で公演中の「Thrill me」

アメリカで起きた誘拐殺人事件を元にオフブロードウェイで初演された話題作ってことで…

知ってはいても、今までなかなか一歩踏み出せずにいた私を、今回連れ出してくれた友人にスペシャルサンクス!いや~イイモン観た!重いテーマを思い切って観て良かった!

あまりの嬉しさに、ビールで乾杯しちゃったw



カンゲキしようよ!


内容は衝撃的で、クスリのようにジワジワと効いてくる。
大手プロダクション系のリピーターを喜ばせてくれる企画が満載で
上手に盛り上げてくれてるのも楽しいな。

もちろん初見、主演は小西遼生×良知真次。
<通称Cペア

※コアファンの皆様のように一挙手一投足を細かくレポってるブログじゃないんでご注意下さい。


◇ ◆




17日のマチネでしたが、ちょうど二人がエンジン掛かってアクセル踏み込む感じのイイトコ見た感じ。
<初見がコレで幸せだった

特撮で有名なアクションがっつり「牙狼」の長身、小西遼生クンと。
ジャニから劇団四季と渡って来た良知真次クンとのコンビは、ビジュアルはもうベストな組み合わせ。

なんてったって、グッと来るこの身長差ですよ!


<得難い萌えと御利益が

裕福で知能も高いユダヤ系少年達が、ニーチェの超人思想に耽り、最初は窃盗、放火、とスリルを求めて最後は誘拐殺人まで引き起こす狂気の物語り。

のようでいて。<ええっ

実は、裁判を受けてからの長い長い30年の愛の物語りでもあるんだよね。
そして、ラストシーンを終えてからも観た者の中で続く、永遠の物語りであることが戦慄だ。

一番の狂気は「愛」そのもの。<コワっ


完全なるサイコパスであると同時に愚かな若さを持て余す「彼」と。

ただ「抱き締めて欲しい」と願う「私」

興奮は欲望を加速させ、二人の血の契約により、完璧な夜が訪れる…

傲慢な「彼」に振り回されているようでいて、実はグイグイと迫っていってるのは「私」だ。
良知クンの「私」は、身体の中に大事なモノを抱いて生きる、芯の強さを持っているトコロが良い!

冷たい仕打ちを受け、簡単に身体に触れさせても貰えない「私」の矜持、消えそうなプライドに泣けるよ。

もちろんミュージカルだから、全編がお歌。
歌唱力が無いと辛いけど、私はこの二人の歌声は好みだった。

台詞と歌うのと、「声質」がハッキリ変化する人よりも、ナチュラルに(いかにも発声じゃなく)しゃべるみたいに歌う感じ。
スッとメロが始まるので、構えずに歌詞が入ってくるよ!

得意な踊りも一切無い、衝撃的な作品で当たり役が出た良知クン良かったね~。

そして、終演後。
ロビーに出ると、お嬢様方が一目散にリピーターチケ(ロビーでしか買えない割引値段の残席)に群がる姿が!


もっとスリルを!

と、求めるのはいつだって私達女なんだね。

ドリンク付き、お食事付きとかで、終演後の方がBARに長蛇の列。
<休憩無いから終わってから

ちなみに一番並んでるのが、ロビー限定スリルミーがちゃがちゃ(キャストの缶バッジ)マシンですw

そして、ピアノ一本のみでドロドロした物語りを伴奏し続ける、素晴らしい脅威の音楽は譜面になって売られてる!私、コレ弾きたい!マジ欲しかった!8000円!<ムリ


仕方なく美麗男達の連なるパンフ(と言う名の写真集?)を買って大満足。
<1500円お得だよ!


あぁ、コニの逝っちゃってる目、らくだ色のスーツにヤラレまくる。
<正直、コレ目当てだが大満足

最初に、自室のベンチタイプの椅子に寝転ぶシーンがあるんだけど、上の方の席からだと、寝姿までバッチリ見えるんだよね!鼻の穴まで見えちゃうよね!<オペラグラスでぇ~

何より、のっけから二人の(彼からの)噛みつくような生チューに心臓掴まれ…

最初はコニが右からグワッと来て、首を回すみたいに今度は左にグワッ、っと返し技を見せといてまた右に…(角度が変わる度、良知クンの口は切なく半開き)


「これでいいだろ…」の、ご褒美のキスだよヲイ!



犯罪の約束と引き替えの、冷たい口づけは痛み。



スポーツカーのお歌もイイ。

<柔らかく誘う言葉は甘い毒

その後、眼鏡を重要アイテムにして、事件は大きく真相に迫ってゆくわけで、観客も二人の運命に翻弄され、吸い込まれて行くんだね。

私が何故か一番泣けたのは、護送車の中で向かい会う二人のシーン。
やっと「私」の手の中に墜ちてきた「彼」が堪らない!

そして、「99年」へと続く、二人の世界にまた泣くんだな。

あぁコレ、アレだ。


お前100までわしゃ99まで~~~!

←言いたいが絶対に言っちゃイケナイ典型



つか、彼ったらまた刑務所でやらかしてんじゃん!
最後の最後までソレか!

ナニゲにプリズンブレイク!アンダーグランドホテル!私が観たいトコそこなんですけど。
<違う舞台でやらないか

ハァハァ、奥様落ち着け。

ちょっとスリルがあり過ぎるこの舞台、1時間45分休憩無しで息も出来ない。

スタオベだったこの日のカーテンコールは3回、最初はツンデレ合戦だったけど、最後は小西クンがガシッと肩を組んだところで良知クンが後ろ手のVサインで消えてった!<遊んでる

再演あったら缶バッジ買うわ。<笑





※追記 

なんだか初見でわからん記事書いてスミマセン。いくつか間違い訂正しました。




カンゲキしようよ!




たまには映画のお話も。


ってことで、年末の話なんですが…笑


話題のレミゼ映画、見ましたとも!ボロボロ来ましたよ!

<名曲だけでももうねうわ~~ん


舞台も何度も見て、全部わかったつもりでいたのに、また新たな映画の世界で泣かされちゃったじゃないのっ!<生きててよかった


もう、舞台見るたびにあと何回泣かされるのか…と思いつつ、見てたけど、コレもきっと何度も見ちゃうんだろうなぁ。BLで。<ブルーレーイだよ爆!


実際に演技しつつ歌う収録って、音的にどうなん?と思っていたけど。


これぞ音響発達の凄さ、スタジオ録音とかわらぬ、いやそれよりもリアルな息使い、舞台より生々しくて感動しました。


主演のヒュー・ジャックマンは、映画より先にオフ・ブロードウェイで出たミュージカル役者さんだそうで。


実は私、数年前まで(舞台のオスカーと言われている)「トニー賞」の授賞式の司会をやってる彼を生中継で見るのが楽しみだったんです!


今や大物になっちゃって、もうやらないだろうけど、毎回、「何で僕がノミネートじゃなくてココで司会してるのかわからないよ!」

と、ベタに笑いを取ってて好きだった!


ここ数年はwowowでもトニー賞は中継ナシ、BSのNHKかなんかで録画が見られる程度になっちゃったのが淋しいな~。


その年の舞台のダイジェストが生で次々に見られるし、スゴイ人がゾクゾク出てこんなに面白いショーはないんだよ!

またやってよWOWOW!金払ってんだから!

<アカデミーだけ中継するんじゃ勿体ない



ちょい脱線しましたが…


ヒューの小劇場での代表作は「ボーイ・フロム・オズ」つまり実際の彼と同じ、オーストラリアから来た男。


これ、実物の音楽プロデューサーのゲイの男の半生を描いた舞台なんだけど
(一度、ライザ・ミネリの夫だったこともあるからバイか)

私、これ日本版の主演がV6の坂元クンのを見て内容は知っています。


ヒューの幕間の客席弄り(数名を舞台に上げていろいろ歌わせたりいじったりする)が超有名だったんだそうです。<爆
そして、開演に遅れてきた男性客を指差して「ハニーいいよ、今夜は許してあげる、その代わり電話番号を楽屋に置いて帰って」など、ゲイのお約束な応対で笑わせたりしてたそう。


あぁ、見たかった~~。


ま、本人はれっきとした愛妻家で超有名!大の親日家で富士登山までするナイスガイですけどねっ!<ツイッターもフォローすると楽しいよん


ラッセル・クロウもオージー男だし、気が合って撮影楽しかったんじゃ?と思いますが、舞台人ではないので、そのあたりが批評家からは…て、ことかな?

私も身体の割にどうしても(舞台人ばっかり見てるからか)声量が比例してないことに違和感が…<爆


でも演技は鋭い眼光、ラストの迷いも良かった。

なによりパツパツの軍服がナイスせくすぃ~。


エボニーヌの子も上手でしたね~!

(ここで一番泣けちゃうよね~)


髪を切られ、歯を抜かれ、のアン・ハサウェイはもう直視出来ないくらい辛い気持ちになったけど(こっちが年取って母になってるから余計にね)闇の時代、生きて行くのも辛い時代がつい数百年前までどの国もそうだったのだと思うと、人間のと言う生き物の、女性の持つ強さにグッと来る。


最後にね、舞台にはない、地下下水道のシーンが出てくるんですが。

汚物にまみれたヒューが超カッコイイんですが。


私はここで何故かふと、子供の頃に読んだ「ああ無情」の暗い影絵で描かれた挿絵を思い出したんです。


シーンが、光の具合が、あの挿絵のまんま。

きっと翻訳されてはいても、挿絵はそのままだったんだと思うし、世界中の子供達が何十年間もの間、読み続けていたに違いないあのぶ厚い本。


子供の頃に読んだものは忘れない。


名作ってそうゆうもの。







カンゲキしようよ!


国府弘子さんのトリオが毎年多彩なゲストを迎えてのコンサートはもうクリスマスの恒例イベントになっとるな~!

今年のゲストはなんと、低艶音の歌姫ケイコ・リーと30年以上前からイケメンチェリスト溝口肇。

行かなくちゃ!

セットリストまでは書ききれませんが、印象的な競演をちょっと書いてみましょう。


幕開けは毎度お馴染み、弘子さんのPソロでコンサートタイトルにもなっている「アンフォゲッタブル」を。

ボーカルが入ってないのもイイヨね。
(入ってるならナットキングコールだよね)
それからお得意の縦型タイプのピアニカを使った曲を続いて一曲。

楽しい雰囲気が盛り上がったところで、あとはすぐに溝りんとトリオのメンバーを呼び込んでの演奏開始。

今回、なんとベースの八尋さんが急性ヘルニアで緊急入院で代わりに、やじま裕治さんが参加。

なんと前日のリハからのマジ緊急ピンチヒッターだったそうで…

そうは思えぬ堂々たる演奏&グルーブ凄かった!

まずは「エスパス」(宇宙の意)溝りんのオリジナル曲。
無限の広がりがあって良い曲だわ。

続いて「世界の車窓から」
これも溝りんのオリジで超有名な5分番組のテーマソング。
実は12秒しかない曲だったのが、あんまりリクエストされるので10年くらい前に一曲に仕上げたそうな。
すごくこれもスケールが大きい曲になってて感動した!

生世界の車窓、恐るべし!

しかし番組は回数的にはそろそろ一万回を越えそうなモンスター徹子ルームには、惜しいことに千回ほど及ばないそうで…上には上がいるもんですね。

そこから数曲、太く響くチェロの音色を楽しみました。<うっとりねっとり

チェロって脇役でも主役でも色っぽいったらないわ~。

<いつも私が素人チェロさんの伴奏してるからなおさら爆

続いてのゲストは、待ってました!の、ケイコ・リーさん。
もう、スリムなボディーにボンバーなバスト。<ソコか!
もちろんデコルテは限界まで開いてる、だんだんと裾で濃いグラディーションになってるチャコール色のドレスが似合ってセクスィ~。

1曲目は11月にリリースしたばかりの、スタンダード&デュエットアルバムから「Somewhere」
ウエストサイドストーリーの冒頭の、トニーの歌う良い曲だよねぇ。
男声のキーだと思うけれど、ケイコさんのハスキーな声にぴったりですごく良かった。
ジャズのイメージだったけど、ミュージカルというか、歌曲のような歌い上げる曲も素敵だな。

弘子さんとの掛け合いで「Smile」これも、今の時期、今の私、今の時代に明かりを灯してくれるみたいにナイスな曲。力をくれるわ。

あと、マイケルジャクソンの「I Wanna Be Where You Are」
<だったと思うがちょい自信ナシ間違ってたら訂正ヨロ

休憩を挟んで、ドレスも黒のこれまたセクスィーなのにチェンジ。
溝りんもラフなジャケットから蝶ネクタイのサッシュベルトのフォーマルにチェンジで再登場~。

溝りんとフルメンでジャズの名曲「フィーバー」をたっぷり。
ソロ回しも楽しいし、これはマジ心地よ~し!


ケイコさんも元ピアニストの腕を披露、弘子さんの隣にスッと座ってまさかの連弾!凄かったよ!

弘子さんの「スターランド」これも何度聞いてもじぃんと来るんだよね。

チェロの音色を生かして、低いケイコさんの声も生かして、となるとアレンジも自然にナチュラルになるのか、いつもより超技巧で丁々発止というんじゃなくて、すご~くゆったりと良い具合に優しい。

あとはアンコールまでの数曲はあっと言う間。

すごく癒される10thアニバーサリーのコンサートだった。

そして、ラストにこれまた恒例のクリスマスプレゼントの抽選会。

弘子さんがチケットの半券を引いてくれて…

なんと、通って苦節数年の私に当たった!
1000人キャパの小ホールとは言え、たった10人だからかなりのラッキー。

全員のサイン色紙と弘子さんからの小さなポインセチアの鉢植え。

なんだか、今年の運を使い果たした感はあるけど

ま、もうあと少ししか今年ないからイイかっ!
<今年もイイコトづくめだった

気が付けばもう年の暮れってことなんだ。