2012年の初演ももちろん観ています。<その時の私の感想はコチラ 

この日、私はダブルヘッダー、紀伊国屋ホールのスタジオライフの終わりからすっ飛んで行って観て参りました。<日本橋三井ホール

目出度く再演となった幽霊船の物語り。
再度、乗船してきました~~♪<犯人知ってるのにw

ま、藤沢先生も「犯人知ってる人が大半」って言ってたくらいファンの多い作品です。
<リピーター多数

今回は何といっても山寺宏一さんの警部。
石田彰さんの精神科医。

キャストを変えての再演は、味がまた全然違って面白かった。
比べることは無意味だけど、こうも違いが面白いと、聞き(観)比べたくなっちゃうよ!どっちもイイから!

今回はプレイボタンの発売で、録音が聞けるからまた再演があったら、そんな楽しみもあるね。
本当にこの作品が残って聞けるのは嬉しいです。<平田さんのも残ればよかったのにぃ

山ちゃんの警部はね、人の良さというか、喰えない刑事(デカ)でもあるのに、木訥でズルイよね!
<わかってるけど上手いよね

石田彰さんのお医者さんは…ちょっとスカした感じがイイ!
冷たくて、計算高くて、理詰めな感じで、でも何というか艶っぽくて。
<私、正直、大ファンで…あの、その…CD相当持ってて…ああっ

でもこっちこそ「喰えない男」なんだよねぇ。

この二人が、やり合いつつ、良いコンビになってゆくってとこに萌…<ああっ
最初の依頼の強引さとかね、もう、山ちゃんの演技が太くて、石田さんがツンデ…<ああっ

紫吹淳さんのルナは初演と同役。 
二重人格の男役も含め、もはや狂った演技は天才的!
東宝衣装さんでのお衣装新調もファン嬉しいよね!
<さっすが東宝さんコスチューム揺るぎない、喪服も豪華なドレスだよ

フワッと狂う。

その瞬間が凍り付くわ。<サスペンス~

演奏陣もサウンドシアターではキャストの大事な一員です。

美鵬さんの鳴り物にはヤラレルよね!
今回も、グラスをステアしてカランカランと鳴ったとたんに鳥肌立ったわ。

で、始まるパブのお店のJAZZがす、す、すばらし~~~!
土屋さんのバイオリンにももちろんヤラレルんだけど、再演では伊藤さんのピアノが凄すぎて、ちょっと息出来ない瞬間があった。

ここだけでも、ほっっんとうに観る価値ある。

プレイボタンでまた、この演奏も何度も楽しめるのが嬉しいな。

次作も決まっているみたいなサウンドシアター。
不思議な藤沢ワールド、またもや声優さんスゴイ人出るし!楽しみです。







さて、そろそろトニー賞の発表の時期が近づいて参りましたね!
久々にWOWOWで中継してくれることになったので嬉しいな~~!
司会はもちろん(私の)ヒュー・ジャックマンですよ!<トニー賞におかえりなさい

巧みなジョークと誠実な人柄で盛り上げてくれること間違いなし!
<オバマのように○郎のお寿司を残したりしないw

お鼻の皮膚ガン再発がとっても心配だけど、彼の元気な姿が見たいし、ブロードウェイ舞台人のパフォーマンスが何よりたのしみな私です。

そうそう、「ブラックメリーポピンズ」もそうだし、「スリル・ミー」もその流れだし…
いつの間にか(ブロードウェイ作品やトニー賞をチェックすると共に)韓国ミュージカル作品を一番先にチェックしなくてはならない時代が来てるんですよね。←奥様完璧な乗り遅れ

韓流ブームK-POPブームと同時に、韓国に舞台だけを観に行くファンの人が多いのもわかる。
完璧な鍛えられた肉体(フォルム)とビジュアル(イケメン)と、圧倒的な歌唱力。
千年の昔から、芸能(人)はそっちのほうから…ゲフォゴフォ!

なんだかその(金になるものへの)嗅覚そのものがどん欲で素晴らしいなぁ、今もホントに勉強になるよね!

ソウルまで行って…なんてことは出来ないけれど、何をやってるかぐらいはチェックしとかなきゃ。<今は便利に目の前の箱がいろんなこと教えてくれるしね!笑

で、私が今一番気になってるのはコレ↓

うっわ綺麗~~~♪誰もしらんけど芸達者揃いなんだろな~。


そう、元は昔映画になってた「プリシラ」です。
すでに舞台版は世界中で上演されているけど、アジアではやっぱり韓国が先か。
ドラッグクィーンの切ないロードムービー、あれをどうやって舞台にしてるんだろ?

人生を見つける旅、70年代のディスコな洋楽に乗せて(←またディスコか!ニューヨークニューヨークか!ジャバジャイブか!マハラジャじゃないな!)ってだけでも絞られる。

ほらほらキャッチーな名曲揃いだよ。

・愛はかげろうのように(シャーリーン)
・ゴー・ウェスト(ビレッジ・ピープル)
・恋のサヴァイバル(グロリア・ゲイナー)
・ママ・ミア(アバ)

とかいろいろ、もっともっと全曲歌えちゃうよなセットリスト。<そんなお年頃に乾杯

何といってもこの最初の曲「I've Never Been to Me」が万感胸に迫る…
<ここで上youtube参照

ああオカマ人生の儚さ辛さ!<大爆

もちろん、それだけじゃない、生きる者すべての人の応援歌に聞こえてくるから不思議だよね。

そうそう、コレって日本では、なんだかまったく歌詞の内容を変えちゃって王道ラブソングにしてカバーした「LOVE IS ALL ~愛を聴かせて」とかうタイトルで(椎名恵さんのヒット曲)で知ってる人が多いかな。<苦笑

自由を愛して遙々ここまで来た、砂漠に立つあの二人を日本でも観る日が早くくればいいなと願って。

ゲイものでもラ・カージュよりもっとチープに、ってのがまたイイ。

B級映画、それは素晴らしい人生の縮図。

場末の…wじゃなくてもいいからどこかの中か小ホールで、日本でもやって~!w



全国津津浦々の蘭とむロスで腑抜けの皆様!
その美しい魂と涙は天に向かって浮遊し始めた頃でしょうか。
<どうかお身体気をつけて、心からお見舞い申し上げます

こんな私(チケ取れずで一回しか観てない)が、何一つ書くことは許されないでしょうけれど。

ヅカファン、誰の胸にも蘭とむの美しい生き様は届いている。<それは真実

「絶滅危惧種の永遠の男役」を見送るために一番後の席から泣いた一人のド素人ってことで。
楽しかった観劇記念を。


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お友達が「今度、何かで~っかい子が花から宙に来たんだよね~♪」と言うので観たのが最初だから2006年ってことか。
<や、ベルリンでリカちゃんと一緒だったし、もっと早くから観てるのか

素敵な大トップさんになった蘭寿とむさんの偉大さと可愛さ。
私も一生忘れないだろうな。

で、退団公演と言えばもう沢山のお約束があり、シーン盛り込みせなならん、ってのもあり、行事やコンサートや取材やととにかく大変ってこともあり。

一大作品、一本モノでガッツリやるトップさんもいるけれど。
芝居は軽い作品でさりげなく、そして賑やかなショーでカッコ良く去ってゆく人もいる。
<宝塚には退団公演だけでもいろんなタイプの作品があるのがイイんだな

とにかく蘭寿さんのラストがスーツもので。

「ザ・男役」の色気が迸る洋物だったことに感謝したい。
<たとえこれが大劇デビューとなる新人生田先生の作品でも、今私は感謝してる

映画の原作があるから(私は未見)ストーリーはあるんだから、いろいろと大変だったとおもうけれど。

とにかく、カッコ良く大らかな蘭寿さんが真ん中にいて。
気の強い女に弱くて、しかも決めたら行動早くて。
ハートブレイクしつつもまた恋をして。
(でまたさらに気の強い女に弱くて、しかも作りもんじゃなくでっかい本物の車で海辺にデートして…大物なのに狙ったら行動早っ)

ああ、夏だよ海だよ男に車!
<こんなとこにも女の大基本

とにかく蘭とむのグワッと開いた開襟がカッコ良くて、目眩がしそう。
<そして恋は申し訳程!

ユニオンの設立とか事故とか、身代わりの恋人とか、貧富とか、沢山の山谷があって、でも最後には旅立つ。<こうでなくちゃ

もう嬉し過ぎてしっかり基本を踏襲した習作を見る思い。

生田先生、プロフィールはイマドキの眼鏡男子だがホントに一生懸命頑張った!
ありがとうございます!

そして退団公演は、その制約いっぱいの形の中で、どんどんと自分を輝かせてゆく下級生達に泣くためのものでもある。

トップを引き継ぐみりおちゃん、年上の企む役は若さがジャマして大変だったと思うけれど、村のDVDと比べてみても、本当に迫力が出て深みの増した腹黒い男になっていた!

NHKの特集でも(最後まで真実一路に戦う蘭とむの後で)素晴らしい表情で前を向く彼女に泣いたけれど。

その覚悟は今回の芝居の演技にしっかり出てたと思う。うんっ。

だいもんクンのバイオレンスな役も珍しいし、これはクセになる「ダメ男」だよね。

甘えて弱くて、卑屈で、でもそれが「男」

格好いいだけじゃない、いろんなタイプの男を体現するのもまた宝塚の面白さ。

制作発表シーンとか、古き佳きハリウッドの想いを載せたうっとりさせるシーンもと~ても良かったけど(蘭トムの照れ笑いの鼻つまみは世界の女を酔わせるな!)

欲を言えば、恋に堕ちる「あ、…」という瞬間は、原作になくてもなんとか入れて欲しかった。

格好いい男が一瞬で恋に堕ちる、その顔を見たくてヅカを観てるンだからさ!

花組の若い力がユニオンのシーンに溢れていて、受け止める蘭寿さんの暖かな瞳と大きな演技は本当に良かった。

階段を登る、去ってゆく背中ににもう、ね。<うううっ、言葉はいらないわ

人生を賭けた夢…その軽やかな八分の六拍子で。
晴れやかにモンローを、いや蘭とむを見送ろう。

で、ショーは弾ける(天下のアニ○タ)齊藤先生の楽しいショー!
ギンギラ大幕に「夢眩∞」の文字がど~んと出た時は、まるで確変出たのか!
<パ○○コやったことないけど

とビックリしましたけど!<イイゾその期待感溢れる始まりが

スタイリッシュな新しいダンス感覚と、どーして持ってきたんだその懐メロは!
ってのが、ヅカショーの醍醐味です。<V・A・C・A・TION~♪
<蘭はなちゃん、人魚姫も可愛いかわいいっ、声なんとか持ち直してたかな

花男達のダンディーは幸せな蘭とむからのプレゼントでもあるんだね。
ターバンにラテンだイヨマンテ~~!

蘭寿さんに限らず、他のジェンヌさんでも思うけれど。

本当の男役って、一番に「腹」なんですよね。

その腹が男に見えること。<素晴らしい!

衣装の下に、割れた堅くて平たい腹筋が見えるような…<実際でなく

燕尾がビシッと決まる花組は、本当に美しい「腹」を見せてくれる役者揃いだよ。
<みーちゃんもそうだった!ああ!涙

同時退団のジェンヌさんとのワンシーンに泣き、半分透けたような天に昇ってゆくんじゃないかと思うくらいの透明感溢れるデュエットダンスに泣いてるうちにあっと言う間に別れのその時が。

うわ~ん、いやだ~、と言っても時は止まらない。

紫紺の軍服に大剣で銀橋から組子を、いや「宝塚」という世界を、ゆっくりと見渡す蘭寿さんは本当に美しくて大きかった。

ちょうどプロジェクトマッピングの光が出力してる(お客さんの後頭部を照らしちゃうような)最後列どセンターで、しっかりとその「誠」を見届けました。

彼女が「人生を賭けた夢」

ザ・男役、を最後まで貫いてくれて心からありがとう、蘭寿さん!



余談ですが、あまりに私の周りに蘭寿ロスの友人が多いので、昨日、その魂を慰める会を催し、60インチ4K(さっすがヅカファン、我が家の50インチを軽々越えて来るそのデカさ)の友人宅のテレビで「花オーシャンズ」と、先日のNHK特集と、サヨナラショーダイジェストと、ナポレオンとREON2のDVDを一気に8時間かけて見る!という暴挙に出ましたが、そのヅカ魂は余計に盛り上がり、私達の魂は逝ったまんまだったことをここにご報告しま…爆
※ナポレオン等のレポはまた後日!