全国津津浦々の蘭とむロスで腑抜けの皆様!
その美しい魂と涙は天に向かって浮遊し始めた頃でしょうか。
<どうかお身体気をつけて、心からお見舞い申し上げます
こんな私(チケ取れずで一回しか観てない)が、何一つ書くことは許されないでしょうけれど。
ヅカファン、誰の胸にも蘭とむの美しい生き様は届いている。<それは真実
「絶滅危惧種の永遠の男役」を見送るために一番後の席から泣いた一人のド素人ってことで。
楽しかった観劇記念を。
- - -
お友達が「今度、何かで~っかい子が花から宙に来たんだよね~♪」と言うので観たのが最初だから2006年ってことか。
<や、ベルリンでリカちゃんと一緒だったし、もっと早くから観てるのか
素敵な大トップさんになった蘭寿とむさんの偉大さと可愛さ。
私も一生忘れないだろうな。
で、退団公演と言えばもう沢山のお約束があり、シーン盛り込みせなならん、ってのもあり、行事やコンサートや取材やととにかく大変ってこともあり。
一大作品、一本モノでガッツリやるトップさんもいるけれど。
芝居は軽い作品でさりげなく、そして賑やかなショーでカッコ良く去ってゆく人もいる。
<宝塚には退団公演だけでもいろんなタイプの作品があるのがイイんだな
とにかく蘭寿さんのラストがスーツもので。
「ザ・男役」の色気が迸る洋物だったことに感謝したい。
<たとえこれが大劇デビューとなる新人生田先生の作品でも、今私は感謝してる
映画の原作があるから(私は未見)ストーリーはあるんだから、いろいろと大変だったとおもうけれど。
とにかく、カッコ良く大らかな蘭寿さんが真ん中にいて。
気の強い女に弱くて、しかも決めたら行動早くて。
ハートブレイクしつつもまた恋をして。
(でまたさらに気の強い女に弱くて、しかも作りもんじゃなくでっかい本物の車で海辺にデートして…大物なのに狙ったら行動早っ)
ああ、夏だよ海だよ男に車!
<こんなとこにも女の大基本
とにかく蘭とむのグワッと開いた開襟がカッコ良くて、目眩がしそう。
<そして恋は申し訳程!
ユニオンの設立とか事故とか、身代わりの恋人とか、貧富とか、沢山の山谷があって、でも最後には旅立つ。<こうでなくちゃ
もう嬉し過ぎてしっかり基本を踏襲した習作を見る思い。
生田先生、プロフィールはイマドキの眼鏡男子だがホントに一生懸命頑張った!
ありがとうございます!
そして退団公演は、その制約いっぱいの形の中で、どんどんと自分を輝かせてゆく下級生達に泣くためのものでもある。
トップを引き継ぐみりおちゃん、年上の企む役は若さがジャマして大変だったと思うけれど、村のDVDと比べてみても、本当に迫力が出て深みの増した腹黒い男になっていた!
NHKの特集でも(最後まで真実一路に戦う蘭とむの後で)素晴らしい表情で前を向く彼女に泣いたけれど。
その覚悟は今回の芝居の演技にしっかり出てたと思う。うんっ。
だいもんクンのバイオレンスな役も珍しいし、これはクセになる「ダメ男」だよね。
甘えて弱くて、卑屈で、でもそれが「男」
格好いいだけじゃない、いろんなタイプの男を体現するのもまた宝塚の面白さ。
制作発表シーンとか、古き佳きハリウッドの想いを載せたうっとりさせるシーンもと~ても良かったけど(蘭トムの照れ笑いの鼻つまみは世界の女を酔わせるな!)
欲を言えば、恋に堕ちる「あ、…」という瞬間は、原作になくてもなんとか入れて欲しかった。
格好いい男が一瞬で恋に堕ちる、その顔を見たくてヅカを観てるンだからさ!
花組の若い力がユニオンのシーンに溢れていて、受け止める蘭寿さんの暖かな瞳と大きな演技は本当に良かった。
階段を登る、去ってゆく背中ににもう、ね。<うううっ、言葉はいらないわ
人生を賭けた夢…その軽やかな八分の六拍子で。
晴れやかにモンローを、いや蘭とむを見送ろう。
で、ショーは弾ける(天下のアニ○タ)齊藤先生の楽しいショー!
ギンギラ大幕に「夢眩∞」の文字がど~んと出た時は、まるで確変出たのか!
<パ○○コやったことないけど
とビックリしましたけど!<イイゾその期待感溢れる始まりが
スタイリッシュな新しいダンス感覚と、どーして持ってきたんだその懐メロは!
ってのが、ヅカショーの醍醐味です。<V・A・C・A・TION~♪
<蘭はなちゃん、人魚姫も可愛いかわいいっ、声なんとか持ち直してたかな
花男達のダンディーは幸せな蘭とむからのプレゼントでもあるんだね。
ターバンにラテンだイヨマンテ~~!
蘭寿さんに限らず、他のジェンヌさんでも思うけれど。
本当の男役って、一番に「腹」なんですよね。
その腹が男に見えること。<素晴らしい!
衣装の下に、割れた堅くて平たい腹筋が見えるような…<実際でなく
燕尾がビシッと決まる花組は、本当に美しい「腹」を見せてくれる役者揃いだよ。
<みーちゃんもそうだった!ああ!涙
同時退団のジェンヌさんとのワンシーンに泣き、半分透けたような天に昇ってゆくんじゃないかと思うくらいの透明感溢れるデュエットダンスに泣いてるうちにあっと言う間に別れのその時が。
うわ~ん、いやだ~、と言っても時は止まらない。
紫紺の軍服に大剣で銀橋から組子を、いや「宝塚」という世界を、ゆっくりと見渡す蘭寿さんは本当に美しくて大きかった。
ちょうどプロジェクトマッピングの光が出力してる(お客さんの後頭部を照らしちゃうような)最後列どセンターで、しっかりとその「誠」を見届けました。
彼女が「人生を賭けた夢」
ザ・男役、を最後まで貫いてくれて心からありがとう、蘭寿さん!
余談ですが、あまりに私の周りに蘭寿ロスの友人が多いので、昨日、その魂を慰める会を催し、60インチ4K(さっすがヅカファン、我が家の50インチを軽々越えて来るそのデカさ)の友人宅のテレビで「花オーシャンズ」と、先日のNHK特集と、サヨナラショーダイジェストと、ナポレオンとREON2のDVDを一気に8時間かけて見る!という暴挙に出ましたが、そのヅカ魂は余計に盛り上がり、私達の魂は逝ったまんまだったことをここにご報告しま…爆
※ナポレオン等のレポはまた後日!
その美しい魂と涙は天に向かって浮遊し始めた頃でしょうか。
<どうかお身体気をつけて、心からお見舞い申し上げます
こんな私(チケ取れずで一回しか観てない)が、何一つ書くことは許されないでしょうけれど。
ヅカファン、誰の胸にも蘭とむの美しい生き様は届いている。<それは真実
「絶滅危惧種の永遠の男役」を見送るために一番後の席から泣いた一人のド素人ってことで。
楽しかった観劇記念を。
- - -
お友達が「今度、何かで~っかい子が花から宙に来たんだよね~♪」と言うので観たのが最初だから2006年ってことか。
<や、ベルリンでリカちゃんと一緒だったし、もっと早くから観てるのか
素敵な大トップさんになった蘭寿とむさんの偉大さと可愛さ。
私も一生忘れないだろうな。
で、退団公演と言えばもう沢山のお約束があり、シーン盛り込みせなならん、ってのもあり、行事やコンサートや取材やととにかく大変ってこともあり。
一大作品、一本モノでガッツリやるトップさんもいるけれど。
芝居は軽い作品でさりげなく、そして賑やかなショーでカッコ良く去ってゆく人もいる。
<宝塚には退団公演だけでもいろんなタイプの作品があるのがイイんだな
とにかく蘭寿さんのラストがスーツもので。
「ザ・男役」の色気が迸る洋物だったことに感謝したい。
<たとえこれが大劇デビューとなる新人生田先生の作品でも、今私は感謝してる
映画の原作があるから(私は未見)ストーリーはあるんだから、いろいろと大変だったとおもうけれど。
とにかく、カッコ良く大らかな蘭寿さんが真ん中にいて。
気の強い女に弱くて、しかも決めたら行動早くて。
ハートブレイクしつつもまた恋をして。
(でまたさらに気の強い女に弱くて、しかも作りもんじゃなくでっかい本物の車で海辺にデートして…大物なのに狙ったら行動早っ)
ああ、夏だよ海だよ男に車!
<こんなとこにも女の大基本
とにかく蘭とむのグワッと開いた開襟がカッコ良くて、目眩がしそう。
<そして恋は申し訳程!
ユニオンの設立とか事故とか、身代わりの恋人とか、貧富とか、沢山の山谷があって、でも最後には旅立つ。<こうでなくちゃ
もう嬉し過ぎてしっかり基本を踏襲した習作を見る思い。
生田先生、プロフィールはイマドキの眼鏡男子だがホントに一生懸命頑張った!
ありがとうございます!
そして退団公演は、その制約いっぱいの形の中で、どんどんと自分を輝かせてゆく下級生達に泣くためのものでもある。
トップを引き継ぐみりおちゃん、年上の企む役は若さがジャマして大変だったと思うけれど、村のDVDと比べてみても、本当に迫力が出て深みの増した腹黒い男になっていた!
NHKの特集でも(最後まで真実一路に戦う蘭とむの後で)素晴らしい表情で前を向く彼女に泣いたけれど。
その覚悟は今回の芝居の演技にしっかり出てたと思う。うんっ。
だいもんクンのバイオレンスな役も珍しいし、これはクセになる「ダメ男」だよね。
甘えて弱くて、卑屈で、でもそれが「男」
格好いいだけじゃない、いろんなタイプの男を体現するのもまた宝塚の面白さ。
制作発表シーンとか、古き佳きハリウッドの想いを載せたうっとりさせるシーンもと~ても良かったけど(蘭トムの照れ笑いの鼻つまみは世界の女を酔わせるな!)
欲を言えば、恋に堕ちる「あ、…」という瞬間は、原作になくてもなんとか入れて欲しかった。
格好いい男が一瞬で恋に堕ちる、その顔を見たくてヅカを観てるンだからさ!
花組の若い力がユニオンのシーンに溢れていて、受け止める蘭寿さんの暖かな瞳と大きな演技は本当に良かった。
階段を登る、去ってゆく背中ににもう、ね。<うううっ、言葉はいらないわ
人生を賭けた夢…その軽やかな八分の六拍子で。
晴れやかにモンローを、いや蘭とむを見送ろう。
で、ショーは弾ける(天下のアニ○タ)齊藤先生の楽しいショー!
ギンギラ大幕に「夢眩∞」の文字がど~んと出た時は、まるで確変出たのか!
<パ○○コやったことないけど
とビックリしましたけど!<イイゾその期待感溢れる始まりが
スタイリッシュな新しいダンス感覚と、どーして持ってきたんだその懐メロは!
ってのが、ヅカショーの醍醐味です。<V・A・C・A・TION~♪
<蘭はなちゃん、人魚姫も可愛いかわいいっ、声なんとか持ち直してたかな
花男達のダンディーは幸せな蘭とむからのプレゼントでもあるんだね。
ターバンにラテンだイヨマンテ~~!
蘭寿さんに限らず、他のジェンヌさんでも思うけれど。
本当の男役って、一番に「腹」なんですよね。
その腹が男に見えること。<素晴らしい!
衣装の下に、割れた堅くて平たい腹筋が見えるような…<実際でなく
燕尾がビシッと決まる花組は、本当に美しい「腹」を見せてくれる役者揃いだよ。
<みーちゃんもそうだった!ああ!涙
同時退団のジェンヌさんとのワンシーンに泣き、半分透けたような天に昇ってゆくんじゃないかと思うくらいの透明感溢れるデュエットダンスに泣いてるうちにあっと言う間に別れのその時が。
うわ~ん、いやだ~、と言っても時は止まらない。
紫紺の軍服に大剣で銀橋から組子を、いや「宝塚」という世界を、ゆっくりと見渡す蘭寿さんは本当に美しくて大きかった。
ちょうどプロジェクトマッピングの光が出力してる(お客さんの後頭部を照らしちゃうような)最後列どセンターで、しっかりとその「誠」を見届けました。
彼女が「人生を賭けた夢」
ザ・男役、を最後まで貫いてくれて心からありがとう、蘭寿さん!
余談ですが、あまりに私の周りに蘭寿ロスの友人が多いので、昨日、その魂を慰める会を催し、60インチ4K(さっすがヅカファン、我が家の50インチを軽々越えて来るそのデカさ)の友人宅のテレビで「花オーシャンズ」と、先日のNHK特集と、サヨナラショーダイジェストと、ナポレオンとREON2のDVDを一気に8時間かけて見る!という暴挙に出ましたが、そのヅカ魂は余計に盛り上がり、私達の魂は逝ったまんまだったことをここにご報告しま…爆
※ナポレオン等のレポはまた後日!