世の中にはいろんな舞台があるけれど…
あ~舞台にお金が掛かってるってマジ素晴らしい!<大爆
もうね、最初の瞬間からラストまで。
これをひっさげて世界に出てゆく若い役者の「気概と野望」が、この作品に関わった「誇りと畏れ」が板の上に溢れてる。
まさに「NARUTOは日本の宝」ですね!!
人が神に、いや紙に際限なく近づく、ここまでやれる、2.5次元ミュージカルの限界をまた越えた!
と、心から感じた、日本千秋楽?凱旋東京公演千秋楽のライブビューイングを新宿バルト9で観て来ましたのでちょこっと書いとこう。
ま、原作に詳しい友人と一緒に行ったってのもありますけど。<最高の解説付
それより私、何を隠そう大学生2人と高校生一人、野郎三人を育てたお母さんですよ!<お威張り?
ってこたーあーた、この子育て中ドストライクに3つの子供部屋中にジャンプや攻略本が乱れ置かれてんのを読みながら掃除し。
リビングのテレビはほぼゲームに占領され、そこで毎日毎日延々とナルトとサスケがガチファイトで修行してましたよ!
<どんだけK.O.見たかもう(^_^;
つまり、第一部ぐらいまでなら余裕でしっかり把握してるよ大丈夫。<ハルカリ歌えちゃう懐
ってことで、最初だから楽しいよね~!可愛いし。
ってことはまだまだ、物語りは始まったばかりで、キャラは顔見せ、御披露目な感じで。
<出てくるだけでももうスゴイ
横長舞台のAiiAシアター(2.5次元ミュージカル専門になったのね)だから、登場人物どんだけ居ても大丈夫だもんね。<爆
その、並びの具合、そう、登場人物の身長寸尺?までがコミックスと一緒なのがもう、ね。
これが絵じゃないことを一瞬忘れるわ!<どんだけスゴ
何より声のトーンを声優さんに近づけてあるから第一声から違和感なさ過ぎる。
口調を揃えてるだけじゃ出せない再現感、というか率だよね~。
髪の毛の先まで成り切って、そして演技で「絵を人にする作業」は涙ぐましい努力があってこそ。
子供の頃からNARUTOで育った、身体に染み込んでる世代の俳優達が演じているからこその賜だ。
物語りはワイワイなお子ちゃま達の班分けから始まって、白の話からサスケのおうちのことから、大蛇丸から、我愛羅まで、もう良く繋げてモリモリ大満足。
特に我愛羅の須田クン、上手いよね~~。<立派な大人の役者になったし
カテコで瓢箪ナデナデして、これがないと寂しいとまで言う成りきりっぷりはお見事。
サスケ、佐藤流司くん、あのサスケの片足の足裏見せて止まる、その後姿の完璧さに涙が!
<これは凄い、その足裏ずっと見てたい!
その低音ヴォイスがハマリ過ぎて、苦しいぞ!<お歌が無かったのが惜しいマジ惜しい
カテコで、あ~んな台詞、こ~んな台詞(ココは実際に言ってくれた!)が言いたいので続編を!と嬉しいオマケを聴かせてくれた!
そう、これは、ストプレでもミュージカルでもない、中間のような、そしてアクション、アクロバット、トランポリン、果てはシルクドソレイユ?まで。
最先端の映像効果を駆使した演出の、まさにスペクタクル。
全員がソロ歌うようなことは無かったけど、ちゃんと劇中には音楽も歌もあったのも良かった。
そこで威力と存在感を見せるのは宝塚OGの悠未ひろさんです!
<さすが歌上手ともち~~ん、嬉しいよ~~!
大蛇丸のおどろおどろしいビジュアルに深い歌声、聴かせてくれるし、なにより舞台の格を上げてくれる。
<本物だもの
これがワールドツアーに出て、世界でDVDが売れまくり、となるとすると…
もしかしなくても、世界で一番、多くの人に観て貰えた歴史的タカラジェンヌ、ってことになるよコレ!
<役者と作品、巡り会いとタイミングは凄いわもう
個人的には自来也の梅垣さん(ワハハの梅ちゃん)の見事なエロオヤジっぷりが大満足に拍車を掛け…爆
だって、ちゃんと往年のワハハファンの為に?鼻からピー、じゃない鼻血(の赤テープ)出してサービスしてくれてる。
<演出嬉しいよ!ワハハのろくでなし芸が世界に!違っ
そして一番は私の大スキなカカシ先生、君沢くんがお口見せませんが最高にカッコよくてたまら~~ん!
<ああ押入れに仕舞ってある○い本探すよマジでもう脳内いろんなことが再燃爆
数々の(お色気はもちろん)術のすべても、観ていて楽しい演出とともに全部魅せる。
これ寸分違わずに毎日ヤレル役者って凄いわ、何より役を生きてるわ。
ビジュアルでも、プロジェクションマッピングでの世界観でも、もう舞台で出来ないことはないんだね。
二階建てセットも凄くて、あの原作画の俯瞰な感じまで、ライビュだとしっかり感じられて泣けたし。
もちろん俳優の表情も息使いもドアップになっても画のまんまの凄さを体感出来て、あらためてライビュの良さを大満喫。
カテコでも、全員がもう地があんま出ないくらいみんな役に入り込み、崩れ過ぎないで終わるのも大好感、しっかり余韻を残しててコレ凄いよヲイ
文句無しで、すご~く楽しかった!
どうぞ、この宝を大切に、次もその次もずっと作って!
そして前にネルケの社長のインタビューで見た一言を思い出す。
「日本人のクリエイターを育てたい」
それですよ。
舞台作品は海外から(特に今勢いある韓国なんかから若い才能を)安くて良い作品ごと持って来るのもいいでしょう。
でも、やっぱり制作の力、発信力を自国で育ててこそ、エンタメの明日は来る。
特に、2.5次元、せっかくジャパンクールなアニメの世界なんだから、是非ともね。
そして観る側も決して若い観客だけじゃない。
その親世代の(他の舞台に通ってる本物知ってる)私達も作品知ってる、ちゃんと観るよ!!
ってことで、舞台版のこれからが楽しみです。
まずは世界ツアー、アジアへ頑張って行ってらっしゃい!

これを書いているのは伝説のTOP OF TOP、柚希望礼音が退団した5月10日の翌日です。
そうです、今日はどう少なく見積もっても、ほぼ2万人近い人間が茫然自失の朝を迎えた日であることを心に留めて読んでくださ…w
(感想とは言えない雑談をお許し下さい)
私のような、緩いファンから、もうこの三ヶ月半、身も心も財布も捧げ尽くしたファンまで、ヅカファンすべての人に
そして社会現象となって世間の皆様にまで、影響与えまくりの伝説の男(役)ちえちゃんのラストを見守った全ての人にお疲れ様を。
そしてその心に応え切ったちえねね、をはじめ星組さんに心からの敬意を。
誤解を恐れずに言えば…
(これまでのトップさん達の素晴らしさをもちろん想った上でのことですが)
宝塚は100年掛けて、ようやくこの人を輩出したんだなぁ、とさえ感じるレジェンドです!
10年前、オギーのショーでワタルに付いて嬉々として踊っていたでっかいワンコが、瞳子ちゃんの好敵手となり、男の色気と哀愁を漂わせついにはトップへ!
私が追っかけてって博多座で観た新生星組の目映い世界初演のロミオ様は、少年のような瞳がまるで初心のまま。
真っ直ぐさ。
それに尽きる。
サヨナラショーは観られなかったけど(DVDのお楽しみ)このチケット難、奇跡の良席一枚で、レオンをこの目に焼き付けて来たよ!
(退団翌日にブログ書くとこんな感じになる良い例↑爆)
「黒豹の如く」
柴田先生の…古き佳き…
とにかく台詞の美しさ、ですよ。
まずはねねちゃんを美貌の未亡人にしてくれて。
レオンに軍服、レオンにスーツ、レオンに海賊、レオンに…←モウイイか
これまた私見極まりないけれど、柴田先生が(謝先生の)最高のレオンショーを魅せてくれたんだよねコレ!
逆に退団公演芝居のアルアルを…ってか、イケコ先生書き下ろしの一本もので出たトリックスターな贔屓(紫のつく変なひと爆)を持つ私だから解る。
退団公演のお芝居は縛りが多すぎて盛り込むことも多いし、何よりコンやDSや他にもやることありまくるし。
つまりは…これはまたこれで良し!なんだ。
若い女の子や奥様方から(内容がないよう(T_T)な悲鳴)トップオブトップの退団なのに云々…のファン尽きせぬ熱い欲望の声が数多聞こえてはおりましたが、それも希有なる人気の素晴らしいバロメーターであり、その切ない胸の痛みがまたこれ以上ない良い思い出になるんだと。
すべてはあと10年経ってから、レオンの気持ちをまた考えてわかることもあるんだね。<ええっ
とにかく、英真なおきさんとの抱擁にすべてを持って行かれるじゃないの!<私にとっては組長さ~ん
十輝いりすさんの歌声には私たちの傷心を救う慈愛の光が溢れてる。<その後頭部に安定の癒しが宿るよ!
残るものとして、カッコ良い悪を演じきった紅さんと、これまた(数年前のレオンのような)大きなワンコ真風クン。
どっちも素敵だ、素晴らしいバトン。
ワタルがちえちゃんを育て、ちえちゃんが真風を育て…
ああ、もう泣…と思って休憩時にロビーに出たら、壁の広告にワタルさんがいて笑!<ああっ
そして遠いレオンの背中を見て、礼真琴ちゃんが育って行くんだね。
<アデレイドは絶対出世作になる!
(で、今日からの空前のちえロスを背中からそっと抱きしめてくれるのは北翔海莉だ!ありがとう!ガイズは名曲揃い)
「Dear DIAMOND!!」
黒豹で軍服・スーツ・海賊と来て、な~んか足りないもんないですか?
そうよ、(レオンには)ギラギラが足りないんだよ~~~~っ!!
と思ったところでついに始まる、大介の疾走感溢れる超特急みたいなすっ飛ぶショータイム!
<ああ有り難う有り難うございます!ヅカファン魂は必ず救われる!
幕開き、チョンパのようにパッとライトが銀橋に…そこに長い足を投げ出してポーズを取る艶男が…
ここで私、よ~く解りました。<ファンの方、今頃ごめんなさい
退団公演中、それも後半になってくると、だんだんに、な~んとなく、良い意味ですこーしづつ、身体が透けて来ると言うか、何というか。
ちょっとずつちょっとづつ、神掛かってくるものなんですよね。
でもその一瞬で、「ああ、この人、1ミリも透けてない、透ける気も無いんだ!」ということが脳天に突き刺さるようにわかって泣けた!
ファンのため、そして宝塚のため、最後の瞬間まで、退団すら忘れて走るちえちゃんの気概が、一瞬で胸に雪崩れ込む幕開き。
宝塚を観る喜びの全てがここにあるような、イイ男をこれでもかと胸に放り込まれるような時間。
1階客席降りはもちろん、2階席にだけやって来る竜神ライガー?!みたいな人(白くてでっかくて元気過ぎるよヲイ)
この日は阪急貸切のお約束、「阪急交通社!」の吐息まじりのキメ台詞も聞き納め~~!
何も考えず、ただただ目の前の二度と観られない「ダイアモンドのような理想の人」を胸に焼き付ける作業は苦しくて美しい。
そして、ついに黒燕尾
(曲はピアノ女子号泣ショパン・バラ1安心の部分録音w)
ここはもうキラキラの欠片もなしの、本当にシンプルな黒燕尾。
世界に名を轟かす「宝塚歌劇衣装部」の凄さは、こういう時に一番の威力を発揮するんだね。
これがダイアモンドをいくつ付けるよりもスターさんが輝いて見えたよ。<号泣
デュエダン最後のポーズ、ちえねねの真骨頂のような、胸の鼓動を静かに聴くような。
<泣かせるじゃねーのコンチクショーっ!
高く高く、ブンブン振り回すリフトはもはや人間離れ。<これもワタル譲りだ爆
楽しい楽しい時間はこの辺りから、涙で良く見えなくなっちゃうんだよねぇ。
<終わらないでぇ~~
もう、大介先生が大階段を、一瞬も振り向かせず、しかも一段抜かしで駆け上がらせたのは理由がある。
それは「柚希礼音」の生き方そのものなんだね。
希有なトップさんではあるけれど、声は決して美声ではない。
それを努力して、努力して、身体の全てを使って歌い演じることで獲得したその歌唱力。
オケの音が消えて、最後レオンの声だけが静寂の中に残った瞬間は、ファンへの心からのプレゼントだったんだと…
ああ、一生忘れられない公演がある。
この日の私の最後のレオンを、大事に胸に仕舞って生きよう。
楽しかった!ちえちゃんありがとう!
<業務連絡>
こんな僻地にいつもお遊びに来て下さるご奇特な皆様へ。
いや、絶賛池袋ンドンで公演していた「シャーロックホームズ2~ブラッディーゲーム」に、先週までガンガン通っておりましたが、謎解きサスペンスな内容のためレビューは自粛しております。大楽、兵庫まで遠征するので最後まで観てからゆ~っくり語りましょう!(^^)/

小西+マント=正義
+白タイツ=無敵でもいいです。←ただのファンです
ああ、今コニシーノ侯爵様が(その長い御足を優雅に折り)
幸せにひざまづかれた!幸せにひざまづかれたよ!!
とラストにあったかい心が締め付けられ。
そして成河フェステの奏でる音楽に重なり弾く為にチョイチョイ、と指先2本をほんの少し動かして合図。
ギターを要求してさりげなく片足を掛けて構え…
<この瞬間、哀れな小西スレイブ全員ダウン
音の波の中にそっと加わり歌い始めたよ!
侯爵様がまさかのギター演奏だよ!!
と、こんなところでラララなギターオヤジ(男前)が炸裂してファン身悶え。
あれ、シェイクスピアでこんなこと書いてて良いのか私!←幸せ
と萌えはさて置き。<置くのかいっ
つまり、演劇の楽しみとはいろいろあるものです。
舞台の上と下、演者(演出家スタッフ含め)と観客が察しあい、何かを汲み取り合う喜びは果てしない。
何であっても、感じるものが多い方がいいに決まってるんですよ。
<それが↑のようなアホ萌えだろうが、古典劇への敬意だろうがそりゃあればあるほど
久々に悪友と企み、観に行ったシェイクスピアでしたが、何より座組が良かった!
全員が巧み者であることはもちろんのこと、役に対する温度と湿度(これは何とも言葉にするのは難しいんだけど)
佇まい、身のこなし、出演者のすべてが突出することなく調和の中であらゆる人生を生きていたのに驚いた。
ハッキリ言ってしまえば、ちょっと地味?!<や、巧い、巧いの
この渋い役者の組み合わせこそが「吟いながら・リアルに」人間の業を魅せてくれたんだわ!
シェイクスピア古典喜劇だから大袈裟でしかも超絶に長い!
さらに全台詞はソネットで、何よりそこは日生で、劇場の神様にも愛される演技【PLAY】じゃなくちゃならない難しさがある。
その舞台で橋本マルヴォーリオを始めとする全員が、その温度湿度を共有し、遊びながら知性の限りを尽くして品位ある演技を魅せていたことが素晴らしい!
<普遍的な「人間という愚かな生き物」の可笑しみと哀しみを描く大人のチームワーク(お仕事)
観念的なことばかり言うようですが、つまりはすっごく面白かった!
(これは演出のジョン・ケアード氏の狙ったものなんだと思うと嬉)
余談だけども、先日のNHKの番組で吉田鋼太郎さんが宮川彬さんと対談していたのを観たんだけど。
そこで、シェイクスピア演劇の永遠の課題、「台詞は詩で演技はリアル」な古典の難しさを語っていてタイムリーに面白かったんだよね、シェイクスピア役者の永遠の悩みはやっぱソコ!<大爆
ここでもそれはもちろん、観客も取り組まなくちゃならないことなんだけど。
なんせさりげなく全員が知的に品を持って存在しているから、その一番難しいところをスルンと飛び越えちゃった。
セットも一面に蔦の絡まる緑の館。
大きなその壁が動いていろんなシーンを生み出すとこも美しい湿度を感じるわ。
<それは日本でやるシェークスピアだもの
テーマカラーの葉っぱの緑が見事に生かされてた。
<シャンテのコラボなケーキも緑だったしw
幕開き、緩やかな八百屋舞台になってる途中、暗い中にそっと立つ背の高い男。
(先に観に行ったお友達のタレコミありがと~!始まる数分前からいる小西堪能開始だ!)
恋に苦しむナルシスト侯爵様は出番は少なくても美味しさMAX!
途中、見事なマントがベンチに引っ掛かっちゃったアクシデントに「ハッ」とする横顔にすら締め付けられる胸!
<は~もう、マント+…最初に戻w
コニタン、パンフでもサラリと上手いこと言うよね!独身の一人上手とかもうたまんな…w
そして帽子はデカけりゃデカイほどイイ!←もう延々語れるな
と、ここからは、覚え書きで気になった役者さんの印象をピックアップ、ちょっとだけ書いとこう。<ようやく本題
・オリヴィア中嶋朋子さん
途中、台詞一言、「お若い方!」と、シザーリオに呼びかけた瞬間に、私の胸に切ないオールドミスの気持ちが込み上げた!
<若い男は最高イイに決まってる!
痩せた面差しも、柔らかい笑顔も(気難しい深窓の令嬢であっても)どこか親しみ易く、しなやかに物語りを包む印象。
若い男に恋して素直に浮かれる気持ちも、こっぱずかしい哀しみすらも優しかった。
・サー・トービー壌晴彦さん
今回、この俳優さんを初めて観られた事が私の何よりの幸せだった。
<演技の先生でいらっしゃるのね~嬉し過ぎてツイッターも読み漁ってしまったくらいw
唸る品格、卑屈ささえも偉大で、何とも声が素晴らしい!観て良かった!
・アントーニオ山口馬木也さん
この役はもうね、最初から女性をキュンとさせる役だから!<笑
もちろん思い切りキュンとさせて頂きました。
ラスト、ポンと柔らかく両手で背中を押す(幸せに!)ああっ!
本当にイイ役者の年齢にいる、乗ってる男優さんのイイトコロを観るのはまたコレ幸せですな!
あと、マルヴォーリオさとっしーさんのハジケっぷりが上手いのはモチロン当たり前。
何より成河さんの巧さにはぐうの音も出ない。
禅さん、青山さん、宮川さんと、揃ったその安定した隙のない座組の真ん中にスッと立つのがキムちゃんだ。
華やかな宝塚の世界の中でも、さらに白く清らかに居たキムちゃん(音月桂)が、ここでは男役の鎧を軽やかに脱いで、男装した女の子を、そして、男の子を(男役じゃなくて)演じているのが、作りすぎてなくてすごく自然。
ナチュラル、がキムちゃんの一番の魅力だと改めて思う。
この人に(良い意味で)やり過ぎはないってこと。
女優主演の最初がこの大作(ブラメリはまたおいといて)で、良かったな。
ラストの二役が同時に出るとこなんて、まさにクルクルと観客をペテンに掛ける仕掛けを楽しめる幸せ。
大いなる大団円で全員が幸せに、劇場を追い出されるんだね。
考えてみれば、もうかれこれ300年もの間、シェイクスピアオヤジ一人に良いように泣かされ笑わされて地球は回ってる!
あと何回、こうしてシテヤラレルのかと思うと悔しい、いや嬉しい!<死ぬまでまだまだ何度も観ちゃうぞw
手を変え品を変え、演出を変え、人を変え…でも、そこにある「人間あるある」を何度でも楽しもう。