夏を乗り切るパワーは舞台から貰わなくちゃね!

私的には先月のジャージーボーイズに続く、シアターオーヴの洋物!<いや本場モノ爆

ブロードウェイ版キャストの来日で観る「天使にラブソングを」を観て来ました!

真っ昼間っからコージャスなディスコサウンドで始まる80年代がミラーボールに眩しいよ!
<ココにいつでも心は還ってゆくんだな

劇中に出てくるサウンドはもちろん、いろんなシーンでエンタメものの楽しさもあって。
ドナ・サマーが全盛期、ソウルの歌姫が全員そうなりたいと思っていた頃のお話なんだよねぇ!

フワフワの真っ白のファーで、ミラーボールみたいにギッラギラのドレス着て。
<そりゃ今でもそりゃ最高の気分でしょ

やっぱり、身体のすべてにドドーンと迫力ある、アメリカ人の圧倒的な声量のパワー。
これは先月も感じたことだけど、舞台俳優の身体の幅の凄さ!
人種の違いってだけじゃなくて、鍛錬というか、すべてが異次元な感じするわ。

底抜けのドタバタ、ストーリーは全員知ってる。
なのに、シスター達の声がどんどん重なってゆくと、幸せな涙がボーボー出ちゃう。
人が歌う幸せ、人が人と繋がり生きる喜び。

神様への愛を信仰で生きるシスターの物語りなのに、一番人間臭い部分で泣かされるんだな。

映画のように聴衆がエキサイトして叫ぶ演出は出来ないから
そこんとこは私達がヒューヒュー盛り上がってコンサート(じゃなく救いのミサ)の目撃者になるんだな!

これも、もう平日の昼間から3階まで超満席。
劇中の台詞でホントに「3階まで超満席だぜ!」ってのがあるんだけど、それが本当なのが観客もすごく嬉しい。

いつの間にか、キャストに引き込まれ、物語りの中にいるような錯覚になってたって証拠。

流れていく訳詞も滑らか、やっぱり神様への愛を叫ぶ歌詞はいいわ~!

最初は別の意味で、最後には信仰の意味で「イカセテ!天国に!あんたは最高の男!」とシャウトする。

そっか、人はそれを祈るのか。

と、目から鱗が落ちる思い。<大爆

女性のコーラスの分厚さ、迫力は最高なんだけど、悪役とかいろんな役をする逞しい男性キャストの演技が良かったよね。
3人で女を誘うナンパなソングがあるんだけど、花を抱えて可愛いのなんのって!

やっぱりこの世でもあの世でも「イイ男」に愛されるのが一番だ、ってことですから。

東宝版は私は未見ですが、来年、蘭とむさんでまたやるし、これは楽しみ。
って、あのシャウト、できんのか!やれと言われりゃ何でもやるコメディエンヌなのは(数々のショーで)知ってるから期待大。
で、石井さんがチャーミングな警官さんか!

(そしてジャージーボーイズの日本版も来るって、これまた最高の来年のお楽しみだ!あっきーだね!あと、あの人この人、来て~~w)

ブロードウェイ版見て日本人キャストが楽しみになるって、これも良いこと。

来年もいろんな来日公演、楽しみたいな~。




※追記 初日から数回を観た感想を別記事にあげています。こちらは舞台を観る前の記事になりますご注意ください。

さて、世間とっくに夏休みですが、暑い時期は涼しい劇場が最高です!
特に地下鉄でそのまま直結してる国際フォーラムが超最高です!\(^^)/

ってことで。


久しぶりの紫吹淳さまの主演ミュージカル「グッバイガール」 
2015.8.7~8.23 東京国際フォーラムホールC 
公式サイトはコチラ

ああああ、このニュースを聞いた時、もう飛び上がって喜んだのは私だけじゃないはず。
70年代最後の(女性がまだ本当に自立して最強になる前のw)アメリカのブロードウェイ作品。
(日本でももう二度も舞台化されてたのね)

あの、みんな大好きシャレオツな男と女、神様、ニール・サイモン作品ですよ!!

私はもちろん、映画で観ました。
(まだな~んにも知らない中学生でしたが観ました)
そして刷り込みって恐ろしい!

今でも私、土砂降りの雨の中を歩く時、このメロディーが頭の中に浮かんで来ちゃうんだよ!
<そしてうっかり思い出してあったかい涙が溢れそうに

2015.8.10追記:舞台版には、この曲は使われていません、これは映画だけ。
舞台は(コーラスラインとかを作曲したかたの)もっと凄い曲が溢れてます!



人には(映画ファンには)誰にも永遠の名場面、ってのがあるものですが。

私にとっては、まさにそれがこのリチャード・ドレイファスのこのズブ濡れの演技だってことですから。

何故か大泣きだよ!理由は無いんだよ!
だって、好きなんだもんこの映画!

主演の女優さんは、この映画の撮影当時はニールの奥さんだったってこともあるし。

コケティッシュで最高にカワイイ、何ともほっとけない女性を充て書きされたようにキュートに演じてる。
<惚れっぽい、子持ちの中年ダンサーの設定

ほら…ほらね、どっかで、このほっとけない、危うい、でも最高にカッコ可愛い女性を貴女知りませんか…w

テレビではちょっとぶっ飛んだキャラで笑いをさらって、でもその一歩間違ったら大変なところを、何故かフンワリ持ってっちゃう。

そして舞台の上では、誰もが思いも寄らないことをして、お客をいつも驚かせる格好いいトリックスター、紫吹淳。

ハッキリ似てます。<ファン思い込み最高です

そして、リチャード・ドレイファスの役は岡田さん!
いやー、本当にこの方も舞台の上では、お客を驚かせて下さる方。<気が合うわ

マ○○ラの…とかも凄い良かったし!何よりアイドルでデビューした十代の頃からファンでした!<歌上手い~

舞台俳優のこの役、実際のモデルはあの名優ダスティン・ホフマンとか言うのをどっかで読んだけど本当だったらいいな!

台詞一つ一つに対する拘りとか、演出家との意見の違いの苦悩とか。

舞台役者のファンなら泣ける、これある意味、バックステージモノなんだよね!!

そして、思わず舞台を観る女の人生、一度は言ってみたいあの言葉。

「役者はもう懲り懲りよっ!!」<舞台でこれがあるかどうかは解らないけど
って。<ヲイ爆

ロマンティックに役者にアノ手この手で口説かれる、のはもちろんだけど
母子ものでもあって、アメリカらしい、新しい家族の物語りでもある。

道にオレンジをコロコロと転がして、それをポーラが慌てて拾い集めるシーン。

まだまだ、ウーマンリブ(懐)の波が始まったばかりの70年代のアメリカで、女性が一人で生きていくことの強さ危うさを見事に表現してたよね。<映画

関係ないけど映画「結婚しない女」のラストのシーン、主人公の女性が男に貰ったとんでもない大きな絵を一人で担いで帰るシーンとか、「追憶」の女性の権利を主張するビラを配るシーンとか、70年代の女性の生き方が、それ以前の(このブログ前記事の)50・60年代「南太平洋」とか「マイ・フェア・レディ」とかとは描かれかたがまるで違うのが本当に興味深い。

そんな女性を描く物語りの中でも、笑って泣けて、優しく愛を教えてくれるグッバイガール。

一番泣ける、あのシーン、そしてこの台詞が、どう舞台の上に出現するのか。
ニールファンを自称するマキノノゾミ先生の手腕が、ぴったりのキャストが、今からもう楽しみで堪りません!
あ、余談ですが、この前の深夜に放映されてた映画版はずいぶんとカットされてて気になりました。<仕方ないけど

これは、ただのラブコメじゃない、イイ時代の空気を感じつつ、ギュ~っと愛されて泣ける、良いストーリーですよ。

さぁ、この夏はずっぽり通って観ましょうよ。←正しいリカファン




もはや夏の風物詩!
毎年、良質なミュージカルを観やすい真心価格で広く全国へと届けてくれる「ハローミュージカルプロジェクト」

去年まで3年連続、松平健&紫吹淳の「王様と私」で、心から楽しませて頂きましたが。

今年は作品&キャスト一新で。

「南太平洋」 主演 別所哲也&藤原紀香。
そして脇を固めるのはフレッシュなイケメンダブルキャスト!渡辺大輔クンと藤田玲。<大人気

私ももちろん、お目当てはフランスハーフで牙狼ちゃんな男前
藤田玲くんだよ!ハイ!

仏領ポリネシアの南の島のお話だから、現地語はフランス語ってことで、フランス語指導・監修に藤田くんの名前がクレジットされてるのも凄い嬉し。

ってことで。
楽しい名作ミュージカル!
日本でも何度も舞台化されてるよね~♪
<むか~し私が観たのはたしかイ○ロさんのネリー?だったような記憶…ずいぶんおむねがうす爆

今回は藤原紀香さんのボンバー魅惑のボディが、制作発表から炸裂していたわけで、ビジュアルだけでも大迫力!
ネリーちゃんは天然お気楽アメリカ娘ですから、大アタリ役ですよコレ!

ミュージカルを初めて観る人に「舞台でも上手いのね」と、言って貰うだけでも大変なことですよ。
女の魅力、をダイレクトに歌うこのお話だからこその配役の妙、良かったマジ。

男と女、ボーイミーツガール、女の代わりは女しかいない、戦中戦後の大らかな男女感が今はもう笑っちゃうくらいストレートでイイ。
ちょっと今だったらコレ、ジェンダー大丈夫?と思うけど、そこが名作、いいんだな!<歴史のお勉強

それだけじゃなく、この時代らしいガールズブラボーが溢れてる。
どんな時代も、女の子がこんなに頑張って愛して悩んで仕事してたんだと。
<こんなところに泣けちゃった
そして、レディーファーストで、女性がこんなに守られていた時代であることも。
<あぁアメリカの古き佳き時代感

舞台は若さ溢れる男の子と女の子が大人数で大活躍の迫力アンサンブル。
楽しい楽しい、舞台の上だけでもこうでなくちゃ。<若い子が頑張って報われる世界じゃなくっちゃ

ってことで、まず映画を観てないと、かな~りポカン、としちゃうのは作品的にも仕方ない、かな。<爆
だって、コレ戦争のお話でもあるし。
ミスサイゴンっぽい、部分は藤田玲くん枠?のカップルが担ってます!

出番はハッキリ言って少ないけど、大事な戦争部分、悲恋担当ってことでイイヨ~。

もう、牙からは信じられないくらい、初心でチェリーなエリート中尉さん、って…マジごちそうさまっ!

今では関係無いCMソングとして有名な名曲「ハッピートーク」での、指の可愛い振り付けのキュートさ!
ハーフイケメンが繰り出す、人差し指の(小鳥さんがお喋りしてる?)チュンチュン感堪らん美味しいわ!
<萌死ぬぞ

実は、ボーイミーツガールな何とも言えない悲恋の前の若い恋のお歌なんだと思うと、今ではお気楽ソングとして良く耳にするこの曲も胸に迫る。

ってことで、名曲だらけの南太平洋。

爆弾みたいに、ロジャース&ハマースタインが次々と繰り出すお歌に酔ってる間に舞台は終わっちゃうんだよね。
<それでいい

私が一番に楽しみにしていたのは(ガールズブラボーのこれ以上無い名曲)「ワンダフル・ガイ!」です。

男の子達が筋肉モリモリで歌う「女ほど素敵なものはない」に対するアンサーみたいな曲。
女の子達の真ん中でノリカ様が輝いてるわ!

邦題?は「すてきな人に恋してる」ってなってるけど…

これ、岩谷時子先生が苦労されたんだと思うのよね。

そもそもワンダフル、に匹敵する日本語ってあるの?素晴らしい、とか凄いとか?

ナイスでもクールでもスペシャルでもない、ワンダホー!

理想の完璧なこれ以上無い「イイ男」ってことですから。

そこを頑張って♪恋してる~恋してる~恋してる~…わんだほーが~~いっ!って。

可愛いぞ。<岩谷先生、ホントすごい

和訳に関しては(岩谷先生がお亡くなりになったこともあるし)
若手の才能ある翻訳家さんも数多出て来ている今の時代。
経費や著作権、版権のこともあるだろうけれども、これから名作ミュージカルを上演する時には、日本語になっちゃってる英語については配慮して
新しい言葉でまた聴いてみたい、と思うのも事実。

また違う制作の舞台で、いろいろ新訳版を観てみたいなぁとも思った私です。

ってことで、いよいよ最後は、そのワンダフルガイ、主役の別所哲也さんのコト。<ああっわんだほー

魅惑の宵、バリハーイ、はモチロン、この別所満足。<このために来たよ

役者らしい、意味のある言葉と声、特にバリハイ、ラストの裏声の柔らかな男らしい声に泣けた!

古いお話だから、(男性世界で映画が作られてる)あのマイフェアレディーみたいに、若い女の子と中年壮年ダンディーとの恋が展開します!
しかも子連れ、イイ男はどんな境遇でもイイ男!

別所さんは、中年と言うには若いけど、ちょうどイイ感じの同年代役を、余裕で楽しみながら演じているのが伝わってくるわ。
(ちょっと若いピチピチなw)ノリカネリーを狙うのは…と揺れちゃう男心の花束が切ないよ!

この年になって観ると解る、いろんなことがまたイイよね。

そして、別な意味でもピチピチ?な白衣の天使(下にいろいろ着てるんだよねわかります)ノリカ様の親近感湧くボンバーもまた良し!
<パンフ、ちょ…

なんせ、このハローミュージカルプロジェクト、しっかり東宝衣装部さんが作る、本物上質な衣装がまた良いのよ!
ネリーちゃんのバイオレットなシフォンのゴージャス、これに金髪ズラで
着こなせる女優が他にいるかってことですから。

そういう意味での、今のノリカ様の存在を有り難く思う。

映画を観てないと、唐突なラストに感じるかもだけど。
この余韻が何とも言えない、暖かな信頼の空気が50~60年代のイイトコロ。

ただただ信じて待つ心、それ以外に何もない時代の男と女の「愛の形」だ。

陽気な設営部隊員ルーサーのルイルイ太川さん(若い時から凄い仕切りレッツゴーヤング)も楽しく安定で、いまの商業舞台に欠かせない人になっているのがわかる。

ちあきしんさんの確か過ぎる歌唱力のバリハイだけで、このチケ代の元の3倍はもう取りまくる!これも嬉しい。

そして、最後の最後。

私の磯部勉さま。<愛してる

お歌がないのがもうっ、勿体ないけれど、この嬉しいハロミュにずっと出てくださる歓び。
この暑い日本の夏を全国廻ってくださるその本物の(別所さんよりずっと)ダンディーの男気な魅力に撃沈よ!<獅子王院さま~

今回の海軍大佐は、前回のシャムの総理(上半身裸)よりはるかに出番が多くて、チャーミングで台詞も出番もありまくる!

まさかの磯部満足を連れて来る舞台だった!

あぁ磯部様、脱がないのが勿体な…←ヤメナサイ


名作舞台、来年も楽しみに。
<全国の皆様の大輔Ver.のレポ楽しみにしてます!