ブラックライトを手に入れたら、一度はやってみたかったこと。
それは
「光る生き物なんてせいぜいホタルくらい…しょせんこの世は闇…」そんな風に思い込んでるバットマンのように暗い人のために #ゆかいないきもの超図鑑 のカモノハシ図解ページを公開するので元気出してください。ただでさえ奇妙なカモノハシがさらに光るというなら、この世は闇ばかりとは限らない…。 pic.twitter.com/0zlUsk0let
— ぬまがさワタリ@『ゆかいないきもの超図鑑』3/8発売 (@numagasa) 2022年3月16日
ところで「蛍光」ってなんですか?というのは、意外とあやふやな方が多いのではないでしょうか。
そもそも光とはなんぞや、からなんですが、光は電磁波(電子が波打ちながら進むぐらいのイメージでとりあえずいいです)のうち、ごく狭い範囲の、目で見える波長域のことです。
可視光域より少し短い波長域が紫外線、少し長い波長域が赤外線、ぐらいが日常でリアリティを持って認識している電磁波の範囲かなと思います(蛍光の話も、だいたいこの範囲に収まります)。
ある物体に向かって電磁波が進んたときに起こることはざっくり(実際にはもうちょっと複雑ですがここでは割愛いたします)
①物体の構造の隙間を電磁波がすり抜ける→透過
②物体にぶつかってはね返される→反射
の他に、実は
③物体の構造の中に電磁波が一旦吸収された後、より波長の長い電磁波として放出される→輻射
というのがあり、その輻射のうち、可視光域外の電磁波を吸収して可視光線を輻射するようなときには、人間の目で認識できる範囲では「光源(可視光)の明るさ<物体から出ている光(可視光)の明るさ」となるため、まるで物体が自力で光っているように見える、というのが蛍光という現象です。
と聞いても、やはりまだ特殊なことのように思えましょうが、起こっていることは、実は
「黒い服(可視光線を吸収する)を着てひなたぼっこすると温い(赤外線を輻射する)」
と、現象としてはそんなに変わりません。
紫外線を吸収して可視光線を輻射するか、可視光線を吸収して赤外線を輻射するか、単純に波長の違いだけです。
どうでしょう、少しは身近なものに感じていただけましたでしょうか?
それにしても、人間の目は、周りの見え方や光源の光量から、予想される反射光の総量みたいなものと目の前の現象の差を知覚しているんだな~などと少し感心いたします。
そして「蛍光って言うけど、ホタルやホタルイカの光り方とは根本的には違うじゃん、看板に偽りありだよ!※」と、毎回微妙な気持ちになる次第です。
もう、オタクはつまんないことにこだわるんだから…
と、自分でも思いつつ。
さて、パインアメ食べて気持ちを落ち着けますかね。
※ホタルやホタルイカの光は、酵素反応の結果発生したエネルギーを光として放出しているのですが、まだ理解がふんわりしているので、今回はこの程度の説明にとどめておきます。