昔(具体的に言うと平安時代)、暦を作っていたのは陰陽師だったとどこかで聞いたことがあります。
陰陽師は、今でいうと、天文台の研究員と気象予報士と農業指導員と占い師を混ぜ合わせたような仕事だったようです。
いいなあ、やってみたいな、そんな仕事。
星を読んで季節を知り、暦にそれを記し、いつ何の種を撒くと良いとか、そういったことも研究していたとか。
だから、安倍晴明の紋章は五芒星なのですね。
さておき、そんな風に作られてきた暦も、文明開化で太陽暦のカレンダーが導入されたときにちょいと廃れます。
そこを生き残る為に、何の日にどんな運が良いとか悪いとかいう暦占いがフィーチャーされ、現在に至るようです。
これが、縁起かつぎの好きな日本人気質にフィットし、オイラが財布のデビュー日を3月8日に決めたりするわけですな。
でも、その根底には、かつて星を真摯に見つめ、なんらかの宇宙のリズムを感じ取ろうとした人たちの研究の成果があるのだと思うと、少し楽しくなります。
その楽しさを維持するためにも、良い日に良いことが起こったと感じられる能天気さの維持に努め、良いことを呼び込む努力を怠らぬようにしたいものです。