永冬生活…開直 | 腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

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2017年末に 脳梗塞で倒れ 糖尿病も併発、軽い右側麻痺、言葉がたどたどしい。
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《いいね》は生存確認、内容に関わらずしてます。
(記事に無関係、無神経な※ 無言削除)

自己破産をするとなると、様々な金融業者にダーリン名義の借り入れ金がないかどうかを調べる筈。
内緒で借り入れをしていた義姉にとって、そんな都合の悪いことをさせる訳にはいかない。

自己破産となると、その、それぞれの金融業者にも通達が行く筈だ。
前回【自己破産すると、全ての銀行に通達が行く】と言っていたのは、こういうことだったんだ。

通常。
自己破産をしたからといって、他の誰かに知られることはない。

もちろん、戸籍や住民票に載ることもない。

いわゆる【ブラックリスト】には載るが、その通達はそれぞれの金融業者、金融機関の本社など、一部だけだろう。

借り入れの申し込みがあり、その人について本社等に問い合わせた時、初めて解る筈だ。

しかし。

実際に自己破産された金融業者では、その手続きなどをした支店(実際に借り入れを申し込んだ本支店)にも通達が行くのではないか?

義姉が恐れていたのは、このことだったのではないか?

義姉が、自分の勤めている銀行で手続きをして借り入れをしたのだから、直接通知が来るのは当たり前で。

事実、後に

「うちの支店に、あの子の名前の書類(個人再生したということ)が回ってきてビックリしたわッ!!私、結婚して姓が変わってたから、誰にも気付かれずに済んで良かったけどさ…。ほんとッ。心臓が止まるかと思ったッ!!」

と言っていたのだから。

自分は全く悪くないのに、大変な目に遭った…
そんな、やや憤慨した表情だった。

いやいやいや。

その【種】を蒔いたの、ご自分ですからっ。
勝手にダーリン名義の借金をしてなければ、そんな思いをすることはなかったのだから。

そういえば後日。

《で、姉ちゃん、ダーリンに黙って勝手にお金借りてたこと、謝ったの?》

『んなもんっ謝るかぁっ!!その程度の奴なんだよっ!!俺が個人再生したお陰で、お姉は残りの返済をしなくて済んだんだぜ?どれ程の借金を返さずに済んだか、全く解ってねーんだからよっ!!』

うん、ですよね。

しかし、義姉の【失態】はこれだけじゃなかった。

個人再生するにあたり、ダーリン名義の通帳を、全部提出しなければいけなかった。

数ヶ月前。

私が名義貸しをした、義姉の分の借金のことでゴタゴタしてから、電話代など、ダーリンのものはコチラでやることにはなったけど、義姉が管理していたダーリン名義の通帳を持っていたのは義姉だった。

「もー使わないからいらないでしょ?」

と言われて。

でもたとえ残高がゼロでも、通帳がある以上は出さなければいけない、と言われたので義姉に連絡。
ダーリン名義の通帳を返してもらうことにした。

ところが。

それで、とても心穏やかではいられぬ出来事が。

通帳を受け取った私は、何の気なしに通帳を見てみると、あまり記帳されていなかった。

この為にわざわざ通帳を新しくした…
そんな印象だった。

違和感を覚えながらパラパラッとめくってみると…。

通帳の一番後ろの方は、定期などの、普通預金とは違う項目がある。
そこになんと、ダーリン名義で、30万円の定期の記録あった。

それも1ヶ月前の日付で。

ところがそれは既に解約されていた。
私が通帳を返して欲しい、と言った翌日に。

通帳は、義母を通じて封筒に入れて渡されたので、一応、受け取った報告をしようと義姉に電話をした私は、思いがけないことを言われてしまった。

「それ(30万円の定期)はねッ!!あの子のお金じゃないからッ!!あの子のお金なんてッ!!一銭もないからッ!!」

特にこの時その通帳を見て
【このダーリンのお金はどうしたのか】
的なことを言った覚えはないのに。

いやいや、チョッと待て。

ダーリンが働き始めてから、ずっと通帳管理をしていたのは義姉で。

ダーリンは、義姉に言われるがままの金額を、言われるがままに毎月毎月渡していた訳で。

その額は少なくとも毎月20万。
多いと、それ以上。

彼は最初、車のセールスマンをやっていた。

人当たりも良く、セールストークも上手かった彼は、あっという間にトップにのぼりつめ、給料もボーナスもかなりの額をもらう時もあった。

そう、その金額に応じて義姉への上納金は変わったのである。

月に20万という金額は、携帯代、車のローン、車の保険料などなどさっ引いても、半分近くは預貯金にまわせる筈だった。

元々この金額。

彼が飲食店を開く時に借り入れ等がしやすいように、と、そういう類の定期をやる為に義姉が設定した金額だった。

ただ、以前も述べた通り、ダーリン自身も、もちろん義母も、満期がいくらの定期なのか、毎月いくらずつやっているのか、全く把握していなかった。

「あんたねッ!!お店やろうと思ったら必死で貯めないとッ!!いくら(貯金)やってるかぁッ!?そんなのあんたは知らなくて良いのッ!!!!!」

ダーリンは、義姉に言われるがままにお金を納め続けた。

金額を知る必要がない、というのは下手に知っているとそのお金をあてにして、何かやらかすといけないから…というような理由だったようだが。