息苦しさ、イビキ、睡眠不足、頭痛、痒み…そんな症状は全くなく、いたって元気なムスメですが、鼻づまりが治らないから昨日、耳鼻科へ連れて行きました。
去年9月
処方されたコルチゾン系点鼻薬で鼻炎が治まったので、6週間後の再チェックを忘れてサボってしまいした。若い男性医師さんから持続させないといけないと言われ、一時的なもので治療を疎かにして猛反省。3ヶ月後に再診です。
少し鼻に炎症があるということで、
再びコルチゾン系モメタゾンフランカル配合の点鼻薬とビラスチン配合の抗アレルギー薬「アレグラ」を処方されました。点鼻薬は朝夕一回ずつ、錠剤は1日1錠を食前1〜2時間前に服用。アレグラは眠くならず、よく効いて持続が長い。私もたまにストレスで体中が痒くなった時に飲んでいます。グレープフルーツなどのフルーツジュースと一緒に飲むのはダメ。
午前8時すぎに診察を済ませ、すぐ学校に送り届けました。校門前で見届けるだけで良かったのですが、教室まで行きました。
なぜなら…、
6年生の時に担任だったD先生への借金返済のため。
ムスメが先生に借金したのは2度目。今週水曜日に学校近くのスーパーに買い物に行くと言ったから2€(約320円)のお小遣いを渡しました。
ところが、
家に持って帰ってきたアナ雪シールセットは2.50€(約400円)。足りない50セントはどうしたのかと聞くと、
「D先生にもらった」
お金の使い方を習っているはず
「お金はある分だけしか使ったらアカンていつも言ってるよな?それはもらったんやなくて、借りたんやで?だからちゃんと返さなアカン」
買う前に先生が商品の値段と所持金を確認して欲しいとか貸さないで欲しいと思うものの、毎回チェックしていたら自立支援にならないし、いつまでも学習しないしなあと…難しい。
借主が学校の先生だからいいものの、もしこれが悪意ある人間だったら騙し取られるか、本物の借金をさせられるのは確実。ムスメの知的能力ではカード、リボ、ローンの返済はできないので実は物凄い深刻な問題です。所持金以外は絶対に使わないをさらに徹底、次回からは3€(約480円)を持たせることにして、
「渡した分だけ使いや。次借りたら二度とあげへんしな!」
と最後の警告をしました。
オットーは国の奨学(教育)ローンがなければ専門大学に行けなかった家庭で育ちました。私も若い頃、実父が隠し借金し、実家の家賃支払いに実母に信頼して渡したはずの再留学のための貯金通帳から全額引き出されて泣き、父亡き後のムスメが小さい時に実母の解約し忘れていた私名義のクレジットカードの無断使用が発覚、電話での話し合いの途中で絶縁しました。だから責任あるお金の使い方と人に利用されないよう、激しく泣かしてでも教え込んでいます。
残念ながら授業開始の時間でD先生とは会えず、今日は連絡帳に書いてムスメにしっかり返済させます。
それでは