今日も朝からお仕事!のアオシマです。
ヤマトヤ浜松店と富士店で取り扱っている「俄」(NIWAKA)は、1200年の歴史を持つ京都で誕生した、日本発のジュエリーブランド。婚約指輪・結婚指輪において、特に人気を得ています。指輪ひとつひとつに、デザインにちなんだ名前が付けられており、美しい情景がじわっと浮かんできます♪
この俄というブランドは、伝統を重んじる古都・京都生まれでありながら、実は、とても革新性に富んでいるブランドです。きょうは、そのことを、指輪の「材質」という面からお話してみたいと思います。
【俄】の指輪たち。
フェア中の現在、通常よりもたくさんのデザインが揃ってます♪
ジュエリーによく使われる材質と言えば、「プラチナ」と「ゴールド」。希少性および耐アレルギー性が高く、古くから「貴金属」と呼ばれている材質です。俄のリングは、プラチナおよび3種のゴールドから材質を選択できます。
この俄というブランドは、伝統を重んじる古都・京都生まれでありながら、実は、とても革新性に富んでいるブランドです。きょうは、そのことを、指輪の「材質」という面からお話してみたいと思います。
【俄】の指輪たち。
フェア中の現在、通常よりもたくさんのデザインが揃ってます♪
ジュエリーによく使われる材質と言えば、「プラチナ」と「ゴールド」。希少性および耐アレルギー性が高く、古くから「貴金属」と呼ばれている材質です。俄のリングは、プラチナおよび3種のゴールドから材質を選択できます。
まずは、プラチナ素材について。
国内のジュエリーで最も広く使用されているのは、「Pt900」と呼ばれる、プラチナ含有率が90%の材質です。純プラチナは変形に弱いため、一定の割合で硬度の高い金属を混ぜることで、強度を増しています。私がヤマトヤに入社した12年ほど前は、ブライダルジュエリーにおいても、この「Pt900」が一般的でした。
そんな中、俄では、早い段階から「Pt950ハードプラチナ」、すなわちプラチナ95%の材質を素材として採用してきました。独自の配合をすることで、純度が高く、一般的なPt900に比べ約2倍の硬度も実現しています。
ただ、俄がPt950素材を採用したのは、もうひとつ別の理由がありました。それは、「Pt950はプラチナ製品の世界基準であるから」ということ。日本で一般的なPt900ですが、欧米ではより純度の高いPt950が一般的なのです。日本発のジュエリーブランドとして、ニューヨークに店舗を出したり、現在も俄社が展開する別ブランド「LUCIE」をアジアに展開していたりと、海外にも目を向けているという革新性が感じられます。
下は「Pt950」素材(77,000円+税)
次に、ゴールド系の材質について。
一般的に国内のジュエリーで最も広く使用されているのは、「K18」(18金)、すなわちゴールド75%の材質です。プラチナ同様、純金は柔らかいため、一定割合の硬度の高い金属を混ぜることで、強度を増しています。イエロー、ピンク、ホワイトと、割りあわせる金属の種類により、様々な色味が出せるのも特徴です。
私が入社した12年ほど前は、イエローゴールドやピンクゴールドの結婚指輪はあったものの、ホワイトゴールド(WG)の結婚指輪はかなり少数派でした。というのも、WGは、表面にメッキをしているものが一般的であり、結婚指輪として毎日身に着けていると、メッキが落ちて地の色が出てきてしまうためです。WGは、プラチナと同じ感じで、プラチナよりも安く作れる素材という印象でした。
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★補足:WGは、金色であるゴールドに、パラジウムなどの白い色の金属を混ぜていますが、若干の黄色味が残ってしまうので、表面にメッキをしているものが一般的です。メッキ自体は悪いことではないですし、現在もファッションジュエリーでは一般的なのですが、結婚指輪として毎日身に着けていると、メッキが落ちてきて地の色が出てきてしまいます。
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そんなWG素材にも革新性を発揮したのが、俄。俄のWG素材「プラチナゴールド(750PtG)」は、パラジウムよりも高価なプラチナを10%配合している贅沢な素材で、さらに、メッキもかけていないものです。色味はプラチナに比べると若干白さのトーンが低い感じになります(写真参照)。
「プラチナよりも安いから」という、消極的な理由で選ばれていたWG素材が、俄の新素材によりメッキはがれの心配もなくなり、「好みに応じて気に入った材質を選べます」、と積極的な理由で選べるようになりました。プラチナよりも落ち着いた印象の素材なので、特に男性にはプラチナゴールドの色味も好評です。
次に、ゴールド系の材質について。
一般的に国内のジュエリーで最も広く使用されているのは、「K18」(18金)、すなわちゴールド75%の材質です。プラチナ同様、純金は柔らかいため、一定割合の硬度の高い金属を混ぜることで、強度を増しています。イエロー、ピンク、ホワイトと、割りあわせる金属の種類により、様々な色味が出せるのも特徴です。
私が入社した12年ほど前は、イエローゴールドやピンクゴールドの結婚指輪はあったものの、ホワイトゴールド(WG)の結婚指輪はかなり少数派でした。というのも、WGは、表面にメッキをしているものが一般的であり、結婚指輪として毎日身に着けていると、メッキが落ちて地の色が出てきてしまうためです。WGは、プラチナと同じ感じで、プラチナよりも安く作れる素材という印象でした。
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★補足:WGは、金色であるゴールドに、パラジウムなどの白い色の金属を混ぜていますが、若干の黄色味が残ってしまうので、表面にメッキをしているものが一般的です。メッキ自体は悪いことではないですし、現在もファッションジュエリーでは一般的なのですが、結婚指輪として毎日身に着けていると、メッキが落ちてきて地の色が出てきてしまいます。
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そんなWG素材にも革新性を発揮したのが、俄。俄のWG素材「プラチナゴールド(750PtG)」は、パラジウムよりも高価なプラチナを10%配合している贅沢な素材で、さらに、メッキもかけていないものです。色味はプラチナに比べると若干白さのトーンが低い感じになります(写真参照)。
「プラチナよりも安いから」という、消極的な理由で選ばれていたWG素材が、俄の新素材によりメッキはがれの心配もなくなり、「好みに応じて気に入った材質を選べます」、と積極的な理由で選べるようになりました。プラチナよりも落ち着いた印象の素材なので、特に男性にはプラチナゴールドの色味も好評です。
俄の和彫りリング【花匠の彫】(かしょうのほり)・「あいの風」
上:Pt950 173,000円+税 下:プラチナゴールド 177,000円+税
全国に十人ほどしかその技を持つ職人がいないという、
寺社仏閣の装飾品などを作る職人のひとりが彫り上げています
【詳しくはコチラ】
デザインにもよりますが、同じデザインの場合で、約15~20%ほどプラチナゴールドのほうがお安くお作り頂けます。
やっぱり一番多く選ばれるのはプラチナですけどね。女性プラチナ、男性プラチナゴールド、といった組み合わせも可能です。
上:Pt950 173,000円+税 下:プラチナゴールド 177,000円+税
全国に十人ほどしかその技を持つ職人がいないという、
寺社仏閣の装飾品などを作る職人のひとりが彫り上げています
【詳しくはコチラ】
デザインにもよりますが、同じデザインの場合で、約15~20%ほどプラチナゴールドのほうがお安くお作り頂けます。
やっぱり一番多く選ばれるのはプラチナですけどね。女性プラチナ、男性プラチナゴールド、といった組み合わせも可能です。
材質ひとつとっても奥深い、俄の世界観。
結婚指輪&婚約指輪をお探しの方、ぜひ一度見てみて下さいね。
俄のデザインや品質、技術のことなども、
追い追いブログに書いていきたいと思います!