【相手の思いを知る難しさ】
今日は、幼稚園での出来事で先生から個別に報告がありました。
クラスで1対集団でのふざけ、いじわるがあり、一人の子を傷つけてしまった側にいたことの報告。
先生は自宅でのフォローをお願いしますと。
事柄だけを聞くと、わたしの最も嫌いな行為にわが息子が加担した?!はぁー??と怒りに変わりそうだけど
冷静に
彼が口を開くのを待っていると
「ある子がいじわるをしたから、その気持ちをいじわるした子にわからせようと守ろうとした子の思いに同調し、同じ行為をしたとのこと」
むっちゃ想像つくシーン。
で、方法が間違っていることをとがめられた様子。
そこに混ざっていなかった子も含め、先生からお話があった様子。
最初に、先生から報告を受けた時に、
「あんなに仲の良いクラスにもそんなことが起きる?」
と驚いたけれど
成長過程で
「相手の思い」をわかってあげられるようになったからこそ
「善悪判断」がつくようになったからこそ
今日の行為は起こったんだなと感じました。
相手の思いを大切にして、ある一方をかわいそうと判断して起きた行為。
その方法が集団での行為だということが間違っていることを先生がきちっと伝えてくださっていることが息子の報告からわかり、ホッとしましたが。
まだまだ、わかっているようで難しいなと改めて考えさせられた本日の出来事でした。
息子の通う幼稚園は、クラスが少人数で先生からのこういった報告もきめ細やかで、親にもだいたい園での様子が想像できます。
なので、連携してフォローしたりしやすいことにも気づきました。
学校にあがり、集団が大きくなることでないがしろにされてしまう「個人」の思いが現在のいじめ問題に関係すると感じて仕方ないですが、
財務省は小学校のクラス人数増だったり、予算ありきでの編成を余儀なくされている教育環境に悲しくなります。