安全はタダ?実はあなたの回りではいろんな事件が起きてます。 | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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日本人は「水と安全はタダ」という意識を持っているといいますね。

実は皆さん方の回りではいろんな事件が起こっています。

報道発表される事件なんてほんのわずか。

小さい事件なんて山ほど発生してるんですね。

「うちの近所は大きな事件もないし安心安心」なんて思っている方はたくさんいるでしょうが、知らないだけなんですね。

まさに知らぬが仏。

特に性犯罪や子供が対象の事件は被害者のプライバシーにも配慮して報道しないことが多い。

女性がオートロックのマンションに帰ったところ、後ろから一緒についてきた男に住民を装ってエレベーターに乗られ、エレベーター内で脅されてそのまま屋上に連れていかれて暴行されたとか、そんな話は割とよくある話でもあります。

また、深夜、人気のない住宅街などを歩いていて、後方から走ってきたワゴン車に横付けされ、降車した数人の男に抱きかかえられて連れ去られ、人気のない山や港に連れていかれて・・なんてのも昔からよくある話。

さらには深夜の駅で女性を物色していた男に後をついて来られ、女性がアパートに着いて鍵を開けた時にそのまま押し入られて・・・なんて手口もよくあります。

冒頭に言ったように安全はタダではなく「安全はお金で買う時代」なんですね。


つまり先ほどのケースではあればタクシー代をケチらずにタクシーで帰りましょう。

親や彼氏に無理を言って車を出してもらい、迎えに来てもらいましょう。

防犯ブザーを購入して手に持って歩きましょう。


女性、子供は特に注意が必要ですから、回りにいる大人が注意してあげることも大事です。

うちには娘がいますが、深夜は絶対タクシーで帰って来るように言ってあります。

数百円のタクシー代をケチって後悔させたくないですからね。


また、意外と知らないのは泥棒。

空き巣、忍び込みという手口の泥棒は深夜電車で訪れ、駅の近くの民家を狙い、始発で帰る、なんてのがよくあります。だから朝になるとその周辺一帯が軒並み泥棒に入られてたりとか。

始発で会社に行く時にあなたの隣にいるのが実は泥棒だったってこともあるんですね。

泥棒で怖いのは「忍び込み」という手口。家人が寝ている最中に侵入するので泥棒と鉢合わせになると危害を加えられる可能性があるからです。

「居直り強盗」といって泥棒が発見されたことによって強盗になるわけですね。

特に一戸建ての方は戸締りには十分注意してください。また、マンションの一階の方も安心していたらダメですよ。マンションでも一階は泥棒に入られます。夏など網戸にして寝ている方がいますが注意しないといけません。特に庭が通りに面しておらず、死角になっていたりすると狙われます。

サッシの鍵を二重にするとか、防犯対策にもお金をかけましょう。

そんなわけで安全はタダではありません。


あ、もちろん警察も事件が発生したら重点的に警らをしたり、必要な情報は住民に提供してますけどね。

まずは自分の身は自分で守るという意識を持つことが大事です。


どうぞよろしくお願いします。(^.^)