交渉術の中で嘘を見抜くというテクニックは誰もが身に付けたいと思っているテクニックのひとつでしょう。
交渉で一番知りたいのは相手の心の中であり、本音ですからね。
つまり相手が本当のことを言っているのか、嘘を言っているのかがわかれば、こちらにとって有利に交渉を運べるわけです。
よく目の動きで心を読めるという方がいます。
あれって本当だと思います?
答えは、本当でもあり嘘でもあるんですね。
「目は心の窓」というようにある程度は心の動きが目に現れます。
嘘を付くと「目が泳いだり」「目を合わせなかったり」「目を閉じたり」しますよね。
でもそれだけでは嘘を付いているという決めてにはなりません。
大事なのは、目の動きが普段の行動から逸脱しているかどうかという点なんです。
例えば、私の経験から言って男性は嘘を付くと目を逸らすことが多いんですね。でも女性は目を合わせることが多い。女性の方が神経が太いんでしょうかね。じっと見て話すことが多かったですね。
しかし、これも一概に言えるわけじゃなくて普段の相手の目の動きを知っておくことが重要になります。
普通に会話をしている時に目をじっと見て話す人が、核心を突いた質問をされた時に目を逸らしたら、これは怪しい。たぶん60%くらいの確立で嘘をついています。
嘘かどうかを確認するための精度を上げていくには、目だけではなくていろんな部分に着眼点があります。これはおいおいお話ししまょう。
そういえばips細胞の移植手術をしたという森口氏、最近、すっかり有名になってしまいましたよね。
大勢の報道陣から矢継ぎ早に質問を受けて「目を閉じて」回答していました。
あれは、
・自分が作ったストーリーが崩れないように思い出しながら話している
・目の動きで動揺を見抜かれないようにしている
・心理的なストレスからあえて現実を見ないようにしている
などの理由で自然と目を閉じているのだと思います。
あのような放送を見ると嘘をついているかどうか、自然とポイントを探してしまいますが、彼は明らかに嘘を述べていましたね。「一回だけ手術をした」というのも嘘だと思います。まぁ誰か見てもそう思いますが(笑)
嘘がばれたら素直に謝った方が男らしいのになーほんとに。男は潔さが大事ですよね。
まぁそんな男だったら最初からあんなは嘘つかないですかね(笑)