【File86】弁慶の仁王立ち【名探偵コナン】 | 明鏡止水/コナンファンブログ

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名探偵コナン(9) (少年サンデーコミックス)


■前書き


原作を1話からじっくり楽しむため

1話ずつ読んで、ネタバレとか気にせず適当に感想を書き連ねていくだけのコーナー



■自分の手で

アニメでは第27〜28話 「小五郎の同窓会殺人事件」

 



自分が真相を明らかにしてみせるという小五郎と

その意思を尊重して、麻酔銃での推理をしない選択をしたコナンの判断もかっこいい


いつものように、真相が綺麗に判明したって、そのプロセスを覚えていないなんて悲しすぎるから

納得もできないと思うしね


真実を明らかにするだけじゃなくて、みんなに納得してもらうことも大事なんだと思う、探偵の役割って

そのみんなには犯人もその周りの人も含まれるだろうから、恨まれることもあるだろうし、残酷な真実だってたくさんある



コナンの無邪気そうに見せた特大ヒントで真相にたどり着いた小五郎


弁慶の立ち往生は医学的にもあり得る話だと

伝説のようなことも科学の発展で証明されたりするんだなぁ

勉強になります


そういえばアニメでは拳銃の出所の話が追加されてたね

まぁなくても良いけど


こんなトリックを使えるのはこの知識がある刑事だけ……

ヤバいこの漫画読んでる私らにも可能になってしまう←

たしかにそれだけだと状況証拠だね



すでに手遅れであると見抜いた名刑事と誉めつつ決定的証拠を叩きつけるコナン

一瞬、一眼見てわかりそうなもんだけどと思ったものの、もう一度読み返して、傷や銃が見えなさそうだとわかって、十分怪しい要因になりそうだと感じた



動機は結婚を邪魔されそうになったから

といっても、こっちはプロポーズしてるのに返事はNOで、仕方なく他の人と、と思っていたのに邪魔をされると言う


ごめんなさい、私の乙女心の読解力が皆無すぎて、プロポーズを断る由美さんの気持ちがちょっとわからない


そしてこれはいわゆる元カノのストーカー行為にあたる

婚約者からすれば気持ちの良いものではないだろうけど、浮気じゃない

婚約者に全て打ち明け、しかも本人も警察官でお相手も上司の身内

正々堂々、一緒に対策を考えたらよかったじゃないか



いや、上司にも話さねばならないわけで、そういうのを打ち明けるのも恥と考えたのかもしれない

だから心も弱くなった、ということなのかもしれない

まぁほんと厄介なんだろうけどね、ストーカーになってしまうと


全てを話して対策したからって、自分はさておき婚約者の安全を24時間守れるとも限らないし

元は真剣に結婚を考えた相手

その上での心からの幸せって難しかったのかも

まぁ仮にこの事件が迷宮入りしたとしても、やっぱりその上での幸せなんてないんだけど



逆上する親友を投げ飛ばす身体の強さと

あと割と立ち直りの早い心の強さを見せる

小五郎の魅力が詰まった話でしたね!