ヨーロッパの言語は、英語、伊語、西語、独語、仏語と学んできましたが、単語を覚えるという作業がけっこう負担が大きいのは言うまでもありません。
その点、日本人にとっては中国語の単語を覚えるのは非常に簡単です。
最近、面白いな~と思ったものを少し拾ってみましょう。
「使眼色」は「ウィンクをする」という意味。
なるほど「眼の色を使う」のがウィンクですね。
「方便面」は「インスタントヌードル」という意味。
なるほどインスタントヌードルは「便利なヌードル」ですね。いつでも持ち運びができ、湯を入れたらできるので便利!
「黄油」は「バター」という意味。
なるほどバターは「黄色い油」ですね。
「土豆」は「ジャガイモ」という意味。
なるほど「土の中にできる豆」というイメージにぴったりなのはジャガイモですね。
単語の組み合わせだけでなく、部首の組み合わせでも面白いものがあります。
例えば、部首の「しんにゅう」は「行く」とか「進む」という意味があります。
この「しんにょう」に「狂」という文字を組み合わせて「逛」という文字を作ると、どうなるか。
意味としては「狂ったように進む」ですが、中国語の「逛」の意味は「ぶらぶら歩く」という意味です。
なるほど、「ぶらぶら歩く」のは、中国人の目から見れば、「狂ったように進んでいる」のかもしれませんね。
さらに「逛」に「街」をくっつけるとどうなるか。
「狂ったように街を進む」という意味になりますが、中国語の「逛街」の意味は「ショッピングをする」という意味です。
ヨーロッパの言語は、アルファベットの並び方で意味が変わってきますが、アルファベットの1文字1文字には意味がありませんよね。
その点、中国語は1文字1文字に意味があり、その組み合わせで単語ができあがるので、日本人にとっては非常に覚えやすいのです。
しかも、「逛」でも見てきたとおり、部首の一つ一つにも意味があり、それを組み合わせて文字ができているので、それが理解できれば、非常に面白いし、意味が分かれば、すぐに記憶できます。
冗談を抜きにして、1日に100単語を覚えるのだって中国語だったら十分に可能です。実際、私は中国語の検定試験の前などはそれくらいのペースで覚えています。
ある人は、「日本人は、ただそれだけで、すでに中国語の8割を学んでいる」と言ったそうですが、日本人ならば、中国語を学ばないことは非常にもったいないことだと思うようになっています。
もちろん中国語に興味のない人には勧めるつもりはありません。
しかし、外国語を学んでいる人で、「次は何語にしようかな」と迷っている人がいたら、私なら、迷わず、「中国語が学びやすいですよ」と言うでしょう。それくらい漢字を知っているメリットははかりなく大きいです。
私は1年の完全独学でHSK4級合格まで漕ぎつきましたが、HSK4級レベルまで行けば、中国語の映画もテレビ番組も、Youtubeで見放題です。なぜなら中国語の字幕がついていることが多いので、字幕を読めば、だいたい意味が分かるからです。その点、ヨーロッパの言語ではありえない楽しみ方ができるのです。
HSKは4級で理系の大学入学、5級で文系の大学入学という目安があるそうです。
独学でも十分、5級レベルに達することは可能だと思いますし、実際、独学で6級(最高級)に達した人もいるようです。
私にとって6級はまだまだ雲の上ですが、今年中に5級に挑戦してみようと思います。6級もいずれは手にしたいと思っています。