昭和レトロ家電＆ポスターのコレクションにおいて、この人の右に出る存在はないでしょう。
増田健一さんです。
大阪くらしの今昔館で開催された増田さんのコレクション展を取材させていただいたのがご縁。
「マスダさんちの昭和レトロ家電展 ふたたび」が開催されているということで、行ってきたのです。
今回はポスターがメインということでしたが、愛嬌ある家電たちと選りすぐりのポスターや取扱説明書が展示されていました。
時代の移り変わりや空気が感じられるのはもちろんですが、クールさや洗練された感はないけれど、製品にこめた開発者の愛情と熱意が感じられるものがたくさん。
空間展示もありました！
私の祖父は町の電気屋さんでしたからコレクション展にあるものの多くは祖父の部屋＝研究所、というか、もはや？倉庫
で見かけたことがあります。（もし、祖父が存命のときにマスダさんと出会っていたら喜んで譲ったことでしょう
）「ラジオは一人に一台！」という言葉は印象的でしたね。
テレビは一人一台という時代もその後にくるんですよね。
今では一人一台タブレット、でしょうか。
新しい家電を世に出すことが新しい時代を切り開くという、「消費」というキーワードではくくれない時代の感覚。
懐かしい！と楽しいのはもちろんですが、時代を作るんだ、という心意気に触発される展示でもあるな～と思います。
今度の日曜日にはトークショーもあるようですよ
2月11日まで開催中（月曜休館）ですよ。
詳しくはHPでご確認ください。
http://konjyakukan.com/kikakutenji.html