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あとり文庫雑記帖

衣食住の本を扱う古本屋、あとり文庫店主の雑記ブログ。
本のこと、買取のこと、食べること、楽しいこと・・・店主の日常を綴っています

 

今週は連日の洗濯日和ベル

おかげで冬の衣類も一気に片付きました。

もうちょっとしたら梅雨入りなんだろうなぁと思いつつ、昨日は名古屋市千種区のTさまより買取させていただきました。

 

基本的に愛知・岐阜・三重は出張買取エリアですが、名古屋市内でも千種区は車で30分かからないくらいご近所

さまざまなお片付け進める中での亡きお母さまの蔵書の買取をご依頼いただきました。

 

長年、刺繍を学んできて教える側になるほど取り組んできた方だったそうでご自宅にはお母さまの大作も。

もうですね、本当にクオリティの高い大作で「写真撮らせていただいてもいいですか?」というのを忘れてしまうくらい圧倒される作品でしたキラキラ

本もほぼ刺繍の本でバナナ箱換算で2箱弱ほど。

お母さまが大切にされてきた本は新たに大切にしてくれる人に手にしてもらうべくあとり文庫の本棚にならべさせていただきます

 

お話を伺っているとTさまのお片付けはたくさんのお品がありまだ入り口からちょっとだけ進んだというところなんだろうなぁと思いますが、これからの季節はお片付け的には不向きな季節になりますからくれぐれも頑張りすぎないでくださいね。

また何かお役に立てることがございましたらお気軽にご連絡下さい。

 

帰り際、お庭に咲いていたさまざまな種類の紫陽花をたくさんいただきましたラブ

昔からある定番からガクアジサイに小さな花がたくさんあるものまで色も形もいろいろですごくきれいアップ

今が旬の紫陽花・・・高さのある花瓶がないので短くカットして紫陽花ボールに。

ほどんどの壁が埋まってる我が家の唯一の壁「玄関」に飾ってみました(目が癒される~キラキラ

Tさま、楽しいお話ときれいな紫陽花をありがとうございました。


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あとり文庫では蔵書整理や生前・遺品整理、お引越しに伴う古本・生活雑貨の買取をしております。
出張買取はできるだけご希望の日時で対応ささせていただきますので、お気軽にお電話下さい。


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TEL:052-747-2051(電話受付 9:00~19:00)

mail:info★atoribunko.com
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【あとり文庫は安心と信頼の組合加盟店です】
 ・名屋古書籍商業協同組合
 ・全国古書籍商組合連合会

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はやいっ!!早すぎる・・・5月も今日で終わりです。

台風1号は大した被害なく通り過ぎていきそうですが、梅雨&猛暑の季節がひたひた近づいてきますね。

 

買取りに限って言えば雨&暑さのシーズンはご依頼が少なります。

出張買取は搬出時に雨になる場合、日時変更となるケースもありますし、宅配買取は直接天候に左右はされないものの蔵書を整理したり、梱包・発送など、雨も暑さもモチベーションがダウンしてやりたくなくなるのも当然と言えば当然です笑い泣き

だからなのか5月は出張も宅配もお問合せやご依頼が通常月よりは多くいただきました。

 

その中で埼玉のYさまからご自身の蔵書と子どもさん&お孫さんに読み聞かせてきた絵本を買取させていただいたのですが、届いた本に添えられていたお手紙に何とも言えない幸せな気持ちになりました。

それは「あとり文庫」の屋号にまつわるお話。

 

花鶏

 

これ、なんと読むかわかりますか?爆  笑

ある趣味の方を除くと即読める人はなかなかいないんじゃないかと思うのですが、これで「あとり」と読みます。

 

「花鶏」は日本の野鳥の名前です。

雀くらいの小さな野鳥でそれほど珍しい鳥ではないので街中でも見かける鳥ではありますが、見かけてもぱっとわかる見た目ではないので(色味も雀的なカラー)「ああ、あの鳥ね」とわかる人は鳥が好きな人くらいではないかと。

 

Yさまのお手紙を拝読するとその「花鶏」の文字がびっくり

屋号がすてきとお褒め頂いたあとに「余談ですが・・・」と前置きに続いて東北の山間部の小さな集落に暮らす知人ご夫婦のこと、結婚後10年以上たって待望の赤ちゃんを授かったこと、その赤ちゃんは集落で久々に生まれた赤ちゃんだったこと。

そしてそのお父さんは野鳥の会に所属していたこと。

大好きな「花鶏」の音に娘さんの幸せとこれからの村への希望をこめて「あとり」と名付けたこと。

 

この仕事を始めて本名より「あとりさん」と呼ばれることのが圧倒的に多く、同業者の方はもちろん、お客さまにも屋号で呼ばれるので私にとってはある意味大切な第2の名前です。

でも、本名が「あとりさん」という人にはお会いしたことはなかったので「花鶏」由来で「あとり」さんだなんてキラキラ

 

そのお名前になった由来はもちろん、本当に「あとり」さんがいるということもとてもうれしくなりました。

ちなみにそのあとりさんはご両親&村の人々に愛され成長し、現在はお母さんとなり子育て奮闘中なんだそう

 

 

幸せに成長してお母さんになってることにも何だかじ~んとしてしまい、遠くのどこかの街で暮らすあとりさんに勝手に親近感ニコニコ

もはや親戚のおばさんくらいの気持ちです。

「あとり」という名前が今まで以上に大切な名前になったのは言うまでもありません。

 

Yさま、すてきなお話を教えていただいてどうもありがとうございました。

この幸せパワーで梅雨の季節も乗り切れそうですベル

 

明日から6月・・・いよいよ不快な季節に突入しますからみなさま体調を崩さないようお気を付けくださいねぶーぶー

 

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遅めのランチどき・・・珍しく時間ができたので20年来の友人の営むお店へ。

 

カウンター席を抜けると小さなお庭があってみもじがきれいな新緑でした

 

 

めだかも元気いっぱいウインク

 

れんこんの歯触りがうれしいお野菜たっぷりランチでした~キラキラ

日替わりランチのみなのでお魚なこともあればがっつりお肉なこともあり、月曜から金曜のメニューがマンネリにならないようメインから副菜まですべて彼女が考えているので何が出るかのお楽しみランチです。

外食=誰かが作った料理ではありますが、やはりチェーン店のそれと彼女の手づくりは全然違うわけで爆  笑

大満足のランチでした。

 

かなり久しぶりになったのには彼女のプライベートでいろいろなことがありそれがだいぶ落ち着いたと別の友人から聞いたから。

 

 

遅めに行ったのもきっといろいろ吐き出したいことがあるだろうなぁとお客さんがいなくなる頃を狙って(お客さまがいたのでは話せないですから)

コーヒーを飲みながら会っていなかった間にあったことを順番に聞いて本当に人生いろんなことがあるなと・・・

思いがけない出来事や「常識」の違う人とのあれこれは人間不信にもなるし、何より心がすり減って疲れるゲロー

けれど、頑張っていかなきゃならないんだよなぁと思いながらしばし彼女の話を聞いてきました。

 

時間は全然足らなかったけど、少しは吐き出せて抱えている思いが軽くなってたらいいんだけどキョロキョロ

Kちゃん、本当にいろいろおつかれさま。

今度はゆっくりごはんでも食べながらいろんな話をしようねぶーぶー

 

美味しいランチ&コーヒー、ごちそうさまでした。