治療をしたくない父 | 突然、父が膵臓がんになった

突然、父が膵臓がんになった

元気だった父が膵臓がんに。
余命半年だそうです。

半年過ぎても生きています!

主治医の話を聞いた父。



病気が治るなら頑張って治療するが


延命の為なら、何もしたくない。


と抗がん剤拒否。


もう、死ぬなら早く死にたい。


もう、充分生きたし、悔いはない。


抗がん剤もやらない。の一点張り。


先生にも緩和ケアの担当の方にも、ずっとそう言っているらしい。 



退院間近に、また主治医から話したいことがあると

連絡がありました。

 


今度は夏休み中だったので、私も病院に聞きに行くことができました。



主治医の話の内容は…


私に現状の癌について説明してくれました。


膵臓癌の細胞をとったが癌が出なかった。

しかし、ほぼ膵臓癌で間違いないですと。

そこで???。癌が出なかった?どういうこと?


これが、家族が言ってたよくわかんないってことか。


採れた細胞?の量が少なく、調べれなかったが

数値や他の検査での結果、膵臓癌だと。ちょっと、聞いた内容と違うかもしれませんが、こんなような事を言い、膵臓癌だと言われました。

詳しければ突っ込んで質問できたのでしょうが、

素人なのでわかりません。


今後、抗がん剤を使用して治療をしていきたいと思っているが、上記のように拒否している。


お父さん(68歳)はまだ元気なので、使用できる抗がん剤もたくさんあるので頑張って欲しいと思っている。

今まで、この状態で治療を拒否される患者さんに会ったことがない。


なので


家族の方にもう一度、説得してもらえたらと思い

連絡したそうです。


FOLFIRINOXとGem

の抗がん剤を使用しようと考えている。


FOLFIRINOXは皮下に埋め込み型のポートを造設する小手術を行う必要があるため、退院前にその手術の予約をして欲しい。とのことでした。


この話を聞いて家族としては、抗がん剤治療して欲しい。少しでも長く生きてほしい。

でもやるのは本人、無理に勧めるのは…。


抗がん剤の副作用はつらいですか?


心配なんですが…


と私が主治医に聞きました。


人それぞれだけど、たぶん大丈夫。

普通に働いてる人もいるし、何年も続けて元気な人もいますよ。旅行も行けるし、お酒も飲める、普通通りの生活ができると言いました。


それを聞いて、それじゃあ、やるだけやってみて

つらかったら止めればいいじゃん。と私。


父は嫌だね。


の言い合い。


体に穴を開けたくない。と言うので

FOLFIRINOXはやらない。それじゃない方なら

やってもいい。


となりました。


私はその後、抗がん剤について調べました。

どちらも強い副作用があることを知りました。

主治医はとても軽い感じでとりあえずはじめてみれば?

嫌ならやめればいいんだしと言っていたが

そんな軽いものじゃない、やる気のない人が耐えられるものなの?とすごく心配になってしまいました。


そして、主治医が信用できない気持ちになりました。

デメリットはぜんぜん教えてくれず、普通はやります。

やらない人はまずいません。なんか、全然こちらに寄り添ってくれない気がして、初めは父を少しでも長く生かしたいという思いで私たちを呼んでくれたのかと思ったけど、よく考えると退院前にポートの手術の予約をとらないといけないから、早く決めてほしいという業務的なことだったのかもと。


それからセカンドオピニオンも考えたほうがという気持ちになりました。


続く。