どうしてもラーメンを食べたくて、借りた車でうろちょろ。
南砂町の住宅街で発見したのがこちら「麺家とみ」。いやぁ~不思議&独特だったなぁ~。
この看板が出てきて、ようやくラーメン屋らしきものががあることに気づいて・・・。
近くのコインパーキングに車を停めて訪れたのがこちらである。
明るいんだか、暗いんだか・・・。
入ろうと思ったら驚愕の貼紙を発見!!
ひぇぇぇぇ~「くそガキのいる店」って。しかも叱ってください、ってなっている。
え?「うるさい、おそい、間違いはお許しください」ってなっている。
うるさい、はわかるけどおそい、まちがいって。メインで働いているのか?
というわけで、おそるおそる店内へ。いきなりお子様(≒くそガキ)に殴られたらどうしよう~っと。
店内はカウンターと小上がり。結構雑然としている。
いかにも地元って感じのおばちゃんたちがちらほら。
さっそく、小学校高学年風の男の子がメニューとお水を運んでくれる。
くそガキどころか、しっかりとしてるじゃないの。
まぁ、いろいろあるんだなぁ~。
へぇぇ、メニューのトップに記されているのが「尾道らぁめん」となっている。これは意外。
先ほどの少年がオーダーを取りに来たので、慌てて「尾道らぁめん」をお願いする。
するとこなれた口調で「平打ち麺、細麺どちらにしますか?」と。
おすすめが平打ち麺とのことなので、そちらをお願いする。
この少年、お手伝いっていうレベルじゃないんだよね。完全な戦力として働いている。
厨房にはそのお父さんとお母さん。なんだろう、なんとなくビッグダディ風な香りが漂ってくる。
そして運ばれてきた「尾道らぁめん」がこちら!
もちろん運んでくるのはさきほどの少年。
ん?これって尾道ラーメンなのか?
特徴の大粒の豚の背脂も何となく浮いているような感じであって。。。
まぁ、食べてみようとするか。
脂分が多いのでややべとつき感が残る。
なんだろう、鶏ガラ出汁なんだろうけど醤油ダレと合わさりつつも、味がぼやけているような。
本場の尾道ラーメンはもっとあっさりとしつつも醤油の味わいがシャープなのよね。
魚系のダシがカチッとはまったりして。そこにコクを出すための背脂が調和するって感じのはず。
んん~これは尾道ラーメンというのとは違うっつーのね。
続いて、麺。モチモチとした平打ち麺。麺そのものの味わいが伝わってくる力のあるタイプ。
こちらもまだまだ改良の余地がありそうだが、趣向としては悪くない。
というわけで、このラーメンを「尾道らぁめん」と呼ぶことには強い抵抗を感じるし、さらなる改良も必要だ。
一方で、地元密着型のお店のようで、複数タイプのラーメンを提供することには頷ける。
であれば、この特徴のある平打ち麺に磨きをかけて、そこにマッチするスープを検討した方がいいのかも。
ちなみにカウンター席には、さきほどの少年の妹(?)がメニューのようなものに色を塗っていた。
ファミリーで力を合わせて、人気店を目指してほしい!!
[オーダー]
尾道らぁめん 550円
[勝手に評価(5点満点)]
総合
★★☆☆☆
味
★★☆☆☆ <尾道ラーメンではない!!この麺を磨きあげれば可能性が!?>
雰囲気
★★☆☆☆ <ビッグダディ風な雑然っぷりはどうだろうか>
CP
★★★☆☆ <こんなところでしょう>
水
★★☆☆☆ <冷えはいまいち。水道水>
[データ]
店名:麺家とみ
住所:東京都江東区東砂8-8-8
最寄駅:南砂町
定休日:第2・4日
営業時間:1130~1400、1800~2300(LO2230)(日は1130~2300(LO2230))
席数:カウンター8席、小上がり4席×2+2席×1
水:冷水ポット
BGM:テレビ
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