Newtonが刊行500号を迎えた。
月刊誌だから約22年か。素晴らしい。
この雑誌とは古い付き合いで、
８年くらい前からは５年購読で
配送してもらっている。
この５年購読ってのがすごいお得で
なんと58％引き！（継続契約）
約500円で、この情報量と質の高さは
理系が好きな人にとっては
コスパ最高ではないだろうか。
テーマも多岐にわたっており、
理系が大好きな宇宙、素粒子、元素
などに始まり、
私の大好きな睡眠、脳科学、神経、心理学
論理的思考、パズル、数学。
難解だけど面白い、虚数、ゼロの世界、
パラドックス。
人類のレガシー、古代遺跡から
自然の不思議、昆虫、動物の生態。
飛行機や船の構造などなど。
カバーする分野は非常に幅広いので
多くの人が楽しめる雑誌となっている。
記事は多くの貴重な写真と、
独特でわかりやすい
イラストを多用して、
平易な文章でそれぞれを解説する。
このイラストなどの画像と文章のバランスが
ホント、わかりやすくて読むのが楽しいです。
よくもまぁ、こんなに情報量の多い雑誌を
毎月発行できるなぁ、と毎回感心しています。
巻頭では、最新研究などのニュースを
サマライズして紹介。
私はここで掲載されたニュースから興味の
あるものをネットで調べて、
理解を進めていますが、
この作業もまた楽しい。
今月号で例を挙げると
「小惑星は生命の材料を生成できる」
ロマンありすぎ。
学生の時に、
「分子から高分子を生み出す過程で生じる云々」
とかいうことを研究したこともあるせいか、
この手の情報には無条件に
飛びつきます（笑）。
ちなみにTCAサイクルとか、因数分解とか
芳香環とか大好きです。
変わってますよね・・・。
他にも「雄メダカにとって初恋は特別」
そそりませんか？
トピック記事だけで、これだけ楽しめるのだから
毎号読み終わるのに、ほぼ１か月かかります。
で、読み終わるころには次号が届く。
書店で購入だと、特集を見て興味なければ
買わないけど、定期購読だと問答無用に届くので
「読まねば！」という意欲も湧いてきます。
とまぁ、語りだせばキリがないので
今月号のご紹介
500記念号にふさわしい特集ですな。
数学界のカリスマ、ガロアと、宇宙の謎。
宇宙については、日々研究が加速していて、
マクロとミクロの両面で進化を続けていますね。
色々な理論がありますが、私は
マルチバース宇宙論ってのが大好きです。
「宇宙は沢山存在する」ってやつです。
この仮定にたてば、多くの謎が解ける、というか
疑問はなくなる。
数百億年とか数千億年とかいう
人間という生き物が生きる上では
考える意味がないほどのスケール感で
推論するのも、また楽しい。
ガロアは、
有名なガロア理論を生み出した天才数学者。
わずか26歳の若さで早逝したのは、
数学界にとって大きな損失に違いない。
そしてメインイベントの
500号すべての表紙と主要記事の紹介。
もうこれだけで１か月過ごせます。
後半ではベスト５が紹介されています。
ぜひ、本号を入手してご確認ください。
わたし的なベストNewtonはこれ！
月刊誌では１冊に絞れずに
別冊から選びました。
この本のおかげで、夢の勉強が
超はかどりました。
今でもよく読み返している
私にとってのトップオブ名著です。
この別冊Newton。
テーマを特化しているだけあって
内容が深くて、詳しい！
蔵書の一部です。
ここにあるのは別冊の１軍。
いつでも読める場所にあって
週末には、これらを読みながら
晩酌するのが至福の時です。
２軍は、月刊誌とともに箱詰めして
あるのですが、たまに入れ替え戦を
行います。これもまた楽しい。
毎月、驚きと知識欲を刺激してくれる
Newton。
科学などの進化や
見えぬものへの探求心、
古き賢人たちの知恵、
自然の造形、
生物の知恵と工夫などに
思いを馳せながら過ごすひと時。
今日も美味い酒が飲めそうです。
ありがとうNewton！！