読売新聞社が9、10の両日実施した全国世論調査(面接方式)で、
「景気は回復している」との政府の判断について、
実感が「ない」と答えた人が「あまり」と「全く」を合わせて78%に達した。
所得などの格差が「大きくなっている」と思う人は、
「どちらかといえば」を合わせて74%に上った。
「いざなぎ景気」を抜いて戦後最長となった今回の景気拡大が
多くの国民にとって実感の薄いものであることが明らかになった。
景気回復の実感が「ない」と答えた人は、2006年1月調査よりも4ポイント増えた。
「ある」人は計21%にとどまった。
「ない」と答えた人を地域別に見ると、「関東」「近畿」「中部」で70%台だったが、
「北海道・東北」「中国・四国」「九州」では80%台に上った。
1年前との暮らし向きの変化については、「変わらない」と答えた人が69%と最も多かった。
買い物などの支出は、1年前に比べて「抑えている」人が、
「非常に」と「ある程度」を合わせて63%に上った。
所得などの格差が、「大きくなっている」が7割を超えたのに対し、
「変わっていない」は22%、「小さくなっている」は計3%にとどまった。
都市と地方との経済的な格差が「大きくなっている」と答えた人も計67%となった。
現在の生活水準を聞いたところ、「中の中」が46%で最多だったが、
05年12月調査より6ポイント減った。
逆に「中の下」は33%で同6ポイント増え、過去最高となった。
「下」(7%)も同2ポイント増加した。
(2006年12月26日19時47分 読売新聞)
----------------------------------------------------------------------
今回の世論調査は信頼できる。
最近の世論調査は?というのが多かったからね。
政府はこの数字をどう見るんだろう、
景気のどこが回復しているのか、教えてもらいたいよ (゚Д゚)クワッ!
でも次の参院選では
こうして生活のレベルが下がってきているのに、多くの有権者は棄権するんだろうなぁ・・
自分の一票で世の中が変わるのにね。
-----------------------------------------------------------------------
コメント
国民はそんなにばかじゃない。
前回の総選挙で与党に勝たせた分、与党は議席を減らすんじゃないかな。
またいつもの低投票率で
組織票の応援がある与党が過半数を制すると思うぞ。
世間ではそうではないのね。
多くの人は実感していないんだよ。