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ブロックのサイズは下の画像のように1stud=5pです。
1studで1尺を表すスケールの中では、レゴ本社が出している階段に違和感を覚えます。
上の画像はその階段をCADでトレースしたものなんですが、
踏面(1段の幅)が5pに対して蹴上(1段の高さ)6pになっています。
リアルスケールだと踏面303mmと蹴上363mmということです。
実際にやってみるとおかしなことになります。
理想的な踏面xと蹴上yはの長さは日本の建築基準法の中では
550mm ≦ x+2y ≦ 660mm ∧ 150mm ≦ x ∧ y ≦ 230mm
となり、これに沿った簡単な整数比はx:y=5:3程度です。
しかしレゴで3pの段差を作るのは難しいです。
この段差を実現するにはかなり時間がかかりました。
なので今回はその過程を端折って、答えのみを用意しました。
それがこちらです!
今回はわかりやすいために色を変えてます。これを階段の横にある壁とします。
ここでいう赤には黒ブロックの下を
青には白ブロックの上をつけます。
次にブロックを横方向に伸ばします。この長さにするのは20p=4studに合わせるためです。
ちなみに先端をタイルにしているのは、その横にフラットな壁をおくことができるからです。
これでミニフィグが登れる階段ができるようになりました。
また手すりには下のこれが角度的にぴったりです。
それでは〜
レゴにはミニフィグという人形がいます。
レゴはデンマーク発祥なので人の身長を180〜190cmくらいとするとキリのいいところで約1/50スケールに相当します。
ここでレゴサイズの畳をイメージして見ます。畳は「立って半畳、寝て一畳」と言われるサイズで、
さらに細かくいうと3尺(909.09mm)*6尺(1818.18mm)で表せます。
後ろの壁は目安として3*6で構成してます。
すると畳の「立って半畳、寝て一畳」というサイズに合致します。
ここでブロックの大きさを見てみます。
上の画像から見て横幅は5pであり、これを公式は1studと呼んでいます。
なので畳の大きさは3[stud]*6[stud]と等しいので、
1stud=1尺 という結果が得られます。
1尺は約303mmで、海外の1footは304.8mmで表せるので、畳に限らず1studは1footか1尺程度と考えると作品全体のスケール感が掴めると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
初めまして、青ペンです。
実は古参のアメーバユーザーなんですが、ブログのためだけに新規アカウントを作成。
建築学科の僕としてはレゴで遊ぶのも本気の設計にしたいので、ここでは俺流のレゴ論について書いていきたいと思います。
建築系のこととかもたまに書くようにします。書き方がデスマス調か、だである調かは気にしてないです。
Instagramもやってます。ryo_architect で検索してみてください。
それでは〜 (^_^)ノシ