こんにちは。最近作品を全然アップロードしていないルーズ野郎です。
今回は自己肯定感を高めるためにビルド力について持論を展開します。
私はビルド力が大きく二分できるものだと考えます。
はじめに、多くのレゴラーが最初にぶつかる壁である悩みについて言及します。周りの人(特に同世代)と比べて自分にはビルド力がないと思う人たちがいます。
きつい言い方をすると自惚れすぎ。
もっとラクになりましょう。
レゴなんて所詮おもちゃです。多くの人は子どものときに買ってもらったか、子供のために買ったことがきっかけで続いているにすぎません。
Twitterの海(個人的には沼)を潜ってみれば、そんな人たちは大勢います。そのとき、プロフィールに高校生とか大学生とか書いている人を見ると、その歳でよくこのレベルの作品が作れるな、と思うこともあるでしょう。「年下でもこんなすごい作品作れているのに、私は...」と考えることもあるかもしれません。しかし、ここで非常にシンプルなことを忘れて自己憐憫に浸る人がやけに多いです。
もっと広い目で見ましょう。
その人の環境や家庭の経済力はあなたと一緒ですか?その人に兄弟がいて、お下がりのパーツを使っていることまで考えましたか?もしかしたらご両親のお下がりかもしれません。単に年齢や学年(一緒かと思うかもしれませんが、わいは浪人しとんじゃ。いちびっとんけ、わえぇ)が近いと言うだけで比べないでください。
比べるのは学年ではなく作品の出来、もっと言うと組み方です。ある作品をより詳細に見ると、1×6プレートを使わずに1×3プレートを2枚使っていたりします。強度の問題や見栄えの問題からしたら明らかに前者の方がいいのに後者を使っている作品も多々あります。意図があるかもしれませんが、私の読みではパーツが足りなかったからです。先程の例では強度と見栄えの問題を無視したら、前者と後者は同じものです。それはその作品の現時点での完成ということに他なりません。
「自分の持っているパーツで組めた」というのはある種の達成感です。それでいいんです。自己憐憫組は無駄にハードルだけ高くして、スタートすら切っていない人がいます。
いや、走れよ!
とりあえず走りきってから、距離を伸ばすなり、ハードルを高くすればいいんです。ひとまずは自分のできる範囲で組みきるビルド力を身につけてください。
これが筆者の考える「第1ビルド力」です。
次に第2ビルド力ですが、これはレゴラーにとって必須スキルではありません。むしろ第1ビルド力の方が大事です。
「第2ビルド力」とは第1ビルド力をフル活用して作った作品を、より高度な作品に仕上げるためにパーツ構成を見直すことです。一般的な「すごい作品」は第2ビルド力で組み上げられたものです。ただしこれは金銭だけでなく時間、体力、思考力などを総合的にかなり消費します。
第2ビルド力を持っている人の中には、レゴで稼げる人もいますが、そのような人はビルド力以外の能力も頭抜けていますので、軽い気持ちで目指さないようにしています。
第2ビルド力は財力に大きく左右されますので、自由にバイトができる大学生以上がお勧めです。
時間と体力と思考力は個人差がありますので、やはりこちらも人と比べることはしないように。
大学生以上だと時間確保の仕方は人によって様々です。なかには筆者のように、万年レゴしている場合ではない輩もいますので、用法・用量を守ってください。
思考力やアイデアのストックは、レゴ以外の教養(とか旅行とか)で培われていきます。映画・本・建築などの音楽や芸術をたくさん見ましょう。
まとめ
まずは第1ビルド力で、余裕があれば第2ビルド力です。
比較すべきは人ではなく作品です。人と比べるほど時間を無駄にすることはありません。
そうすれば自己肯定感は少しは回復します。(自戒)
それでは〜。(猛烈に書き忘れたことがありそうで怖い)