子どもとゲーム教育|5歳児が泣きながら学んだ「失敗から学ぶ力」カービィボス攻略記 | Aonote-アオノート-|ダウン症・PVL・超低体重児Aoの成長記録

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ダウン症・PVL・超低体重児として生まれたAoの成長記。日々の喜びや工夫、支援制度の活用など。誰かの勇気になれますように…。

🎮 ゲームは悪?いい加減にしてくれ。ゲームは「失敗」を学ぶ最高の教材だ。

ゲームは悪?いい加減にしてくれ。ゲームは「失敗」を学ぶ最高の教材だ。


こんにちは、Aoパパです👋

突然ですが、何を隠そう、私はとあるFPSゲームで日本11位になったことがある元ガチゲーマーです🎮

ローカル大会ながら、クランと呼ばれるチームの代表を務め、40人以上のメンバーをまとめていました。

私にとってゲームは生き甲斐であり、スポーツそのもの

だから、5歳の息子・Ao兄にも3歳からPS5、4歳からSwitchを与え、ゲームが持つ「困難を乗り越える力」を体験させてきました。

私たちのこと⤵️

Ao兄との思い出⤵️

 

 

🎮 私は「ゲーム日本11位」の元ガチゲーマー

📌 幼い頃からゲームと育った

私は幼い頃からゲームと育ち、ゲームを愛し、ゲームが生き甲斐でした。

FPSゲーム(ファーストパーソン・シューティング)で腕を磨き、ローカル大会ながら日本11位になったこともあります。

チームの代表として、40人以上のメンバーをまとめ、戦略を練り、勝利を目指す。

それは、まさにスポーツでした。

 

📌 Ao兄にも、発達に応じたゲーム選びを

だから、Ao兄にも幼い頃からゲームに触れさせてきました。

  • 3歳:PS5のゲームで遊び始める
  • 4歳:Nintendo Switchを買い与える
  • 5歳:発達に応じたゲーム選びで、楽しみながら学ぶ

ゲームは「ただの遊び」ではない

そこには、学びがある。成長がある。

 

⭐ 5歳児の壁。「アルマパラパ」が倒せない

📌 今、Ao兄が夢中なのは「星のカービィ ディスカバリー」

今、Ao兄が夢中なのが「星のカービィ ディスカバリー」

Switchのレトロゲーム「星のカービィ」でカービィが気に入って、ずっと遊んでいたので、ちゃんとSwitchのソフトを買ってあげました。

🎯「星のカービィ ディスカバリー」とは?

任天堂の人気キャラクター「カービィ」の最新作(2022年発売)。

今作は3Dアクションゲームで、カービィが敵を吸い込んで能力をコピーしながら冒険します。

  • 可愛いビジュアルで子どもにも人気
  • でも、ボス戦は意外と難しい
  • 5歳児には良い「壁」になる

📌 基本的に手出しせず、自分の力で

基本的に私は手助けも口出しもせず、本人だけの力で取り組ませています。

自分で考え、自分で試行錯誤し、自分で乗り越える。

それが、ゲームを通して学べる最大の教訓だからです。

 

📌 しかしある日、珍しく「パパやって〜」と

しかしある日。

珍しく「パパやって〜」と泣きついてきました

ボスが強くて、全く勝てなかったんです。

ボスの名前は「アルマパラパ」

 

⚠️ ボス「アルマパラパ」の難しさ

  • 体力の減少に伴って行動パターンが変化する
  • 距離を取らないと攻撃が避けられない
  • でも、勝つにはボスの周りに散らばる星を吸って攻撃しないといけない
  • 距離調整が難しいボス

大人でも苦戦する、なかなかの強敵です。

😤「ダメだ。自分で勝たないと意味がない」

📌 2〜3回、冷たく突き放した

助けを求められた私は、2〜3回、冷たく突き放しました

「ダメ。自分でやって。自分で勝たないと意味がない。」

これは、私なりの教育方針です。

簡単に助けてしまったら、Ao兄は「困ったらパパに頼めばいい」と学んでしまう。

それは、成長じゃない。

 

📌 それでも負け続け、いよいよ本気で泣き始めた

でも、それでも負け続けるAo兄。

いよいよ本気で泣き始めました

「もうムリ…できない…」

その姿を見て、私は応援する"フリ"をやめました。

 

📌「じゃあパパが見てるから一緒にやろう」

「じゃあパパが見てるから一緒にやろう」

Ao兄を膝に乗せて、後ろから見ることにしました。

ここから、元・日本11位の父による「本気のコーチング」の始まりです🎮

 

🏆 日本11位の「ガチコーチング」開始

📌 敗因は明確だった

膝に乗せてプレイを見ると、敗因は明確でした。

動きは悪くない。

距離調整もかなりいい感じ。

でも、自分のダメージが溜まってくるとパニックになり、冷静さを欠き、反応が落ち、負ける…。

ゲーマー"あるある"の負けパターンです。

 

📌 本格的にコーチングすることにした

そこで私は、本格的にコーチングすることにしました。

💡 日本11位のコーチング実例

  • 「3回避けたら星が出る、はい1, 2, 3、寄って!」
  • まだダメージは多くないから落ち着いて!」
  • 諦めない、諦めない、ゆっくり!」

📌 泣きながらプレイする息子

そんな風にコーチングしながら、5回目の挑戦。

もう3〜4回目は泣きながらやってました

「もうムリ…」と何度も言うAo兄。

でも、諦めさせない。こっちが諦めない

 

📌 ついにボス撃破!「やったー!!」

そして…。

ついにボス撃破!!

「やったー!!」

私とAo兄は、一緒に叫びました。

Ao兄は満面の笑みで、私とハイタッチ✋

その顔は、「自分で乗り越えた」という誇りに満ち溢れていました。

 

💪 私が息子に本当に伝えたかった、たった一つのこと

📌 ボス撃破を通して繰り返し言ったこと

このコーチング中、私が息子に繰り返し言った言葉があります。

💡 私がAo兄に伝えたこと

「失敗しないと上手くならない。たくさん失敗した人が強くなる。失敗するたびに、今、上手くなってる」

📌 自分で言いながら、ハッとした

言いながら、ハッとしました。

なんとこれは、人生そのものではないか、と。

失敗を恐れず、挑戦する。

失敗から学び、次に活かす。

そして、諦めずに続ける。

これは、ゲームだけの話じゃない。人生すべてに通じる教訓です。

 

💡 ゲームを通して学べること

  • 試行錯誤する力:何度も挑戦し、自分で答えを見つける
  • 失敗から学ぶ力:失敗を恐れず、次に活かす
  • 諦めない心:困難に直面しても、粘り強く挑戦する
  • 冷静な判断力:パニックにならず、状況を把握する
  • 達成感と自己肯定感:自分の力で乗り越えた時の喜び

🎮 ゲームを「ただの遊び」にするな

📌「ゲームは悪」「ただの遊び」という風潮

私の親世代には、まだ「ゲームは悪」「ただの遊び」という風潮があります。

「ゲームばかりして」

「ゲームなんかやってないで勉強しなさい」

そんな言葉を、私も子どもの頃に何度も言われました。

 

📌 でも、違う。ゲームは最高の教材だ

でも、違う。

ゲームは「失敗」と「それを乗り越える経験」を、安全に、そして凝縮して学べる最高の教材です。

現実世界で失敗すると、取り返しのつかないこともある。

でも、ゲームなら何度でもやり直せる。

その中で、「諦めない心」「試行錯誤する力」を安全に学べるんです。

 

📌 大切なのは、親がその体験を通して何を学ばせるか

結局は、「親がその体験を通して何を学ばせるか」だと思います。

ただ漫然とゲームをやらせるだけなら、それは「ただの遊び」です。

でも、親が「このゲームから何を学べるか」を意識し、子どもに寄り添い、コーチングする。

そうすれば、ゲームは最高の教育ツールになります。

 

📌 ゲームを見下さないでほしい

ゲームを「ただの遊び」と見下さず、そこから何かを学ばせようとする姿勢。

それこそが、親に求められているものなのだと、息子に教えられた一日でした。

私のようにローカル大会で活躍したなんていうどうでもいい実績が必要なのではありません。

「我が子を思う気持ち、日本1位」

これがあれば、十分です。

勇気を持って、自身を持って。

 

💙 最後に

ゲームから学ぶことは、たくさんあります。

「失敗しないと強くならない」

「諦めずに挑戦する」

「冷静に状況を判断する」

これらは、人生すべてに通じる教訓です。

どうか、世の親にはゲームを「ただの遊び」にしないでほしい。

ゲームは、親の姿勢次第で最高の教材になります🎮✨

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏

 

子どもとゲームの関わり方に悩んでいる方、ゲームを教育にどう活かすか考えている方の参考になれば幸いです。

 

※この記事は個人の体験と考えに基づくものです。ゲームと子どもの関わり方には、様々な考え方があります。お子さんの年齢や発達に応じた適切な関わり方を、ご家庭で考えてみてください。