「ありがとう」をただ唱えれば、人生が好転する。「感謝」の気持ちを持つことが幸せをもたらす。
一時、ブームのように唱えていた人が多くいた。私もその一人であったことは間違いない。
「ありがとう」と言えば、「感謝の心」を持てば、すぐさま仕事や人間関係が改善され、家庭が円満になって、
事業もうまくいき、ガンも治る。「ありがとう」さえあれば、飯もいらない。
いや、飯が楽々食えるようになると思っていた。
「ありがとう」の言葉を手に入れた時の顔は、皆、期待に燃えていた。
しかし、家庭も健康も円満な人は円満で、うまくいく人はうまくいき、健康な人は健康だ。
逆に、ごたごたの絶えない人、悩みの多い人、うまくいかない人は相変わらずそのままだ。何故だろう?
ゴルフの石川遼やタイガー・ウッズ、野球のイチロー、松井秀喜など今時代を代表するスーパースターは
プレーで観客を魅了するだけでなくインタビューの受け答えや落ち着いた立ち居振る舞い、そして、
紳士的で明るく前向きな言葉にも好感が持てる。
それは、その人が身につけた習慣にほかならない。
日々の単調な練習の繰り返しや、逆に厳しい訓練の中で、どうしても自分自身と向かい合う。
うまくいくのもいかないのも、答えは自分の中にあることを、成長の過程で嫌というほど思い知らされる。
時には、人のせい、モノのせい、環境のせいにしたこともあっただろう。しかし、今の彼らには、その
悪しき習慣は身についてはいない。うまくいかない原因も病気さえも、すべて自分の中に見出していく
習慣を身に付けている人たちだ。もしろん成功への可能性も。
そんな自分との闘いの中で形成された人格が自然とヒーローへと押し上げていくのだろう。
私もズルズルダラダラした生き方を変えるため、最近早寝早起きをしている。早起きして始めて
いかにこれまでの人生を無駄に過ごしてきたか、今までの自分を反省している、というより、
未来の自分にワクワクしている今日この頃だ。
鑑みるに、いくら良い言葉を知っていても、いくら良い手段、アイデア、武器を手に入れても、行動習慣、
生き方が変わらなければ、何も変わらない。
「悪い習慣はすぐ身につくが、良い習慣にはエネルギーがいる」
これも早起きの発見だ。






