*注意書き*

この一件解釈風の記事は、完結後の原作を後から読んだ上での私の妄想解釈の感想文であり、現実に原作者の人がこのような意図をもって作品を描いていたと決めつけるものではありません。実際に週刊連載でそこまで考えて描いていたと考えるのはナンセンスということは重々理解しております。あくまでもこの妄想遊び心に付き合える方だけ、一緒に楽しんで頂ければと思います。また解釈は固定されているものではなく、今後変わることもあります。

 

 

 

最近2次の方で「ジェローデルが全然出てきませんが嫌いなんですか?」ということをよく言われるのですが、みんなの好きなジェローデルと、私の認識しているジェローデルはちょっと違うような気もしているので、少し自分で整理してみようと思いました。

 

まず、私の中のジェローデル像は、原作の本編のみから成り立っています。エピソード編やアニメ、実写版のジェローデルはいっさい混ざっていません。なので、年下設定とか、親の愛に飢えているとか、そういう設定にも影響されていません。手持ちの設定では、美形で大貴族で、長男ではなくて、近衛隊の元部下、ということだけ。

 

私から見るジェローデルという人物の最大かつ唯一の特徴は、やはり「貴族的」であるということですかね。

平民のアンドレに対するキャラとして出された「大貴族の男」。

貴族であることに誇りを持ち、貴族的な生き方を何よりも大切にしている。教養もあり、おそらく文武両道で、精神性も高い。

 

で、彼の思う「貴族的」な態度や行動とはどういうものかというと、やっぱりそれは「常に冷静であり、優雅であること」なのではないでしょうか。

これが彼を形作るものであり、感情にふりまわされるなんて貴族としてみっともないという思いがあるんだと思う。本当は平民なんかにオスカルさま取られて超悔しいんだけど、そこはおくびにも出さない。

ぐっとプライドでこらえて、額に脂汗にじませながらも痩せ我慢して美しく去っていくんだよね。廃れゆく貴族の美学ですよ。正しい正しくないじゃない、美しいか美しくないかなんだ!

一応この去り際の美学は、同じ貴族であるオスカルさまにはちゃんと響くのが救いといえば救いです。(そして一部の教養ある読者にも)

 

で、彼はもちろん悔しい〜〜って思ってはいるんだけれど、自分を蹴落としたにっくきライバルのアンドレに対して決して嫌がらせするようなことはしないんです。

育ちがいいってこともあるけど、そういう人間として恥ずかしいこと、醜い事は絶対しない。彼はそういう自分の地位や権力を使って無茶振りをするような恥知らずではないわけです。

生まれも尊ければ心も尊くありたいと思っている人です。この人間性の高さは、潔癖な時代の少女読者から高評価は得られたとは思います。まあベルばらの登場人物はみな気高いからのう。

 

まあ、彼がジャルジェ将軍に告発したりとかしてアンドレが処分されちゃえば、未来永劫オスカルさまに許されないっていうのもあるけれどもね。

それと我らがオスカルさまの求婚者なら、これぐらい高潔な人であってほしいというオスカルさまファンの厳しい評価基準もあったはずだし、そこは作者先生の志の高さが表れている部分なのかもしれない。

 

この「ザ・貴族」なジェローデルに対して、同じ大貴族のオスカルさま、実は全然貴族らしくない。けっこう感情に振り回されるタイプなんだよね。

これって軍人としてはもちろん、当時の貴族としては致命的な性質で、現代でも会社とかでこれやると「だから女は」って言われちゃうやつなんだけど、ベルサイユでは女だって宮廷では本性見せちゃいけなかった。オスカルさまはこういう特殊な立場じゃなかったらけっこうやばかったんじゃないかと思うぐらいセルフコントロール力が弱い💦

 

まあ彼女は情に熱く、不正も黙って見逃せないという、正義の熱血型主人公だから画面で感情をほとばしらせるのは当然なのですが、貴族としては失格です。精神が不安定な人だと見られて出世とかも難しいでしょう。現在のヨーロッパとかでもこれはやばい。

 

実際、精神状態は落ち着いている方とはいえないですね。フェルゼンはオスカルさまのこと氷の華とか言ってたけど、読者の前ではすぐイライラするし、ものに当たるし、割とヒステ.......感情爆発タイプだと思われます。まあ「少女」マンガの主人公だから子供っぽいのはしょうがないとしても、キャラクターとしてもやっぱりこの方、内面が成熟していないのよ。まあ、アントワネットの実年齢につきあっているから、自己成長がすごく遅いというのはあるにせよ。

 

彼女が「本来の自分でないもの」を「古い力」に強制されていて、自己成長と共に「古きくびき」に囚われている自分を発見し、そこを打破して本来の自分を取り戻し、自分の力で新しい世界を切り開いていく、というのがこの作品のオスカルさまのテーマなわけだから、長い長い自己葛藤は必要な要素であり、その間、いろいろ悩んだり迷ったり、少し精神の不安定さというかメンヘラ的な部分を長く抱えるのは必然だとは思う。

 

そういう精神が落ち着かず、激情型タイプのオスカルさまが、同じく激情型のフェルゼンに惹かれたのは当然だったかもしれないと思うわけです。オスカルさまにとってはそういう人がもっとも分かりやすかったんだよ。自分と同じだから。静かな愛とか、身を引く愛とか、初期のオスカルさまにはよく分からないし、素敵とも思えなかったんじゃないかな。

 

フェルゼンも主役だから分かりやすく激情型であって、泣くわ踊るわ毎回大騒ぎで、そういう情熱的な恋愛に少女の心のオスカルさまは引き込まれたんでしょうね。まあ相手もイケメンで愛に苦しむ姿は絵になるしね。

まあいうなれば、無垢な心の状態でものっすごい宝塚の舞台とか、ものっすごいジャニーズのコンサートとかに連れて行かれて、最前列で劇的なショーを見せられたようなものですわ。(おのおのご自分の好きな推しジャンルでご想像下さい)

ドラマチックな恋愛は、恋愛初心者に分かりやすい形の恋愛でもあるしね。

 

だからアンドレのあの求愛(ブラびりね)はオスカルさま的にはばっちり理解できたんでしょう。っていうか、あの方法でしかオスカルさまには分かってもらえなかったんじゃないかな〜。

だってすでに面と向かって好きだって言ってたし、キスまでしてたのに(星空キス)、ぜーーんぜんオスカルさまにリアルごととして響いてなかったもんね。

鈍感にもほどがあるよね。これ以上何をしろっつーねん、みたいな。

 

まあ、恋愛というのはそれぐらい激しく求めて初めて始まる、みたいな感覚があったのかもしれませんね、オスカルさまは。

 

でもおもしろいことに、ドレス姿になってフェルゼンが食いついてきたら、一目散に逃げるの、あれなんでなの? サベルヌの後にもなんか後ろから肩とか手とか握って、あれ大人になってから読んだら、おいおいおいおいおい、これはせんせーはどういうつもりで描いてらっしゃったんだ!?みたいになってしまうわけですが、それもオスカルさまは全スルーなんですね。ドレス着なくても全然いけたじゃん、って感じなんですけどね。(まああの後妹に踏み込まれただろうが)

 

まあともかく、オスカルさまは誰に対しても準備が出来てないわけです。

出来てはないんだけど、準備はさせてはほしいわけ。

 

オスカルさまがなんでフェルゼンからの肉体的アプローチをカウントしないのかよくわからないけど(言葉にしなかったから分からなかったのかも)、アンドレに「ずっと性的に惹かれてた、ムラムラしてました」って言われた言葉は彼女にとってものすごく効果的だったのね。

失恋して自信がなくなっていたところに、性的価値のある女だと保証してくたんですわ。つまりオスカルさまを女にしてくれたんですよね。これされたら、もう他には目が向かないよね~。

 

まあよく知らん人に言われても気持ち悪いだけだけど、アンドレはこういうこと言っても許せるほどに信頼できる相手だったんでしょ。あと男としても魅力があるって思ってたんだろうねえ。じゃなきゃきもいって。

 

この時のアンドレのセリフはほんとぎりぎりで、もうこれ以上となると下品になる、でもこれ以下だと熱い思いが伝わらない。絶妙なんですよ。

しかもアンドレの場合は命の危険をおかしてまでの体当たりの(文字通り)告白だから、これ以上女冥利につきる告白はないわけで。

彼のこの告白は、確実に彼女の官能の扉を開いたのよね。

 

でもジェローデルもさあ、「ずっと女性として見ていた」って言っているので、実は言っていることはアンドレと同じなのよ。でもジェローデルの上品な言い方じゃ伝わらないんだよ〜。

本当はジェローデルだって「隊長をおかずにしてました」だったんでしょうけど、プライドの高い彼が絶対そんなこと言うわけないし、それに言ってたらやっぱりオスカルさまはひくと思う(実写版がまさにそれだった)。

 

アンドレが許されたのは長い信頼関係があったからで(わざわざ子供時代のシーンを挿入するというのはそういうことでしょ)それだけの関係が構築できてないのにいきなりムラムラ来てましたとか言ったら、完全にオスカルさまにシャットアウトされてしまう。つまりジェローデルには最初から打てる手がなかったというわけ。

 

じゃあなんで勝ち目ゼロなのにこの人が出てきたかというと、彼にはアンドレにもフェルゼンにもできない独自の役割があったのだと思う。

オスカルさまがフェルゼンにフラれたからアンドレにいった、じゃなくて、ジェローデルに求められたけどアンドレを選んだ、という形にするために、この人の登場は必要だったと思うのです。

 

フェルゼンからすぐにアンドレにはいかないの。アンドレにたどり着くためには、もう一人必要なんですよ。

結局二人の男よりアンドレがよかった、という結論になるのではあるけれど、やっぱり一回ジェローデルに求められる、というのは大切なステップだった。

 

アンドレに性的に求められることはもちろん重要なんだけど、ジェローデルに社会的に求められること(=結婚を求められる)も大事なの。

これでようやくオスカルさまは自分を「身体的にも社会的にも男性と結ばれることのできる一人前の女」と自己肯定できて、ここで始めて恋愛のスタートラインにつけるわけだから。

 

で、ジェローデルの役目は「社会的な男」なんだけれども、「性的な男」の役割はアンドレにもう取られているので、気の毒なのだけれどジェローデルは性的な魅力を押し出すことが出来ない。これは小学生相手の少女漫画においてですら、彼を非魅力的なキャラクターにしてしまっている。つまりは彼って、「男」じゃないんだもん。

 

本来はプロポーズする男ももっとセクシーでもいいんだけど、わかりやすくするためにアンドレと役割をわけてしまったのでしょうがないんだよね。

それにこんな終盤にきてジェローデルがセクシーなライバルとして出て来たら、話がめんどくさくなる(笑)。「はいからさんがとおる」にでてくる冬星さんは、セクシーなライバルだからめんどくさかろう!

 

でも後から描かれたエピソード編ではちゃんと色気ある男になってましたね。むしろ色気過多だったかもしれないが(笑)。ソフィアとの無理ちゅうは立派に男だった。でも男になるのが遅いんだわ(笑) まあ、本編中にあの状態だったとしても、今度はギラギラしすぎててオスカルさま引いてたと思うけど。(読者もこわくて泣いてたと思う)

 

ただどう転んでもジェローデルは貴族代表で、「アンシャンレジーム」の側の人なので、これから貴族社会を捨てるというオスカルさまの相手にはなりえないんだよね。

「女性は結婚して家に入るのが幸せ」と決めつけてるあたりね。

だからあえて魅力のない男として描かれたのかもしれないけれど。

オスカルさまにはすでに「貴族的なもの全般」にうんざりしていたから。

 

一度ベルナールに飾り人形といわれて、ジェローデルに自分の容姿に自信があるか?と聞いていたけど、もうこの段階でジェローデルはないんだよ。

オスカルさま自身、ジェローデルのことを典型的な「近衛」「貴族」の側の人、という認識なんだもん。

 

自分が価値観あわないな〜と思っておさらばした近衛の新隊長と結婚だなんて、それじゃあ何のために近衛辞めたの、結局元通りじゃん?という話。

いや、飾り人形と結婚して、家の中に閉じ込められたらさらなる飾り人形じゃん。前より悪い状態になっちゃう。

別の新世界を求めていたオスカルさま的には一番ありえない相手でしょう。こんな縁談をもってきた父上にもがっかりだよね。まあ父はオスカルさまを旧世界になんとしてもしばりつけたかったんだけど。

 

フェルゼンもジェローデルと同じ貴族・王室側なんだけど、彼は愛のためにすべてを打ち捨てる覚悟があるから、そこはオスカルさまと同類なんだよね。やっぱりこの二人は立場は違っても価値観が同じだから親友なのよ。ただ恋人としての相性は多分最悪。それは二人とも破滅的なタイプだから。二人とも、愛する相手も自分も破滅させてしまうのね。

 

アンドレは破滅的じゃないんだよ。オスカルさまに他の男の影が見えるとその都度発狂するけど、基本的には情緒の安定した男。

だからちょっとメンヘラ気味のオスカルさまには一番いい相手。オスカルさまが安心して甘えられる唯一の相手なんだよね。

多分自己肯定感も高い。「貴族の身分さえあれば」結婚できる、と思ってるぐらいだから、相当自分に自信あるでしょう。

まあ自分に自信があるというよりか、オスカルさまを一番理解し助けられるのは自分だという経験からくる自負があるんだと思うんだけど。

そういう人がなぜあれだけ狂っちゃうかと言うと、やっぱりいつも一緒にいるオスカルさまに共鳴しちゃって、自分に余裕がないとき(フェルゼンやジェローデルの存在によって脅かされるとき)には少し感情が巻き込まれがちになるんだと思う。

 

で、ジェローデルはどうかというと、冷静に見えて実は破滅的なのかもしれない。オスカルさまを本気で好きになっちゃうという時点でもう十分変わり者だと思うし。

オスカルさまのために断頭台の露になってもいいまで言ってたからね〜。あれはもう美学を通り越してやっぱりこの人もちょっとそういう危険なものに憧れるところがあり、それでオスカルさまに惹かれたんだろうなとは思う。

この時代の貴族というものそのものが、すでに破滅を内包しているのだから、貴族というものの代表格であるジェローデルがそういう設定なのもさもありなん。

 

まあそのへんを深掘りすれば彼も魅力的なキャラクターに展開していくのだとは思うけど、本編では時間の都合でまったく深掘りしてないじゃん。

(エピソード編の、母の愛をたっぷりと受けたオスカルさまにひかれたっていうのはちょっと無理がある設定だと思う。それよりオスカルさまのぶっこわれたところにひかれていたのではないかと思うな。いい女のために身を滅ぼすのは男のロマンじゃないかい?)

だから本編しか見ていない私には、ジェローデルというキャラクターはじゃっかん書き割り的に見えてしまうのです。

噛ませ犬、踏み台、という役割の方が大きく前に出過ぎていて、それ以上のところがよく見えないからかな。まあ出番があれしかないのでどうしようもないんだけど。

 

読者が見たことのある貴族の脇役が彼しかいなかったからしょうがないんだけど、初登場時はのちに求婚者になるという予定はなかったと思うの。あまりにもあのキャラ造形がレギュラー化を予想していないのがバレバレだったよね。あの時代、スクリーントーン高かったのよ。レトラセット、1枚800円とかじゃなかった? あと白目だしね。こりゃ人気者の主役の結婚相手にはならないだろうってひと目でわかる。

そういう絵から受ける情報から「この人は後からこういう役割を押し付けられた下端役のキャラ」というサインを読み取ってしまい、もう最初から強敵になりえないことが分かっちゃっていたので、こちら側もあまり真剣にキャラクターを捉えられなかったの。

 

まあいろいろな二次を読んでいれば二次作家さんの描かれる素敵なジェロを好きになっていたかもしれないけど、私AO固定で他の話は読まないのでそういう知識もないのよ。あとエピソード編のキャラはみんなどろどろしていて、乙女な私にはついていけないしね(どの口が……)。

 

アニメの方は前半から登場していたし、あのまま監督が変わらなければもう少しキャラクターが展開していたかもしれないけど、出崎監督には理解できないのか瞬殺されていて、それはちょっともったいなかったですね。

えっこの人これだけっ!?って、アニメから入った私でも呆然としましたからね。なんか風車がからから回っててそれだけで終わってた。ひどすぎる。1話から出てたんだからもう少し役割は用意されてもよかったと思うんだけど。

 

そんなわけで私にはちょっとジェローデルについて何か書くには、キャラの情報量が足りないかなという感じです。

いや、別にないところにもでっちあげて書けるんだけど、なんていうか存在目的がかなり固定されているキャラなので使いにくいんですわ。どうしても当て馬しばりになっちゃうでしょ。

 

でも次では彼の話を書くと思います。オスカルさまの破滅的なところに惹かれてしまう、滅びゆく貴族という種族のジェローデルみたいな。

とかいいつつ、頭の中にはえすでえむな話もあるので(またかい)そっちが先に出るかもしれないし、全然違う別の話が飛び出るかもしれない。というわけで長い目で見守っていただければ嬉しいです。

ベルばらコラボ開催中の品川の水族館アクアパーク「アクアパークのばらーいざ美しき海の舞踏会へ!の巻ー」へ行ってきましたイルカ

 

 

 

このコラボ企画、宣伝の段階から今までにない規模のコラボだなと楽しみにしていたのですが、想像以上にものすごくよかったですハート

ベルばらファンなら超〜おすすめ、行って後悔はしないですよ! 

 

地方の方も飛行機乗ってでも行く価値あると思うの。家族がいればぜひ一緒に。ファミリーで行ってもデートで行っても一人で行っても大満足のコラボ水族館です。

特にアニメから好きになった人原作ファンアンドレファンは感動すると思う。あとルイ16世のファンも(いるんか)。私もう一回ぐらい行きたいな〜と思ってますよ。

 

さてさて、まずは行き方からです。

超方向音痴の私の全然分からない説明を聞いてくれ!

 

まずJR品川駅の中央改札を出ます。左の高輪口の大きい階段を降ります。目の前の広い横断歩道を渡ると、目の前にあるのが「ウイング高輪」というショッピングセンター。今は工事中で見えづらいけど、横断歩道渡ってそのまままっすぐウイング高輪の中を進んでいく。ともかく高輪口からはまっすぐなの。

そのまま、品川プリンスホテルアネックスタワーとあきた美彩館の間にあるけっこう急な坂道を上っていくと、左手に『マクセル アクアパーク品川』が見えます。プリンスホテルの敷地内。

 

駅から徒歩2分っていうけど、5分ぐらいじゃないかな。まあでも近い。ただ、途中に案内とかは全然ない。駅に広告もない。

 

ちなみに品川にはもう一つ「しながわ水族館」っていうのがあるけど、そっちじゃないので気をつけて。

 

 

で、ここからアクアパークレポートなのですが、かなり詳細にネタバレしているので、これから行く方は楽しめなくなってしまうと申し訳ないので、出来たら帰ってきてから読んで下さい。あまり前知識を入れない方が楽しめるかもしれないので。

 

 

 

<この先ネタバレ注意>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入り口からもうベルばらど〜ん!!

 

私の写真が下手なわけではなく、この壁が円形だからちょっと歪んで見えるの。

 

お客さんたちが「ベルばらだ」「ベルばらだ」って言ってましたね〜。当然だけど、一般人にも知名度高い💖

お客さんはけっこう多くて、ファミリー層や若いカップルが多かったのだけど、特に若いパパ(30~40代?)がよくベルばらを知っているようでした。

 

ときどき聞く話なんだけど、アニばらのオープニングでオスカルさまが裸でいばらにぐるぐる巻きにされてる絵がちょいちょい出てくるじゃない?

あれが当時の小学生や中学生の一部の男子に刺さったらしく、オスカルさまをキューティーハニー的に捉えている層が一定数いて、そういう男性にとってベルばらの名前を聞くと、「お💖」ってなるようなのよね。

なので、ベルばらとオスカルさまは好感度高い。

オスカルさま、いろんな層の性癖目覚めさせてるよね……。

 

 

 

エントランスの先がチケット売り場です。

入場券は事前にも買えるし、当日でも全然余裕。

大人は2,500円。

当日に限り、再入場可です。太っ腹!

 

はっきり言って2,500円以上の価値はあったね〜。

品川に住んでたり勤めたりしてたら割引があるらしい。都内に勤めてたらそパスポート買って仕事帰りに通いたいなと思いました。

 

 

 

 

 

一番最初に目の前に現れるのはこの「エスコート大階段」

前宣伝でもよく見てたから、この大階段を上がるのを楽しみにしていたんだけど、これ本物の階段じゃなかったのドクロ

オスカルさまとアントワネット以外はプロジェクトマッピング?みたいな、映像だったのでした。

 

正面の「アクアパークのばら」と書いてある青い四角い部分は大きな水槽で、ここにハナミノカサゴが泳いでいるよ。大きな胸びれや背びれを持つ、派手なお魚さん、ベルばらっぽいです。

 

 

 

 

それから記念写真ブースがあり、海賊船やメリーゴーランドなどの遊園地みたいな乗り物もあります。

動きがけっこう早い。振り落とされそうな勢いでメリーゴーランドが回っていた。海賊船にロザリーの絵があったような気がする。

 

 

 

 

それから最初のお魚ディスプレイ、「王妃のロイヤルバンケット」コーナー。

 

 

中はかなり広いお部屋で、部屋のどまんなかでこの絵のオスカルさまとアントワネットの大きなディスプレイがあります。

ここは王妃様の舞踏会の会場ですよ〜っていう設定ね。

 

部屋の壁にそってぐるりと小さな水槽がいくつか置いてあります。

水槽と水槽の間の壁に、いろんなキャラが映像で現れたり消えたりするのよ。

こんな風に。

 

 

部屋に入ってすぐ右手に現れるこのアンドレは映像(後ろの窓も映像)。(うつりこんだお客さんは消しゴムマジックで消したのですが、ちょっと影になって残ってます)

まわりに舞い散っているのは薔薇の花びらですよ〜〜。

 

実寸なのかな? 背が高いのがよくわかります。

こんな派手な男が家の中をうろうろしているジャルジェ家……うらやましすぎる。

 

他にも部屋の奥にはロザリーやル・ルー、部屋の左側にはフェルゼンやルイ&アントワネットも現れたり消えたりしてました。

子供時代のマリーとオスカルさまが踊っている扉絵も映像で表れてた。

 

で、途中で急に部屋が暗くなるの。すると黒い騎士がロザリーのいたところに現れて、シャンデリア(映像)に乗ってびゅーんと飛んできたりしますよ〜(映像)。

でも顔がベルナールだったから写真撮らなかったわ〜〜。

まあ、水族館的には、アンドレが黒い騎士になった、という設定なんだと思うけど。

 

この部屋はけっこう楽しい。綺麗だし。映像が変わるのをじっくり全部見ているとけっこう時間たってます。

 

 

 

次に続くのは、「追憶の花園」

ここはがっつりベルばらコーナーです。もうこれは普通にベルばら展。

 

使用されている画像はアレだが、全体的にアンドレ出演率高めなのが嬉しい。

なんならオスカルさまより目立っているかもしれない。

 

このコーナーは、狭めの通路の両側に並んでる水槽の中に、各水槽の魚とリンクさせた漫画の一シーンと、それにまつわるアクリルスタンドがディスプレイされているのです。

 

私のお気に入りはこれだっ!

 

 

ドレスオスカルさまとアンドレをペアにしたものって、今までほとんどなかったんじゃないです?

これは良いAO💖

 

真ん中のちっちゃい水槽にいるのはベタ

なんで一匹しか入ってないんだ?と思ったら、ベタは美しい外見とは裏腹に大変攻撃的な魚で、オス同士で激しく戦い合うのため、一緒に飼育しちゃいけないんだそうです。

 

 

この水槽にいるのは、チョコレート・シュリンプと、黒系の熱帯魚コリドラス・コンコロールです。

チョコレートしばりなのね😂

 

 

ちっちゃい魚なので寄ってみるとこんな感じ。

ご丁寧にこぼれたショコラも再現されていますよ。

お貴族様のおうちのカップはこんなシンプルじゃないと思うけど、あんまり凝ると魚が目立たなくなるもんね。(しかしこのアンドレ以上に目立つのは無理……)

 

 

ちょっとここから水槽が暗くなる。見えづらくてすみません。魚が明るい環境がダメなのかな?

姿は見えませんが、ケショウフグの水槽です。

フグ=毒=毒で心中しようとしたアンドレ、という連想なのでしょうが、ほんとうまいよね……。

 

水槽の中の右端に置いてあるアクスタは、MC8巻で二人が結ばれた時のカーテンヒラヒラの窓で抱き合っている姿で、これを天国に例えているのだと思うけど、それ、シーン違うから!とつっこみたくなります。

 

 

フランスばんざいと言っているオスカルさま。

ここはフレンチエンゼルフィッシュパープルクイーンアンティアス

はっきり言って、フレンチとクイーンしかかぶってない(笑)。もう無理矢理感満載だけど、大変綺麗な組み合わせだったのでいいとしましょう。

ほんとこの水槽綺麗だった。っていうかオスカルさま美しいイエローハーツ

 

水槽の真ん中に置いてあるアクスタは、三色国旗を掲げたオスカルさまの腰に抱きつくアンドレのイラストなのですが、どうかこのアクスタを売ってくれないか?

 

 

水槽と水槽の間にはこうやってMCコミックも飾ってあります。

左が黒い騎士のマスク、右がオダリスクの時の白い扇子かな。

やっぱりドレスオスカルさまとアンドレをペアにしてくれているの。胸熱。

 

 

右が白馬で、左が見切れてるなぁ……なんだったっけ? なんかのアクスタなのよ。

ちゃんと写真を撮っていないということは、オスカルさまではなかったんだと思う(ひどい)。

 

 

思わずジャルジェ家のみなさんの気持ちになって、「おおお〜っ!!」って叫んでしまう肖像画💖

まったくいいシーン飾るなあ〜。担当のお方、わかってるう〜〜💖

バラも黄色だし。文句なし!

 

あ〜この額絵も売っていただきた〜〜い!!!

 

 

MCコミックスだけではなく完全版もディスプレイされていました。

私は完全版ばかり読んでます。老眼の問題でもうMCコミックは無理なの。

一番左に飾ってある、オスカルさまに抱きつくアンドレのAOアクスタ、ほんと売って……

 

ガラスの表面にチラチラ写っているのは、舞い散るバラの花びらの映像ですよ。

綺麗でした。

 

 

新しい劇場版アニメのコーナーもありました。

今年は韓ミュも宝塚公演もあり、JRAでもコラボがあり、公式の動きが活発ですね〜。

フランスオリンピックイヤーというのも関係あるかな?

劇場版、いよいよだな!って思ってます。

 

ベルばらという作品に対して知名度はもちろん、世間の目も好意的で、古い作品なのにこんなに素敵にコラボしてもらえて、ファンとして恵まれているなあとありがたい思いでいっぱいです。

品川アクアパークの皆様、本当にありがとうございいます😭

東京で遊べるとこ聞かれたら、必ず品川アクアパークを爆推しします!!

 

 

 

 

ってまだ終わってないのでした。

 

 

コラボカフェ「麗しのローズカフェ」です。照明暗めでアダルティーな落ち着いた雰囲気でした。

飲食物の写真を撮っていない、ということで察していただけますでしょうか。

おまけでもらえるオリジナルコースターが、オスカルとアンドレの絵柄だったら全商品購入したんだが。

アクアパークでは軽食と飲み物しかなく、おなかいっぱいになるものは売っていません。

腹ごしらえしてから入ってね。

 

ここのカフェの丸テーブルにはベルキャラがいます。

昼は家族連れで混んでたけど夜はこの辺は無人に近かったです。

 

 

 

あとはフェルゼンやマリーのテーブルがあったかな。ちょっと覚えてない(オイ)

 

 

 

 

この次はクラゲコーナー「白薔薇のワルツ」

予告ではアンドレオスカルのコーナーみたいな感じの宣伝してたから楽しみにしていたんだけど、全然そんなことはなく、時々照明が黄色になるだけだった……残念。

バックに流れていた音楽はとってもよかったです!

 

おざなりに撮影したクラゲ。

 

 

鏡の壁なので撮影しづらい。

こういうオスカルさまの絵が二つありました。

セリフとイラストは合ってなかったけど、美しいオスカルさまの絵を選んでいただいていたのでまあいいです。

(もう一枚のは、連載終了後数年たったあとに描かれた顔の違う立ち絵)

 

 

 

 

クラゲコーナーを抜けて、上りのエスカレーターに乗ると、そこはイルカショーのスタジアム。

ショーが360度で楽しめる円形型のプールです。

イルカショーについて個人的に思うことはあるけれど、まあそれはここでは割愛します。

 

まず会場について。

丸いプールをぐるっと囲むように座席があるのだけれど、前4列、背もたれのない席と、正面サイドは海水が大量にかかるので、後部座席をどうぞ。

イルカショーは人気があるので、早めに席を確保することをおすすめします。

でも席が取れなくても、後ろの立ち見席でも十分楽しめますよ。

 

 

座席にもキャラがいる。

 

 

Gの柱の裏にはおばあちゃんとアンドレが。

グランディエ(グラッセ)家だから?と思って、Jの柱の裏を見に行ってみたけど何もなかったわ〜。

 

イルカショーには昼の部(6回)「イルカたちのロンド」、夜の部(19時から2回「美しき薔薇物語」の2部制なんだけど、昼の部はベルばら関係ないです。

ちょっとおフランス風にしてるけど、ショーが丸ごとベルばらなのは夜の部。

ショーはそれぞれ15分ほど。

そしておすすめは断然夜の部です。

 

タイムスケジュールはこちら

 

ただし、各イルカの紹介があるのは昼の部だけ。

夜の部はいきなりショーが始まるので、出演イルカの素性(……)がわからないままショーが始まり、ショーが終わってしまう。

 

なので夜の部だけ見に行く方のために、簡単にイルカたちの紹介をすると、ここに出てるイルカちゃんたち、6~7頭いたかな?

カマイルカ、バンドウイルカ、双子のイルカもかわいくって、あと一頭だけ大きいオキゴンドウというクジラも一頭いました。

 

イルカの中にクジラをまぜていいのか?と思っていたら、イルカもクジラも同じ種類の生き物で、体長を4メートル超えたらクジラっていうらしい。知らんかった。

クジラはさすがパワフルで、成人男性のトレーナーを乗せて泳ぎ回り、最後はリフトジャンプ!という大技を決めたりして大迫力なのですが、他のイルカにくらべるとちょっとトロい……っていうか、動きが遅く、パフォーマンスも長く続けられないのかな?という印象でした。

 

昼の部はフランスがテーマ。トレーナーは宮廷風ひらひらドレスに身を包んでいました。

オーシャンゼリゼや、昔のシャンソン風の音楽に合わせてレトロなフランスを演出です。

 

プール中央の天井から降りてくる水のシャワー、ウォーターカーテンにさまざまな照明があたり、イルカたちとのパフォーマンスとあいまってとても見応えがあります。

イルカたちはさまざまな大技を次から次へと繰り出すんですけど、尾びれだけで泳いているあの縦泳ぎ、一体どうやってるんだ? イルカという海洋生物としての限界を超えているんじゃないかと思ったわイルカ

圧巻は、イルカ全員で揃ってジャンプするところですかね〜。高速泳ぎも、三回転横ジャンプも全身運動ですごい。

 

で、夜の部ですよ。

いきなりアニばらのオープニングのファンファーレがなったと思ったら、エンディング曲「愛の光と影」が大音量で流れます。

あ〜〜〜いが〜〜〜苦しみ〜〜〜〜なら〜〜〜〜の曲に合わせて、イルカ1頭とクジラ1頭がプールの中心で踊っている。

こ、この2頭はもしかしてオスカルとアンドレ?

 

イルカの中でたった一頭のクジラとペアにさせるということは、身分違いを表しているのか??(そんなわけはない)

 

優雅に踊る2頭。曲のボルテージは高まっていく……まさか、まさかこれ、アンドレが絶叫するバージョンじゃないよね……?とドキドキしていたら、

絶叫バージョンだった。

しかし満席の観客、びくともしません。え、いいの? 恥ずかしいセリフだなとか笑われるかと思ったのに、みんな真剣にショーに見入っています。

 

その後もアニメの曲が続きます。

衛兵隊で進撃するとき、「前進!!」ってオスカルさまが叫ぶ時の音楽ね(そんな説明で誰がわかるんだよ)。

アニメではカラスがかあかあないてたシーン、イルカたちが鳴き声をあげてくれました。すごい。

 

そしてオープニング曲「薔薇は美しく散る」。これもアンドレの絶叫バージョンだけど、令和のみんなは普通に受け入れてくれている。ありがとう、観客。ありがとう、イルカちゃん。ありがとう、トレーナーさん。ありがとう馬飼野さん。

さすがにこの曲はゴージャスですね。パフォーマンスも大技連発で、イルカもそろってばんばん飛んでいました。

 

最後は次回予告の曲でしめです。あの滑舌の悪いナレーターの声が頭に蘇るようです。

次回、アンドレ青いレモン!お楽しみに!!

なんつて。

 

エモい。エモすぎる。

 

思い起こせば40年前、アニばら再放送を見てベルばらに狂ったようにハマった中学生時代。

あの頃アニメは夕方の再放送だったし、連載終わって10年以上たっていて、どれだけ探し回っても、世の中にはベルばらのべの字も見当たらなかった。グッズなんて夢のまた夢。

昔出版されたイラスト集を求めて古本屋を回っても見つからず、MCコミックスを揃えるのさえ大変だったあの頃……。

 

それがどうでしょう。40年たった今、こんな大都会の立派な水族館で、こんなにたくさんの人に囲まれて、賢いイルカちゃんたちがベルばらの曲に合わせてパフォーマンスをしてくれている……

そしてこんな素晴らしい感動のショーがたった2,500円で見られる……!!

なんて素敵な世界線に私は来たんだ!!!

 

幸せすぎます。昔アニメを見てハマった同胞たちよ、ぜひこの感動をマクセルアクアパーク品川で味わってくれ!!(アクアパークからお金もらってるわけじゃありません。自分で勝手に宣伝してます・笑)

 

イルカショーが終わった後も、水族館のディスプレイはまだまだ続きます。

熱帯地方コーナーもあるし、ペンギンもいるし、蛇もいるし、ともかく魚がいっぱいいて(説明が雑)ここから先も多分1〜2時間ぐらいみっちり楽しめると思うのですが、オババはもう疲れた。

ここから先、ベルばらキャラもいないので、早いとこグッズも見たいし、足早に出口に向かいます。

 

 

出口では、国王陛下が辞世の句でお見送りしてくれます……ってこのコマ選び、シュールすぎないか。

 

 

お土産コーナーの入り口のペンギンがマリーとオスカルさま仕様になっているのだが、これ初日に行った方に教えてもらってなかったら、絶対見逃してた!(教えて下さってありがとうございました!)

 

っていうか、これがオスカルさまだとおおおお!?💢

金髪のおぐしが乱れていたので、ちょっと直してきました(愛です)。

 

アクアパーク限定のベルばらグッズの販売もありました。

マリーとオスカルさまのグッズです。

キーホルダーやステッカーやマグネットやアクリルスタンドやハンカチがありましたよ。

これはちゃんと買った! プレゼント用だから写真は撮らないけど。

 

とちょっと疲れたので適当になってきたけど、アクアパークレポートでした!(いきなり終わる)

遠くのみなさんもぜひ出かけてみてくださいね〜。そして感想聞かせてください!

麻布台ヒルズで本日2/17より販売開始の集英社マンガアートヘリテージ·池田理代子先生の作品を見に行ってきました。

 

今回販売されているのは、オスカルさま4種類とオル窓3種類。

各10枚ずつのみの扱いで、すべて一枚297,000円(税込み)です。

 

取り扱い数が少ないので販売終了日時は未定だそう。売れてしまえば短期間でも終わるということですね。

 

 

「剣を抜くオスカル」

 

原画展で見たこの絵の原画は、部分的に黄ばんでてシミもあったんだけど、こちらの作品では綺麗になってます。

原画は30年しか持たないと言われているけど、マンガアートではドイツのグムンドというコットン百パーセントの紙を使うことで、色褪せを抑えられるのだそう。

 

 

「竪琴をもつオスカル」

 

理代子先生は、最初にまず色を塗って、その後に輪郭線を描くのだそうです。大変難しいやりかたで、一発勝負なんだとか。

 

 

「青のオスカル·フランソワ·ド·ジャルジェ」

 

目がとっても綺麗でした✨

 

先生の作品が今後もマンガアートになるかは未定とのこと。

お値段の297,000円の中にはフレームは含まれないけど、マット紙と先生直筆のサインが鉛筆で入ります。

サイズは全部A1。

 

「オスカルと蝶」

 

これは麻布台限定作品。初日にしてすでに青のオスカルと蝶の絵は売れたそうですよ。

医療用の照明に照らされた作品は、まるでたった今塗り上がったばかりのような鮮やかさ。

このアートは、原画の上から1億5千万画素のカメラで撮影し、拡大して色を調整、顔料で 色を再現しているのだそう。

 

「オスカルと蝶」の告知用ポストカードを頂きました。表には置いてありませんので、購入を検討されている方はぜひスタッフの方とたっぷりお話ししてみてください。

 

購入者の情報は集英社アートヘリテージ担当の方でがっちり管理するらしく、譲渡の際はちゃんとお伝えしないといけないらしいです。つまり、今どの絵を誰が所有しているかということは完全に把握されているということ。

ちょっとマイナンバー的な窮屈さはあるけれど、アートは完全に個人のものではないという概念なのでしょうね。これだけの作品ですもの、納得です。

 

*写真撮影とSNS掲載の許可は頂いています。