麻布台ヒルズで本日2/17より販売開始の集英社マンガアートヘリテージ·池田理代子先生の作品を見に行ってきました。

 

今回販売されているのは、オスカルさま4種類とオル窓3種類。

各10枚ずつのみの扱いで、すべて一枚297,000円(税込み)です。

 

取り扱い数が少ないので販売終了日時は未定だそう。売れてしまえば短期間でも終わるということですね。

 

 

「剣を抜くオスカル」

 

原画展で見たこの絵の原画は、部分的に黄ばんでてシミもあったんだけど、こちらの作品では綺麗になってます。

原画は30年しか持たないと言われているけど、マンガアートではドイツのグムンドというコットン百パーセントの紙を使うことで、色褪せを抑えられるのだそう。

 

 

「竪琴をもつオスカル」

 

理代子先生は、最初にまず色を塗って、その後に輪郭線を描くのだそうです。大変難しいやりかたで、一発勝負なんだとか。

 

 

「青のオスカル·フランソワ·ド·ジャルジェ」

 

目がとっても綺麗でした✨

 

先生の作品が今後もマンガアートになるかは未定とのこと。

お値段の297,000円の中にはフレームは含まれないけど、マット紙と先生直筆のサインが鉛筆で入ります。

サイズは全部A1。

 

「オスカルと蝶」

 

これは麻布台限定作品。初日にしてすでに青のオスカルと蝶の絵は売れたそうですよ。

医療用の照明に照らされた作品は、まるでたった今塗り上がったばかりのような鮮やかさ。

このアートは、原画の上から1億5千万画素のカメラで撮影し、拡大して色を調整、顔料で 色を再現しているのだそう。

 

「オスカルと蝶」の告知用ポストカードを頂きました。表には置いてありませんので、購入を検討されている方はぜひスタッフの方とたっぷりお話ししてみてください。

 

購入者の情報は集英社アートヘリテージ担当の方でがっちり管理するらしく、譲渡の際はちゃんとお伝えしないといけないらしいです。つまり、今どの絵を誰が所有しているかということは完全に把握されているということ。

ちょっとマイナンバー的な窮屈さはあるけれど、アートは完全に個人のものではないという概念なのでしょうね。これだけの作品ですもの、納得です。

 

*写真撮影とSNS掲載の許可は頂いています。