※間があきすぎて、すみません。当時のメモをとってあるのも、あと数回分となりました。ブログをどうするか、少し考えます。
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早朝、寝てる時に地震。くにぞうは前のマンションのほうが揺れる、と言ったが、私は一軒家もわりと揺れるなあと思う。壁の中には、いくつか制振ダンパーが入っているはずだけど(揺れを吸収するようなもの)。でも同じ規模の揺れがくるわけでもないので、以前と比べられはしない。
とりあえず数日後、テレビをネジと専用ベルトで台に固定する。すでに本棚や食器棚、冷蔵庫などはみな、大工さんに金具で壁に固定してもらってあるが。
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連日のいろいろな疲れが出て昼寝。前はなんだか気になって、昼寝もできなかったけど、急にピンポンもそんなにはこないんだとわかって、できるようになってきた。
お風呂掃除。棚(シャンプーなどを乗せてる、取り外しできる小さい箱のようなもの)をクエン酸水に浸けおき。エタノールで、ドアやゴムパッキンを拭いたり。お風呂だけは将来リフォームとかしなくてすむよう、できれば新品のまま、という感じを死守していけたらと思う。遅くに建てたので。
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ちょっと前からウオークインクローゼットの衣類が、なーんかしっとりしているように思ってて。
今年は異常な長雨だったのに、けっこう窓を細く開けて換気してたりしたからかな。雨の日の空気が澄んでいて、好きで。今のところ、壁にはカビみたいなものは見当たらないけど。
うちの壁は珪藻土(珪藻土の含有率は低いようだが)。
漆喰のほうが、アルカリ性でカビがはえにくいらしいけど(年々中和されて効果は減る?)、あまり調湿はしないよう。家を建てる時、ずっと調べてたけど、様々な見解があって結局どちらがいいのか、よくわからなかった。今も両方試してないので不明。
珪藻土の会社にも、湿気のことなど電話して尋ねてみたけど、「工務店さんに連絡したらどうですか」的な。はいはい。(連絡したくないのですー)
とりあえずウオークインクローゼットに除湿剤を置いてみる。
ふと見たら、2階の天井と壁の境目に、茶色いシミがついてるような。
これはカビ? もおおおー、いや!
これまでのさまざまな経緯でもう会いたくはないけど、工務店に連絡して見にきてもらうことにする。
湿度を細かくチェックしてみる。晴れた日に窓を開けると、下がり、雨の日に窓開けると、ぐんと上がる。
各部屋に置いてみようと、同じ小さな湿度計3コ到着するが、なんとそれぞれ45 48 51%とか。こんな誤差あるんだ!同じものなのに。メーカーさんに問い合わせたら、どうしても誤差は出てしまうとのことだった。
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外構のフェンスを見に行く。
フェンスが実際に展示してあるという、エクステリアのお店へ電話してから行ってみる。めっちゃいいお兄さん。湿気騒動で弱ってる心に効く。
「タカショー」の「エバーアート」シリーズのフェンスは、隙間なしにもできると聞いた(隙間からお隣が見えるのは、気になるかと悩み中。リビングから見える場所なので)。色見本も3つ写真撮らせてもらった。
「お問い合わせくださった方ですよね? あの時も僕が出まして」と。ということは、私がここで頼むわけではなく、ただ見本を見にきたと知っているのに、この神対応!めっちゃ親切で詳しいし、最高の人柄のお兄さん。家づくりで、いい人に会うと泣きそうに嬉しい。
そこから「タカショー」のショールームに行くというと、「僕もまだ行ったことないんです」と言われていた。
電車を乗り継いで行くと、とてもきれいなショールーム。スタッフの方もいい人。やはり隙間は自由にできるよう。「ブラウンエボニー(色味)がいちおしですか?」と聞くと、それぞれ好みだそうだけど、そんな感じもあった。見本がいただけるようだったので4コもらう。フェンス方面は、なんか明るい兆し。
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雨のち曇り。
窓開けると、51→54% やっぱり湿度が上がるのだ。
(本格的な雨降りの日だと、ぐんぐん80%とかになった気がする)
川原と友達の展覧会に行き、帰りにフェンスの隙間の話。隙間が開いてて「あー、やっぱり見える」と思うより、隙間なしのほうが後悔が少ないと思うと言われ、納得したので、もうそうしよう! 迷った時、友達に相談すると思わぬ意見が聞けていい。
ちなみに隙間で迷っていた原因は、普通こういう柵って間があいていて、隙間なしにすると、断絶した壁を建てるような印象になるかなという懸念。でも開いていると隙間から見えるから、目隠しにはならないと思うんですよねえ。
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家の中のことで手一杯で、全然余裕がなかったベランダを、初めて掃き掃除。黒い粒々の砂がたくさん落ちてて、これ、屋根の材だな!と気づく。見本を見た時に、粒々がくっついているパネルだったので。こうやって微妙に少しずつ落ちてくるのかー(それからも雨の後とかパラパラ落ちてるけど、特に問題はなし)。
あと普通の砂が、ベランダ(FRP塗装)のデコボコに入りこんでるので、水とブラシで擦ったほうがいいなあ。ひどくならないうちに。
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社長が家を見にくる日。くにぞうと待っていたが、忘れ物があって、1時間以上遅れるとのこと!はー。
くにぞうに「窓閉めてると、しーんとするでしょ」と言うと、「そうだね。これで一日家にいたら、気がめいるかも」と言ってくれた。
社長到着。家の気になるところを見せる。2階の天井との境目。「なんでしょうねえ。初めて見ました。珪藻土が養生(テープ貼ったとこ)を飛び越えて、天井の壁紙(エッグウオール)に飛んでるんじゃないかな。カビじゃないと思います」とのこと。
「え、そうなんですか? カビじゃないんですか?」と私。
カビなら黒くなるらしいけど、ほんとかな。
こういう建て方で、珪藻土を塗ったお宅で、カビと言われたことはないそう。でも梅雨の時とかは、あまり窓を開けないように、とも言われた。除湿器を買うなら、買ったほうがいいかもしれない、とも。
珪藻土のメンテナンスブックというのをもらった。その会社に、いちおう見にきてもらうように手配するとのこと。
床は水拭きしてもいいとのこと。オイルを塗るなら、薄く。
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くにぞうは、これまでの経緯+今回の遅刻で、けっこう怒っていたのに普通に対応していた。不思議な人。まあ、ひとり、普通に喋る人がいたほうがいいけど。
私は口調に薄く怒りを出しておいた。雨樋の事も、手すりのことも、床鳴りのことも「調べときますよ」と言って、全部そのままなのに。今日もそれらには何ひとつ返答せず(何もやってないのでしょう)、よくあんなに、しれっとしていられるんだなあと思って。
後で、くにぞうが「工務店もそういうの、いちいち対応してたら、面倒見きれないから、しれっとなるんじゃないのか」というようなことを言っていた。同意。が、対応に疲れる。早く終わってほしい。
再度、ガス器具のことも言われた。ガスストーブなど、湿気が出るので使わないほうがいいというような。そんなに何度も言われると、何かそういう事例があったのかと思ってしまうけど(ガスストーブ、うちでは何も問題なし)。
まあ、カビじゃないと言われてよかった。
社長「きれいにおすまいですね」だと。
何とも返し難い。
[そのフェンスの見本]
いいお兄さんに見せてもらったフェンス材の見本。このあと「タカショー」さんで、同じものをいただきました。
何回か書いていますが、フェンスは8年たった今も何も問題なく、とてもよいと思います。木のように見えるし、メンテナンスも何もしてないですが、きれいです。街を歩いていても、このフェンス同じかな、とよく思います。
[壁と天井の境目]
そしてこっちが天井と壁の間の、カビかとギョッとした部分(左上が天井の壁紙)。やはり社長が言ったようにカビではなく、何かがはみ出しているだけのよう。もしかして壁紙の接着剤?
そのあと何年も変わらずこのままの状態です。湿気騒動がなければ見て回らなかったので、気づかなかったかも。当時は驚きましたが、ちゃんと聞いてみて安心でした。
結局、衣類のしっとりさは、除湿剤を入れたり、日に当てたりして、しばらくしたら普通になりました。
今思うと(すごく個人的見解)、建ててすぐって、珪藻土の壁とかがまだ乾ききってないのに加えて、雨の日も窓を開けていたから、珪藻土が湿気をかなり吸い込んでしまったのでは。そしてもう内部にためられなくなって、空気中に放出し、衣類がしっとりしてしまったのでは。
わからないですが、2年目以降、そんなことは一度も起きてないので。雨の日は、しっかり窓を閉めるようにしたこともあるかと思いますが。
[今日のひとこと]
●何回か書いてますが、家がしーんとしてるように思って、マンションのほうがよかったとガックリしてたのは、完全に逆転して、すっかり慣れました。
今では一軒家にしてほんとによかったと。夜遅くに、ふたりで野球中継の録画を見るのですが、応援の声が出てしまうので、もし下のお宅に響いてたら、ほんとに住み続けられない、ということ。
最近の家は防音のパワーがすごくて、複層ガラスの窓を閉めてしまえば、ほんとに外に音が聞こえなくて。自由を感じます。窓を開けると話は違いますが。
ちょうどいいマンションが見つかってたら、リノベーションして住んだかもしれませんが、そうなっていたら、音の問題はいったいどうなってたんだろうと思います。
また最近、老朽化マンションの問題も徐々に顕著になってきてます。リノベするマンションって、古いものが多そうなので、よく考えてみられたらと思います。
表面を新しくしても、配管などは古いので、いろいろな問題が出ることも多いと聞きます。また将来、建て直しなどになれば、こだわった内装も全部なかったことになるので。管理費や修繕積立金もそういう年代物のマンションは急に上がることが多そうですし。
(経験したことのない、一個人の見解です)
●ちなみに、2016年に取材にきていただいたWEB「100%LIFE」で、家の中が見れます。(レンズの関係で本棚とか、やや伸びて写ってるものも)
タイトル:「自然素材にこだわり抜いた本質的な暮らしの贅沢」
『あおきみさんち、家を買う』の中にも、家の写真あります。
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