WISH 31 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
プロフ画像が設定されている方
必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

「おはよう、斗真。風邪治ったか?」

 

「おはよう、旬。うん、治ったよ。」

 

「でも残念だったよ、斗真と一緒にイルカショー観たかったな…。」

 

「二宮先生。僕も旬と行きたかった…。」

 

「旬くん、内緒できる?」

 

「内緒?」

 

 

「もしもし、旬。

さとちゃんにかわるから。」

 

「うん、ママにかわるね。」

 

「こんばんは、大野です。

斗真が遠足の時に風邪で休んだので

今度の日曜日に水族館に行くんですが

斗真が、旬くんと一緒に行きたがってまして。」

 

「はい、旬から聞いています。

よろしいんですか?」

 

「はい、日曜日9時に

迎えに行きますので。

あっ、俺の友人が弁当

作ってくれるので

着替えと、レインコートだけ

持たせてください。」

 

「レインコート?」

 

「イルカショー最前列で観るんだ。」

 

「わかりました。

友人って運動会に来てた

イケメンさんですか?

私もご一緒したいわぁ。」

 

「いえ、いつも平日お世話に

なってますから

休日ご主人とデートでも

してきてくださいよ。」

 

「斗真、旬くん一緒にいけるぞ。」

 

「やったぁ、ありがとう。

さとちゃん、和さん。」

 

「よかったね、、斗真くん。」

 

「和さん、ありがとう。」

 

「いえ、大人ばかりの中じゃ

楽しくないですからね。」

 

日曜日、旬くんを迎えに行って

駅で待ち合わせ。

 

車から降りてきた和さんに

旬くんは驚いていたけど

 

「今日は二宮先生じゃないよ。

大野さんと斗真くんの友達の

和さんだよ。

旬くんも友達になってくれる?」

 

「うん、和さんと友達になる。」

 

「旬、みんなには内緒だよ。

うらやましがられるから。

ママにもパパにも内緒だぞ。」