「翔くんも相葉ちゃんも潤君も運動会来てね。」
「おう、俺弁当持ってく。」
「俺はビデオカメラ持ってく。」
「じゃあ、俺は場所取り。」
「みんな、ありがとう。」
「それに和さんの先生してる姿見てみたい。」
「なに?授業参観みたい。」
斗真と小学校に向う。
翔くんが場所取りしてくれたところを
「弁当の時間にここにくるんだぞ」
斗真と確認して教室に連れて行った。
「おはようございます。斗真君、大野さん。」」
二宮先生の笑顔が一段と眩しい。
保護者席にもどると弁当を持った潤と
立派な一眼レフを持った相葉さんが
翔くんの隣に座っていた。
目立つ3人だなぁ~。
「おはよう、智くん。」
「おはよう、リーダー。」
「おはよう、大野さん。」
「おはよう、みんな。
今日は休みなのにありがとう。」
「大野さん!」
周りにいたお母さんたちに連れていかれた。
「おはようございます。何ですか?」
「あのイケメンたちは大野さんのお知り合い?」
「はい、そうです。」
「きゃぁ~。」
「ぜひ、4人に1年生の保護者対抗リレーにでてほしいんです。
プログラム8番です。お願いします。」
「聞いてみます。」
「あのさぁ~」
頼まれたことを伝えると
「いいよ、楽しそう。」
「俺、学生時代から走ってないなぁ。」
「ジム行っとけばよかったなぁ。」
嫌がるかと思ってたら3人ともOKで俺も断れない状況だった。