【AEW: Fight Forever Elite Edition】
ジャンル/プロレス
メーカー/THQ Nordic ジャパン
XBOX360やPS3で遊んだ事がある懐かしい雰囲気で
AEWの実名が使える喜び。
【グラフィック】
WWE2K23みたいなリアルさは無く
一昔前のアーケードプロレスゲーム
みたいな感じが逆に好印象。
リアルだから必ずしも面白いとは
限らず「こう言うのでいいんだよ。」感が
出てます。
XBOX360やPS2、PS3でエキサイティングプロレスを
遊んだ事がある人はそのグラフィックに思わず
ニヤニヤすると思います。
入場の華やかさや電流爆破のエフェクトも
凄く綺麗に描き込まれてる。
【ショップ】
クリエイトパーツ、入場曲、一部の選手、
クリエイト必殺技はショップでの購入と
なります。
お金は貯まりやすいので安心して下さい。
チャレンジを達成する事による報酬で
多めにクレジットが手に入るのも良い。
【WWE2K23と比べると技の種類が少ない】
まだ発売したばかりなのでこれから増えると
思いますがプロレス技が少なく感じる。
WWE2K23が多過ぎるので比べてしまうと
可哀想ですが。
しかしWWE2K23には無いマニアックな
プロレス技も多く収録してて思わず
「え？そんな技まであるの？」と驚く事も
ありました。
基本的に欲しい技は一通り揃ってるので
プロレスファンもそこまで心配する事は
ありません。
あくまでWWE2K23よりも少ないと
言う意味です。
【電流爆破デスマッチ】
電流爆破デスマッチが遊べるのは大きいです。
有刺鉄線やテーブルが用意されハンマースルーで
走らされ触れると爆発します。
ボディースラムなどで投げて足が触れても
小さい爆発が起こるのでなかなか本格的。
一定の時間が経過すると大爆発が起こります。
【武器の種類が豊富】
WWE2k23みたいなリアルシミュレーターではなく
アーケードタイプのプロレスゲームなのでバカゲー
要素も入ってます。
スケボーで滑りながらジャンプ攻撃したり、
スケボーで勢いを付けたままエルボーなどが
出せるのは面白いと思いました。
WWE2K23と比べて武器の種類では圧倒的に
AEWが勝ってる。
【リング外の環境の利用】
リングの外へ出ると場外環境を利用した
攻撃も可能でエプロンへ叩き付けたり、
ポールに叩き付けたりと色々な事が
出来る。
正直ここまで細かく作り込んでるとは
思いませんでした。
【男女のシングルマッチが可能】
WWE2K23では女子プロレスラーに手を
出した時点で反則負けになります。
（男女平等とは・・・）
AEW: Fight Foreverでは男女での
シングルマッチや様々な試合形式で
遊ぶ事が可能です。
かつてのエキサイティングプロレスが
蘇ります。
女子プロレスラー相手でも普通に
パワーボムからのVトリガーや
片翼の天使を決められる。
【女子プロレスラーが少ない】
もっと他に居るだろと思いますが女子の選手が
圧倒的に少ないと感じます。
日本人女子プロレスラーが３名登場してるので
嬉しい事ではありますがそれでも物足りなさを
感じますね。
【選手セレクト画面が微妙】
選手セレクト画面は実写の画像にして
欲しかったです。
似てないCGなのでテンションが下がる。
WWE2K23では全選手が実写画像なのに。
しかもAEWではそのCGの顔も似てないので
誰が誰だか名前を見るまで分からない。
【クリエイトパーツが少ない】
これからどんどん増える予感がしますが
今の所はクリエイトパーツが少ないので
地味なオリジナル選手しか作れない。
【キャリア】
選手と触れ合えるモード。
キャリアモードを進める事で
AEWの選手の事が分かって来ます。
知らない選手の事も知れる良い機会です。
【ミニゲームがクソつまらない】
ゲームのトレーラーを観ててもミニゲームは
クソゲーだろうなぁと思ってましたが
案の定でした。
しかもシーズンパスに付いて来るミニゲームも
クソゲー過ぎてこんなの入れるなるなら一人でも
選手を増やすなりクオリティーを上げて欲しかった。
【操作方法】
□ボタン・・・弱攻撃
△ボタン・・・中攻撃（長押しで強攻撃）
○ボタン・・・走る
×ボタン・・・グラップル
※グラップル後、各ボタンで投技、方向キーで変化、
○ボタン＋各方向でハンマースルー
R1ボタン・・・打撃ガード、倒れた相手を起こす、
タイミング良く押すとカウンター
R2ボタン・・・倒れた相手を引きずる
L1ボタン・・・投技カウンター（後ろに回り込んだりする）
L2ボタン・・・各種アクション
（リングイン＆リングインアウト、コーナーに乗り降り）
グラップル＋十字キー・・・Signature
※Signatureゲージが溜まった後アピールの後
ゲージ部分にFinisherの文字が表示されたら
Finisher（得意技）に変化。
※Finisherは相手を掴んで右スティック↑か↓。
Rスティック・・・アピール（フィニッシャーの準備）
Lスティック・・・移動（同じ方向素早く2回で回避）
※スワンダイブ技は要スキル必須で攻撃ボタンの
組み合わせで出せるのでオプションから
コマンド表を見る事になります。
【気になった所】
・クソみたいな誰得ミニゲーム集。
・カウントを返す際やサブミッションから抜け出す
操作がボタン連打。
・一部の選手が弱過ぎる。
・クリエイトパーツが少ない。（現段階で）
・キャラクター選択画面の選手が実写画像ではない。
【特に良かった所】
・ワクワクするアーケードタイプの
プロレス試合を楽しめる。
・男子レスラーが女子レスラーへの攻撃も可能。
（WWE2K23では一発反則敗け）
・電流爆破デスマッチの再現。
・クレジットが割と早く貯まるのでショップでの
買い物がしやすい。
・日本人女子プロレスラーが３名参戦してる。
・操作性にクセはありますが覚えて自由に
動かせる様になると格段に面白くなる。
・掛け声程度ですが選手が喋る。
・マニアックな細かいプロレス技が収録されてる。
WWE2K23には無いプロレス技も。
・座ってる選手への攻撃も出来る。
座ってる相手へ後ろから後頭部へ
スライディングエルボーなど。
・試合中、スケボーに乗って滑れる。
・必殺技を当てた感覚、エフェクト、技の重み、
打撃の重み、全てがプロレスらしくて良い。
【感想】
このゲームを遊んだ感じ、打撃を当てた感覚や
必殺技の重みはイメージとしてはPS3版で発売
したAAA(トリプレア)やPS3版TNAのゲームに
近いです。
操作性としてはPS2時代のエキサイティングプロレス
みたいな感じですね。
あー、こんな感じのゲームあったなぁと思う部分が
多く、懐かしさで遊んでて癒されます。
プロレスゲームとしては少し粗削りな部分も
ありますがそこもアーケードライクなゲームと
考えると高感度が持てる作りになってる。
バカゲー要素があるのも最高に良いです。
WWE2K23と比べても登場選手は
ケニーオメガ、Cody、クリスジェリコ、
オレンジキャシディー、ダニエルブライアン、
ホーク、ブライアンケイジ、マットハーディー、
ビッグショー、スティング、ヤングバックス
などかなり豪華な面子が揃ってます。
今後シーズンパスでスーパースターが増える予定なので
新規参戦スーパースターも楽しみです。
期待を裏切らないクオリティーで発売を待って
良かったですし購入出来て満足しました。
AEWファンはもちろん、アーケードライクな
プロレスゲームが好きなら間違いなくオススメの
プロレスゲームです。
Twitter情報では今後、新日本プロレスとの
コラボDLCにも前向きとの事です。
実現すると嬉しいですね。