第一回ユースオリンピック | シンガポール通信

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Uniquely Singapore
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現在の国際的なスポーツイベントといえば、やはり「オリンピック」に、サッカーの「ワールドカップ」といったところが筆頭格でしょうか。


その経済効果と政治効果からして、今や巨大なビジネス・産業であり且、格好の政治イベントとなっています。


二年前の北京オリンピックは、まさにその勢いを増す大国中国の象徴的なイベントとなりました。
今年6月から南アで開催されるワールドカップはアフリカ大陸初の開催という事もあり、世界の注目を集めています。


しかしまあ、そういった意味では、2014年のワールドカップと2016年のオリンピック(リオ)が続いて開催されるブラジルっていうのはすごい存在ですねえ。今後益々南米の存在感が増してきそうです。


さて、そういった中、今年8月14日から26日の12日間の日程にて、当地シンガポールで第1回「ユースオリンピック」(The Youth Olympic Games (YOG))が開催されます。http://www.singapore2010.sg/public/sg2010/en.html


とはいえ、そもそも「ユースオリンピック」って何?という方が大半でしょうし、そんなものの第1回が今年8月にシンガポールで開催されるという事を御存知の方は極めて稀のようです。


当地のシンガポーリアンにおいてすら、「知らない」、あるいは全く「気に留めていない」という人が結構多そうです。


まあ、そのくらい注目されていないスポーツイベントのようですが、「ユースオリンピック」のプラン自体は、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長によって2001年に提案され、2007年7月6日のグアテマラシティにて開催された119回IOC総会にて正式に了承されたもののようです。


2007年11月時点での夏季の初回開催都市候補はアテネ、バンコク、シンガポール、モスクワとトリノの5都市であったものが、2008年1月にはモスクワとシンガポールに絞り込まれ、2008年2月21日にシンガポールに決定された、という経緯になっています。


一方、冬季(2012年初回開催予定)の方は、2008年9月2日時点ではハルビン、インスブルック(オーストリア)、クオピオ(フィンランド)とリルハンメルの4都市が候補として挙がっていたものが、2008年11月にインスブルックとクオピオが残り、2008年12月の段階でインスブルックに決まっています。


なお、2014年に行われる第2回夏季ユースオリンピックの開催都市には南京が選ばれています。


さて、ユースオリンピック(YOG)は、14歳から18歳までの年齢層を対象とした青少年向けオリンピックであり、通常のオリンピックと同様夏季・冬季共に4年毎に行われます。競技参加者は、14と15歳、そして16から18歳といったように年齢でグループ分けされるとのことです。


で、ふと不思議に思ったのですが出場競技者選定は通常事前(例えば最短でも1年とか18ヶ月前)に行われるのでしょうから、これはつまり12歳とかの時点で競技者として選ばれる可能性があるという事であり、まあそれはそれで結構な話ではあるのですが、例えば競技開催日程あるいは自分の参加する競技開催日自体が自分の誕生日の前か後かで参加グループカテゴリーが変わるとか、更に言うと19歳になってしまい資格がなくなるとかいう事態にはどう対処するのか。余計なお世話ではあるのですが気になってしまいます。


まあ、いずれにせよ10代というのは伸び盛り。一年毎どころか日々変化していっている時期ですので、

出場競技者選定方法の工夫が問われそうです。


年齢制限に加え、ユースオリンピックが通常のオリンピックと違う点としては、「国旗や国歌が用いられない」ということでしょうか。


メダル授与式ではオリンピックシンボルの旗やオリンピック賛歌が使われるということです。
(通常のオリンピックの表彰式では金銀銅それぞれの国歌が流されていたような気がするのですが、ユースオリンピックでは同じ賛歌を3回聞かされるのでしょうか?それとも賛歌に3つのバージョンがあるのか?はたまた曲は一回しか流されないのか?・・・謎です)


又、ユースオリンピックの 開催都市選定に当たっては、「競技は既存施設で開催されなければならず、一時的な選手村等を除いて新規施設の建設を行ってはならない」という原則が働いているようです。


従って、通常のオリンピックに較べると低予算となっており、シンガポールユースオリンピックの予算はUS$75.5百万ドルと見積もられています。

オリンピック収入の主たる部分は放映権料とスポンサー(国際及び国内)収入が占めるわけですが、国際スポンサーの顔ぶれはコカコーラ、マクドナルド、VISAといった常連に加え、Samsung 、Acerといった新興企業が目に付くところでしょうか。日系企業ではPanasonicがいます。

http://www.singapore2010.sg/public/sg2010/en/en_about_us/en_mkt_partners/en_worldwide_olympic_partners.html

一方、国内スポンサーはChangi Exhibition Centre、DBS、Fairmont Singapore、Singapore Airlines、SingTelといったシンガポール企業が主になるのですが、日系企業で唯一Pilot Penが名を連ねていました。

http://www.singapore2010.sg/public/sg2010/en/en_about_us/en_mkt_partners/en_partner.html


約70億円の予算規模を大きいと見るか小さいと見るかは、意見が分かれるところでしょうが、オリンピックの商業化に拍車をかけた84年のロスオリンピック以降、回を追う毎にその予算規模を膨れ上がらせてきた通常のオリンピックに較べると圧倒的に低予算である事は間違いありません。


*参考までに1993-1996年(アトランタ)から2005-2008年(北京)までのRevenue推移は以下の通り。

アトランタの26億ドルから北京の55億ドルと12年で倍以上の約5000億円の規模になっています。

注:オリンピックのスポンサーは最短4年単位でしか契約できなく、IOCの収支も4年単位で考えられているようです。

http://www.olympic.org/Documents/fact_file_2010.pdf



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さて、
参加予定国数:170(因みにIOC加盟国数は205)
参加予定競技者人数:3,600人
競技数:26スポーツ31種目
メダル数:184
という規模で行われる第1回ユースオリンピックゲーム、シンガポール大会!

実は個人的には結構楽しみにしています。
(尚、通常競技観戦の入場料ですが$10-$30(\700~\2,000程度)といったところです。http://www.singapore2010.sg/public/sg2010/en/en_tickets/en_competition_schedule_and_prices/MainPar/01/text_files/file0/singapore2010_ticketing_sales_guide_v1_4.pdf


因みに大会 マスコット ですが、炎を司った雄ライオンが Lyo、水を司った雌ライオンがMerly です。。


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