ホンダ シビックタイプR 無限仕様
ホンダ シビックタイプR 無限仕様
英国ホンダは15日、『シビックタイプR』(日本名:『シビックタイプRユーロ』)に、
「MUGEN200」を設定した。無限製パーツを装着し、タイプRのスポーツ性を引き上げた限定車だ。
欧州ホンダは2009年10月、シビックタイプRをベースにして無限が手がけたコンプリートカー、
『シビックタイプR無限』を、20台限定発売すると発表。
このコンプリートカーのテイストが、MUGEN200に盛り込まれた。
外観は無限製の前後バンパー、サイドスカートを装着。
ボディカラーはチャンピオンシップホワイトで、ドアミラーはグロスブラック仕上げだ。
足元は19インチのアルミホイール、「ライトニング」で迫力がアップした。
走行面では、LSDが追加装備され、コーナリング性能を向上。
エンジンに変更はなく、2.0リットル直列4気筒「i-VTEC」は、最大出力201psを発生する。
無限のエンブレムや、限定車を示すシリアルナンバープレートも添えられる。
MUGEN200は4月から、英国で200台を限定発売。
英国スウィンドン工場製のシビックタイプRならではの限定車といえそうだ。
特別展示…SUBARU歴代ラリーカー
NAGOYAオートトレンド2010において、
特別展示「SUBARU歴代ラリーカー」の開催されることが決定した。
歴代ラリカーが、ここまでの台数で集まることは滅多にないと思われる。
企画にはスバル富士重工業が協力する。
WRC(世界ラリー選手権)はFIA(国際自動車連盟)
が公認する世界最高峰のモータースポーツだ。
スバル・STIはWRCに1990年から2008年まで参戦、
3度のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得し、
3人の世界チャンピオンを輩出した。
そこで活躍したスバルラリーカーなどを特別展示する。
隣接したコーナーでは、スバルのモータースポーツを統括するSTIの特別仕様車
『エクシーガ2.0GT tuned by STI』(300台限定)および『STI R205』(400台限定)の展示、
そしてSWRTメモリアルコレクション・STIグッズの物販コーナーも予定している。
展示車両
●1993年スバル・レガシィRS
●1996年スバル・インプレッサ555
●1998年スバル・インプレッサWRC1998
●2007年スバル・インプレッサWRC2006
●2008年スバル・インプレッサWRC2008
●2008年スバル・インプレッサWRX STI
2008年WRC第14戦ラリージャパンゼロカー
●2008年スバル・フォレスター
2008年WRC第14戦ラリージャパンインフォメーションカー
STIコンプリートカー
●エクシーガ2.0GT tuned by STI
●STI R205
NAGOYAオートトレンド2010
●日時:3月5日(金)- 7日(日)
●会場:ポートメッセなごや
●名古屋市国際展示場
日産 GT-R 対ベントレー コンチネンタルSS、ゼロヨン対決の結末
日産 GT-R 対ベントレー コンチネンタルSS、ゼロヨン対決の結末
米国の自動車メディア『モータートレンド』は16日、
日産『GT-R』とベントレー『コンチネンタルスーパースポーツ』
(コンチネンタルSS)の0-400m加速対決の映像を、動画共有サイトで公開した。
日産GT-Rは、日本が誇るスーパースポーツ。
3.8リットルV型6気筒ツインターボ(485ps/6400rpm、60kgm/3200 - 5200rpm)に、
独立型トランスアクスル4WDと6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、
0 - 100km/h加速3.5秒、最高速310km/h(リミッター解除時)という驚異的な性能をマークする。
GT-Rは2009年4月、ドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックを行い、
7分26秒70という自己ベストタイムを更新。米国での価格は、8万7000ドル(約780万円)からだ。
一方、ベントレーコンチネンタルSSは、史上最強のベントレーとして、
2009年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。
E85バイオ燃料対応の6.0リットルW型12気筒ツインターボは、
最大出力630ps/6000rpm、最大トルク81.6kgm/1700 - 5000rpmを発生する。
トランスミッションは、ZF製の6速AT「クイックシフト」。
駆動方式はフルタイム4WDで、0-100km/h加速3.9秒、最高速329km/hと、
ベントレー90年の歴史において、最強、最速のパフォーマンスを実現した。
米国での価格は、27万3000ドル(約2450万円)からだ。
モータートレンドは、2台のハイパフォーマンスカーの0-400m加速対決を実施。
注目の結果は、動画共有サイトで見ることができる。
【トヨタ パッソ 新型】女性目線でフルモデルチェンジ
【トヨタ パッソ 新型】女性目線でフルモデルチェンジ
トヨタ自動車は、『パッソ』をフルモデルチェンジして2月15日から販売を開始した。
初代に引き続き子会社のダイハツ工業との共同開発となる。
約5年半ぶりにフルモデルチェンジした2代目パッソは、
初代で好評だった扱いやすいコンパクトなボディとゆとりの室内空間、
クラストップレベルの燃費・環境性能を向上するとともに、
商品企画の段階から女性スタッフを中心に女性目線でのクルマ造りに取り組み、
こだわりのデザインや使い勝手の良さを追求した。
ベースグレードの「パッソ」は、丸目のハロゲンヘッドランプなど、
シンプルなデザインの中に安心感と親しみやすさを追求した。
内装色にベージュ系の明るい色彩のキナリを採用し、リビングルームのような室内空間を演出する。
もう一つのグレードである
「パッソ+Hana」はフロントを伸びやかに見せる専用フロントバンパーにより存在感を強調した。
艶やかなシャンパン塗装のアウトサイドドアハンドルやドアミラーなどで華やかさを添え、
上質感を表現する。
内装色にブラウン系を基調としたチョコを採用し、
ベンチシートの設定と併せ上質な室内空間を追求した。
この2グレードと全11色のボディカラーの設定で、選択する楽しさを提供する。
また、フロントピラー形状の工夫などから良好な視界を確保できるようにして
運転席から手の届く範囲に収納スペースを充実させるなど、
運転のしやすさと使い勝手の良さの向上を図った。
エンジンは1.0リットルの「1KR-FE」エンジンとDual VVT-iを採用した
1.3リットルの「1NR-FE」エンジンにCVTを組み合わせることで、
1.0リットル車(2WD)で10・15モード走行燃費22.5km/リットル、
1.3リットル車(2WD)では21.0km/リットルとクラストップレベルの燃費性能を実現した。
価格は100万円から。
日産 モータースポーツ 2010…SUPER GTは3台、FIA GT1世界選手権は4台のGT-
日産 モータースポーツ 2010…SUPER GTは3台、FIA GT1世界選手権は4台のGT-R
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO、ニスモ)は10日、
今シーズンのグローバルモータースポーツの活動概要を、日産本社にて発表した。
国内は例年通りのSUPER GT(スーパーGT)に参戦し、
海外では毎年参戦している『ティーダ』での中国ツーリングカー選手権に加え、
今年から開催されるFIA GT1世界選手権にR35型『GT-R』で参戦する(昨年は前身のFIA GT選手権に参戦していた)。
また、日産・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)
のバックアップを受けた6名の若手ドライバーも紹介。
フォーミュラチャレンジ・ジャパンや全日本F3選手権ナショナルクラスへの参戦を支援するとした。
SUPER GTには、昨年から1チーム減り、3台体制で参戦する(R35型GT-Rが初参戦した08年は5台体制だった)。
日産自動車グローバルモータースポーツプログラムダイレクター兼NISMO取締役社長の眞田裕一氏は、
「日産チームの持てる力を最大限発揮し、集中して戦えるようにするために3台とした」とコメント。
ワークスチームのNISMO(23号車)に加え、元祖“日本一速い男”星野一義氏率いるTEAM IMPUL、
最近は日本モータースポーツ界の顔としても活躍しているタレントの近藤真彦氏率いるKONDO RACINGの3チームが参戦する。
往年の日産のワークスドライバーの長谷見昌弘氏が監督を務めるHASEMI MOTOR SPORTは、
今シーズンはGT300クラスから『フェアレディZ』で参戦することも併せて紹介された
(同チームは前身の全日本GT選手権初年度からGT500クラスで参戦しているが、
01 - 03年にもGT300クラスで闘っている)。
昨年はMOLAもGT300クラスでZを走らせたが、今のところHASEMI MOTOR SPORT以外は話がない模様だ。
チームは以下の通り。カーナンバー、エントラント、ドライバー、監督、車両名、タイヤメーカーの順だ。
23号車 NISMO 本山哲/ブノワ・トレルイエ 鈴木豊 MOTUL AUTECH GT-R ミシュラン
12号車 TEAM IMPUL 松田次生/ロニー・クインタレッリ 星野一義 カルソニック IMPUL GT-R ブリヂストン
24号車 KONDO RACING ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信 HIS ADVAN KONDO GT-R ヨコハマ
マシンはもちろんGT500仕様のR35型GT-R。
昨年からの最大の変更点は、エンジンの排気量が4.5リットル(型式:VK45DE)から、
レギュレーションで規定されている3.4リットル(型式:VRH34A)になったこと。
排気量を変更した狙いは、昨年まで大きく戦績に影響したという性能引き下げ措置を避けるためだ。
既にテスト走行も行われており、今年も日産系チーム総監督を務める柿元邦彦氏は
「4.5リットルと遜色のない素性の良さを感じている」とコメントしている。
なお、エンジンはレース専用に開発されたものではなく、市販車のものをベースにしたという。
タイヤに関しても大きな動きがあり、23号車は長年装着してきたタイヤをブリヂストンからミシュランにスイッチ。
これにより、3台とも異なるメーカーのタイヤを履くことになるが、
これはメーカーによってサーキットごとに得手不得手があることから、偏りを避けるための戦略と説明された。
ドライバーは、まず23号車が今年もチャンピオン候補の最有力である本山哲/ブノワ・トレルイエの盤石のコンビ。
12号車は、3年目の松田次生と、昨年はHASEMI MOTOR SPORTの3号車で1勝を挙げたロニー・クインタレッリの新コンビ。
24号車も新コンビで、4年目のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと、
昨年はクインタレッリの相棒だったNDDP出身の安田裕信だ。
ドライバーを代表して本山が挨拶を行い、
「ドライバー、監督、NISMO、日産のスタッフ全員でがんばって王座を奪還し、
シーズンの終わりには明るい話題を提供できるようにしたいと思います」とした。








